[sotoshiru/ソトシル] 釣りのセール品を毎日お知らせ! 国内最大級のアウトドア情報アプリ 無料ダウンロード

ヒラメの締め方&捌き方をわかりやすく解説。寄生虫のリスクも紹介します(2ページ目)

ヒラメの捌き方

まな板に乗せたヒラメ

ここからはヒラメの捌き方を解説します。

一般的な魚とは異なり、鱗をすき引きし、身は5枚に卸すのが特徴です。

鱗をすき引き

ヒラメのウロコをすき引き

ヒラメの鱗は細かい上に硬く、鱗引きでは鱗が取りにくいため、薄皮ごと鱗を取る「すき引き」がおすすめ。

包丁を平行よりやや斜めくらいの角度で尻尾側から入れ、常に前後に動かしながらゆっくり剥いでいきましょう。

ウロコを取ったヒラメ

すき引きが終わるとこのような状態に。

裏面も同様の手順ですき引きします。

傷ついたヒラメの身

力加減を誤ると身も削ってしまうため、注意してください。

自信がない方は、カナダワシを使って鱗を取るのも良いでしょう。

5枚卸し

ヒラメに包丁を入れる

まずは背骨に沿って体の真ん中に切り込みを入れましょう。

ヒラメに切り込みを入れる

上下2つに分かれた身を取り外していきます。

ヒラメの身を外す

背骨を刃先で引っ掻くようにし、少しずつ身を切り離していきます。

背中側の身を外す

背中側も同様の手順で。

ヒラメの身

片側ができたら、裏返して同様の手順で身を取り外しましょう。

五枚におろしたヒラメ

表裏合わせて4枚の柵が取れ、5枚卸しの完了です。

腹骨をすく

柵が取れたら腹骨はすいておきましょう。

ヒラメの縁側と身

エンガワも外しておきます。

ヒラメの皮を引く

刺身などで生食する場合は尻尾側から皮を引きましょう。

ヒラメの柵

これで柵取りの完成です。

おすすめの食べ方

ヒラメを食べる

簡単かつ美味しくヒラメを味わえる、おすすめの食べ方を紹介します。

刺身

ヒラメの刺身

まずはシンプルにお刺身で食べてみましょう。

弾力のある食感と上品な味わいがあり、まるで根魚と真鯛が合わさったような風味です。

釣りたては食感を楽しめますが、より旨味を味わいたい方は2〜3日熟成させるのもおすすめ。

ヒラメの寿司

お寿司にしても絶品です。

えんがわユッケ

えんがわユッケ

希少部位のエンガワは刺身も美味ですが、筆者のイチオシはユッケ。

コチュジャン・醤油・砂糖・にんにく・ごま油・ネギ・ゴマと混ぜ合わせ、卵黄を落とします。

強めの味付けながら、エンガワ独特の食感と旨味が味わえ、お箸が止まりません。

ムニエル

ヒラメのムニエル

生食に飽きたら、塩胡椒と小麦粉をまぶしてバターで焼き、ムニエルにするのがおすすめです。

バターのコクがヒラメの旨味をさらに引き出してくれ、相性は最高。

レモンやオリーブオイル、カレーパウダーなどを加えてアレンジしても美味しいですよ。

ヒラメを美味しく食べよう!

釣ったヒラメ

高級魚のヒラメといえど、釣った後の処理が適切でなければ、鮮度が低下して味が落ちてしまいます。

美味しさを存分に引き出すためにも、締めて血を抜き、しっかり冷やして持ち帰りましょう。

捌くのに少しコツがいる魚ですが、その味は格別ですよ!

画像提供:tsuki

関連記事

2 / 2ページ