アジング×アミエビ
アジングをしていると、「一瞬釣れたけどすぐ釣れなくなってしまった」ってことが多くありませんか?
常夜灯があればアジは留まり続けますが、昼間や暗闇だとすぐにどこかへ回遊してしまうことも多いですよね。
でも、せっかく来たからにはたくさん釣りたい……。
そこでワタクシは思い付きました。「アミエビを撒いたらアジがいっぱい釣れるんじゃない?」と。
アミエビに期待すること
アミエビアジングの目的
- 1.アジをずっと自分の前に留める。
- 2.ポイントを近くして尚かつ浮かせて、近距離・浅いレンジで手返しよく釣る。
- 3.いっぱい釣る!
しっかりと目的意識を持ち、アミエビを撒きながらアジングしていきます。
それに、アジの成長にも微力ながら貢献するはず。資源保護の観点でも、普通のルアー釣りよりかは……。
決して卑怯な手段とかではありません!笑
チューブタイプのアミエビを用意
大掛かりなことはしたくないので、扱いやすいチューブタイプのアミエビ(アミ姫キララ)をチョイスしました。
チューブタイプは解凍の手間がなく、持ち運びも便利です。良い匂いがするし、手もあまり汚れません。
そのままでは投げられないので、 投入用のスプーンを用意しました!
検証開始
極寒の1月に、アミエビとアジングタックルを持って近所の防波堤に行ってみました。
アジが散りやすい日中をあえて選んでみましたが、その結果はいかに……。
まずは普通にアジング
釣り場へ着いたら、とりあえずアミエビを撒かずにアジングをしてみました。
まったく何も釣れません(笑)
アミエビを撒いていく
ワームだけでは反応が無かったので、アミエビを撒いてみることに。
1回目、2回目、3回目、と撒きますが、アジは寄ってきません。
「少し流れが出てきたな〜」と思いながら、撒くこと5回目くらいに……
あなた達、どこに潜んでいたの!?
と、笑えるほどに大量のアジと小鯖がワラワラと湧いてきました。
すかさずワーム投入してみたら
ワームは小さくてアミエビっぽい色のものをチョイス。
アミエビの動きと同調させたいので、ジグヘッドは0.5gにしてみました。
いざ、記念すべきアミエビアジング1投目!
すぐ釣れてしまいました(笑)
アジは狂ったようにワームに反応してきます。
初めは魚がアミエビに夢中になり、「ワームが無視されるのでは?」とも思いましたが、良い意味で裏切られました。
ちなみに、小鯖は不思議とワームを無視。不思議です。
そして次を釣ろうと海を見てみると、アジがいなくなっています。周りを見渡してもどこにも姿がありません。
あれだけ湧いていたアジが一気に沈みました(笑)
「群れを散らしてはいけない!」と、すかさずアミエビを投入すると……
またしても底付近から一斉に湧き上がってきました!
そこからはアミエビを途絶えさせることなく撒き続けると、ずっと釣り続けられましたよ。
アミエビ撒くのを止めたら
アミエビが無くなったので撒くのを止めて普通にアジングをしてみましたが、意外とそこそこ釣れます。
アミエビの匂いや食べ残しが海中に残っているせいか、撒くのを止めてから30分ほどは釣れ続きました。
アジが沈んで目視できなくなりますが、周囲にキャストして探ると反応してくる状態が続きます。
しかし!
撒くのを止めて30分〜1時間ほど経過すると、アタリが一切無くなり、まったく釣れなくなってしまいました。
恐らく、どこかに行ってしまったのでしょう。