カゴ釣りの餌

カゴ釣りはコマセを使って青物や大型のアジ、マダイ、サバなどを狙う釣り方です。
魚種や状況によってはコマセの種類で反応が大きく変わるため、状況に応じてエサを使い分けることが重要。
本記事では、元釣具屋の筆者がカゴ釣りのエサ事情について解説します。
コマセ(撒き餌)

カゴに詰めるコマセの種類や特徴、使用量の目安を紹介します。
オキアミ

カゴ釣りではもっともポピュラーなコマセ。
幅広い魚種を狙え、集魚力もそこそこ強く、深いタナにも撒き餌を効かせやすい餌です。
餌の量は、半日程度なら3kg、丸1日釣りをするなら6kg程度を目安にしてください。
オキアミ+集魚剤

オキアミに集魚剤を混ぜることで、集魚力のアップと増量効果を得られます。
集魚剤はオキアミの水分も吸収してくれ、餌がまとまるので扱いやすくなることもメリット。
配合の目安は、オキアミ3kgに対して1袋(1kg前後)です。
ボイルオキアミ

オキアミを加熱処理したものがボイルオキアミです。
集魚力はオキアミに劣りますが、比重が軽い分、生のオキアミよりゆっくり沈下します。
ゆっくりヒラヒラと沈下することで視覚的なアピールは強く、広範囲に撒き餌が効きやすいため、とくに青物には効果的です。
オキアミと同じく、半日程度なら3kg、丸1日釣りをするなら6kg程度用意しておきましょう。
アミエビ

オキアミより拡散性が高く、臭いも強いため、集魚力が非常に強力な撒き餌です。
集魚力が強い分、エサ取りを多く集めてしまいますが、喰いが渋い場合はよく効きます。
アジやグレ、イサキなどの小型魚に対して強く、集魚剤としての役割でオキアミに混ぜるのも効果的です。
餌の量は、半日程度なら2kg、丸1日釣りをするなら4kg程度を目安にしましょう。
刺し餌

針につける刺し餌について解説します。
基本は生オキアミとボイルオキアミの2通りです。
オキアミ

コマセに生オキアミを使う場合、基本的には生オキアミを刺し餌にするのがセオリーです。
柔らかくて喰いこみに優れるので、魚の活性が低い時にも有効。
ただし、柔らかい分だけハリから外れやすく、餌取りにも弱いことがデメリットです。
ボイルオキアミ

生オキアミより身が硬いため、エサ取りに強く、針からも外れにくいです。
生オキアミと比較するとやや食い込みが悪く、低活性時はハリ掛かりしにくい場合があります。
餌を使い分けて釣果アップ!

カゴ釣りでは、コマセも刺し餌も生オキアミがベースです。
大物狙いやエサ取りをかわしたい時はボイル、集魚力を重視する時はアミエビもぜひ使ってみてください。
餌を使い分けられると、釣果が伸びますよ!
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