ソルトベイトフィネスには”ブルーカレントⅢ82B”一択!
昨今カテゴリとしても定着してきたソルトベイトフィネス。
しかしながら専用タックルはまだまだ少なく、あったとしてもどのロッドを選べば良いのか悩むことも多いでしょう。
今回は、筆者が買って本当に良かったと思える一本『ブルーカレントⅢ 82B』をインプレッションしていきたいと思います。
今回はメバルプラッキングでの使用感を主テーマにまとめていきたいと思います。
ブルーカレントⅢ 82Bの基本スペック
“ブルーカレントⅢ 82B”は、ヤマガブランクスから発売されいているソルトベイトフィネスロッド。
メバリングはもちろん、アジングやロックフィッシュなど様々な釣りに使える一本です。
適合ルアーの幅も広いので、他にも様々なジャンルの釣りで活用できると思います。
品番 | 全長(m) | 自重(g) | 継数 | 適合ルアー(g) | ライン適合(PE号/ナイロン・フロロlb) | 本体価格(円・税込) |
82/B | 2.49 | 93 | 2 | MAX20 (ジグヘッド2-20 / フロート3.3-20 /ジグ2-20 / リグ2-20/ プラグ2-15) | 0.4-0.8 / 4-10 | 31,900- |
ヤマガブランクス Blue Current III 82/B
自重:93g
継数:2本
ルアー重量:MAX20g
PEライン適合:0.4-0.8号
ナイロンライン適合:4-10lb
長さを感じさせない軽さ
驚きなのが92gという、8ft2inとは思えない軽さですね。
100gを切っている軽さは、細かいアクションが必要なメバリングやアジング、ボトムの釣りなど全てに活きてきます。
軽いプラグでもしっかり曲がる
MAX20gというスペックだと、どうしても硬いのではないかと思ってしまいますが、そんなことはありません。
写真は『ジョイクロ70F(4.1g)』のキャストシーン。軽いリグでも、しっかりと曲げ込めます。
3g前後が多いメバル用プラグなどでも穂先が柔らかく、ベリーへの重心の移行もスムーズなため軽快にキャストできます。
バットの強さ
ベリーからバットまでは、非常に強いです。
不意にかかった大型魚の引きにも耐えうるパワーを持っています。
500mlのペットボトルを付けて曲げていますが、まだまだ余力はありますね。
メバルプラッキングでの使用感が最高
アジングやチニング、ハードロックフィッシュなど様々な釣りに使ってきましたが、最適だと思ったのは“4cm前後のプラグを使用したメバルプラッギング”でした。
穂先のマイルドさが絶妙
穂先のクイッと入る感じが絶妙。ソリッドのメバルロッドとは異なり、柔らかすぎず適度なハリがあります。
メバルの硬いバイトも弾きすぎず、掛けにくいダルさもない感じ。
まさにちょうど良い味付けなのです。
ファイトの安心感
ロッドが長い分、突っ込みに対して溜め込みが効き、ロッドを立てておくだけで魚が勝手に浮いてきます。
メバルやアジなどの急激なツッコミを柔軟にいなしてくれるイメージです。ヤマガブランクスのロッドらしい設計だと思います。
フィールドとのマッチ感
メバルプラッギングをがっつりやる場合、ウィードエリアや磯、ゴロタ浜などなど、立ち位置が限定されたり飛距離が必要なことも多いです。
そういったフィールドでこそ、この”ブルーカレントⅢ 82B”の長さとパワーが必要となります。
飛ばして、掛けて、障害物をかわして、取り込み。一連の動作が、ものすごく楽なのです。
またベイトタックルならではの巻き取りのパワーや、太糸を使えるという利点を活かすにも、ちょうど良い設計だと思います。
メバルだけじゃない
メバルプラッギングにはベストマッチだと筆者は思っていますが、他の釣りでも十分以上に活躍するロッドです。
チニング
チニングの場合、長さとバットパワーを生かしたファイトが非常に良かったです。
長すぎるわけではないのでキャスタビリティや手返しも良いです。居着きのチヌ狙いで行う、ランガン主体の釣りでも活躍すると思います。
ライトテキサス
カサゴやソイ系などの、ボトム中心の釣りでも活躍します。とくに3~10g程度のライトテキサスが扱いやすいです。
レングスを活かして、高い根を超えたり一気に引き剥がすことも可能。ロッドが長い分、ラインを立たせやすく、根がかり回避もしやすかったです。
ライトソルトベイトには”ブルーカレントⅢ 82B”
1本で様々な魚種をオカッパリで攻略していきたい方には、自信を持ってオススメできる一本です。
スピニングでももちろん良いですが、ベイトタックルだからこそできる攻め方もたくさんあります。
ベイトフィネスロッドを選ぶ際は、ぜひ候補の中に入れてみてくださいね!