2021年下半期も、たくさん買いました!
注目の新製品が目白押しだった2021年下半期。
読者の皆様もいろんな釣り具を買われたと思いますが、TSURI HACK編集部もいろんなアイテムを購入しました!
今回はその中から、「買ってよかった!」というアイテム&2022年に狙っているアイテムをご紹介します。
【動画版】買ってよかった釣具はこちら
編集部 イシカワ
買ってよかった
レガート190F(マリア)
2021年は磯からの青物狙いに、通い込んだ年。自分のMVPはレガート190Fです。
釣れないことも多くて、色々とルアーを買い漁りましたが……
このルアーには超がつくほど助けられたな〜と思ってます! マジで良い出会いでした。
レガートの良いところは……
まず、超ハイピッチジャークで使いやすいところ!
他のルアーがエラーしがちなスピードでも扱えるので、見切られる、乗り切らないときに大活躍してくれます。
次に、高速リトリーブでも使用できるところ!
ジャークでは追い切らないときやベイトが小さすぎるときに、リップレスミノーと思ってグリグリ巻き倒しています。
要するに、他のルアーではやりづらいことができるルアーという感じでしょうか。
来年ほしい
かれこれ丸1年悩んでます。
編集部 O
買ってよかった
クーラーボックス ジャーマンカーキ 24.5L(サンカ)
まるで示し合わせたかのように。属性的には殆ど同じな“冷蔵庫”がそうであるように。
釣りのクーラーボックスには、“カラー”を選択する自由がほとんどありません。
保冷力、機能性、耐久性。もちろん大事でしょう。
でも、人が受けとる情報の内、約8割は視覚。
見た目(カラー)で選びたいんです! 今時風なジャーマンカーキに心掴まれちゃったんです!!!
「なんでクーラーボックスって白しかないん?」
悲しげだった心の節子も、これに出会えて、今は安らかな表情を浮かべています。
断熱材は発砲スチロール。保冷力は高くありませんが、日帰り釣行程度であれば十分使える範囲。
トレーや水抜き穴といった目立った機能はなく、ただの“箱”を想像していただけると近いでしょう。
座れるような強度はありませんが、断熱材が発泡スチロールなので軽く、持ち運びやすいというメリットも。
ちなみに24.5Lの内寸は幅38cm。60cm程度の魚も曲げれば入ります。実売は3,500〜4,500円程度とリーズナブル。
サンカ クーラーボックス ジャーマンカーキ 24.5L
来年ほしい
ダイワ ライトフロートゲームベスト フリー DF-6421 ミリタリーベージュ
ゲームベスト。全体的に“黒”の印象が強いアイテムですよね。
黒のアウターに、黒のゲームベスト。それに黒のウェーダーを合わせた日には、SWATの群の中に紛れ込んでも区別がつきません。
(SWATの群れ?)
これはミリタリーベージュといったカラー名ですが、ジーパンなどと合わせるととてもカジュアルに着こなせそう。
編集部 K
買ってよかった
Monstruo 710 Mobile(ツララ)
ヘビークラスのなんでも系ベイトロッドとして、今年3月に購入。
そもそもは琵琶湖系のバスロッドですが、汎用性の高さが尋常じゃなく、海の釣りにもバッチリです。
ロックフィッシュ、ビッグベイトシーバスに始まり、タマン狙いのぶっ込み釣りも楽勝!
やや入るティップと、パワフルなバットでパワー系の釣りならなんでもこい。
3ピースで持ち運びも楽ちん。頼もしい旅のお供になってくれます。
せっかくの3本継ぎなので、ちょい繊細めのティップセクションを作ってあんな釣りを……
なんて妄想が止まらなくなる、最高の友達とも言えるロッドです!
ツララ Monstruo 710 Mobile
来年ほしい
ずーっと借り物タックルで青物ジギングをしてましたが、来年はマイタックルを持とうと決心。
仕事で散々色んなリールのインプレをさせてもらった結果、リールは21ツインパSWがベストかな、と思ってます。
廉価モデルでとりあえず揃えちゃうのも考えましたが、大型リールは一度買ったらそうそう買い換えるものではありません。
40も過ぎたことだし、出来るだけいいやつを買っておいた方が釣りも楽になるなと。
タックルが揃ったらブリ、デカマサ、カツオ、キハダ……いい歳こいて夢ばっかり広がっちゃってます(笑)
編集部 しみけん
買ってよかった
ステラSW 6000PG(シマノ)
ベイエリアでのジギング&ショアジギング用に購入してみました。
やっぱりステラなだけあって、巻き上げの強さがGOODです。大きなヒラマサやマグロを釣らなくても、ベイジギングでもそれがしっかり分かると思います。
前作と比べると、巻きが格段に軽くなっているのも見逃せません!
旧モデルを使っているほど進化がよく分かり、ブレることなく正常進化していることを感じられます。
巻き感も非常に良いので、陸から大型ミノーや鉄板バイブレーションを気持ちよく使えるのもナイスですね〜!
来年ほしい
シマノ オシアコンクエストCT 301HG
「来年ほしい!」とは言ったものの、すでに持っています。丸3年ぐらい使いました。
要するに、もう1台ほしいぐらい良いリールってこと!
2021年は魚探から釣りを考える“Eジギング”に精を出した1年。そんなEジギングには、カウンターを搭載した丸型リールが最適。
釣り物に合わせて糸を巻き替えるのが面倒なので、もう1台欲しくなったというわけであります。
あ、カブラ用も含めるともう2台か!
編集部 たなか
買ってよかった
インディー(ミステリーランチ)
バス釣りをメインにランガン用のバッグをずっと探していたのですが、私なりのベストチョイスがこれでした。
気に入っている点としては、安心のミステリーランチ品質であるということ。
アウトドア好きなら一度は耳にしたことがあるであろうミステリーランチ。
究極のバックパックが人気のブランドですが、こちらのショルダーバッグも抜かりなし。
通勤・通学のために設計されており、サンデーアングラーの使用頻度ではそうそう壊れることはありません。
ショルダーストラップが幅広で背負い心地も良いです。
もちろん機能面も◎。
バッグ内部にはジップ付きのポケットがあり、ラインの切れ端を入れたりしてゴミ箱として活用。
外側のポケットには仕切りがあり、フック、シンカー、リーダー、プライヤー類を収納してます。
本体背面にもジップ付きの大きなポケットがあり、整理して収納することにとても長けているバッグです。
釣りにおける収納力はというと、個人的には大きすぎず小さすぎずでベストサイズ。
メインの荷室には、プラグ用のボックス(メイホウ VS-3010NDM)とワーム(5〜10袋)、ワイヤーベイトやその他小物類が入った100均のファスナーケースを収納していますが、これで適量といったところ。
それ以上の量を持ち歩くとなるとかなり嵩張るので背負い心地に影響が出ます。
そのため、大量のルアーを持ち歩きたい方には、釣具メーカーのバッグの方が使いやすいのは間違いないでしょう。
ただ、軽快にランガンできるサイズ感と背負い心地が私のスタイルには完全にハマってくれたということです。
ちなみに、バッグ側面のナイロンテープは自分で付けたもの。ラインカッターやプライヤーホルダーを装着できるようになってます!
来年ほしい
来年は本格的にライトゲームをやりたいと思っているので、2000番サイズのリールを購入予定。
予算的にカルディアと考えていたのですが、ルビアスの150gという軽さが魅力的で捨てがたい!
カルディアも充分軽いので迷いますが、25gの差は大きい……。
気持ちが行ったり来たり状態ですが、今の気分はルビアスに傾いています。
編集部 ノグチ
買ってよかった
ラインローラー ダイレクト forダイワ リアル用(IOSファクトリー)
アジングやトラウト、バスなどをメインに酷使してきた12ルビアス1003。
釣行後は水洗いとオイルを挿す程度のメンテナンスを行ない、リール自体にはなにも不満はなかったんですが……
ある時期からライントラブルに悩まされるように。(とくに1g以下のジグヘッドを使う際)
糸巻き量を減らしたり、飛距離を犠牲にしてサミングを強めにかけたり、ラインコート剤を振りかけたり。
と、いろいろ策を講じるもトラブルは収まらず。
というわけで、ラインローラーをIOSファクトリー製のものに交換!
風でラインがたわんでいても、0.5gの軽量ジグヘッドを使っても、しっかりとラインローラーが回っているのを目視で確認できます。
さらに感覚レベルですが、飛距離も伸びて快適に!
強風時やライン巻き替えたての時はトラブルゼロとまではいかないまでも、交換前と比べるとトラブルは激減!
やっぱり“トラブルで釣りができない時間“は、ロス以外の何物でもないですもんね。
もうすぐ10年選手のリールですが、まだまだ酷使していきたいと思います!
IOSファクトリー ラインローラー ダイレクト forダイワ リアル用
来年ほしい
ダイワ トランクマスターHD TSS 4800
今年東京湾でアツかった『キャスティングサワラゲーム』。
サワラがあちこちで跳ねるとテンションMAX! そしてあの強烈な引きはやみつきになりそ〜。
なにより、最高に美味いんですよねぇ。
初挑戦でいい思いをさせてもらったことに味をしめ、来年は大型クーラーを新調してオフショアゲームを存分に楽しみたいと思ってます!
美味しい魚を最高の状態で持ち帰れば問題ないですよね(遠い目)
編集部 T
買ってよかった
アルファス CTSV(ダイワ)
発売は2019年なので、「今さら?」と思われる方も多いでしょう。ジリオンSVTWでカバーしきれないような軽量ルアーを、より快適に扱うために購入しました。
しかし実際に使ってみると、7g程度のプラグが思ったよりも使いにくいではないか!(ムキー!!)
そこで、試しに「クランキング用のリール」として運用し始めたところ、このリールの本当の使い道が見えてきました。
30mmスプールにCT(コンパクト)の名が冠されているので、軽量ルアー専用機と思われがちですが、そんなことはありません。(というより、僕自身、軽量ルアーはこのリールでは投げません)
そのため、国内でベーシックサイズとされるシャロークランクとの相性がとってもいいのです。
クランキングで使いやすい10〜12lbのラインが、下巻きなしで最適量巻けるのも、何気に評価ポイントかと思います。
重量は170gで、実売価格は2万円ちょっと。なのにちゃっかり日本製というのが嬉しいですよね。
ただスプールが30mmスプールなので実質的な巻き取り長が短く、結局「XH」がラインナップしている、スティーズCTSVが欲しくなるという誘惑つき(笑)
最近のダイワベイトリールラインナップは、明確に“得意な領域”が住み分けされている印象。ジリオンSVTWでダイワ機の魅力に触れた方、このリールを次の1台としておすすめしますぜ。
来年ほしい
「いや、スティーズじゃないんかい!」というツッコミを入れたくなると思いますが、CT機3種の中でデザインが圧倒的に好みなんですよね。
巻物とも相性が良さそうな丸型に、大人っぽいシルバー……これで“快適なクランキング”をおこなう未来を想像せずにはいられません。
“ミリオネア”だけに!
編集部 ソガちゃん
買ってよかった
エンピナード 91S+(トランスセンデンス)
磯場でのヒラスズキゲーム用のマルチピースロッド。レングスは10ft8in、9ft1inの2パターンに可変します。対応ウェイトは12〜56gです。
ヒラスズキで使う10ft8inモードでは、20g前後のプラグを非常に扱いやすい印象です。
今回このロッドを選んだ理由は「磯ヒラの釣果は数倍上がった」と断言できるからに他なりません。本当に買ってよかったと思っています。
釣果が上がった最大の要因は、仕舞寸法600mmのコンパクトさ。磯ヒラスズキは様々なポイントを行き来するランガンゲームが主体です。
さらにポイントにたどり着くまでの道中は険しく、道なき道を歩いたり、山越えをすることが多いでしょう。
今までは片手にロッドを持っていたがゆえに、安全面はもちろん、ロッドの破損を恐れてたどり着けない場所が多かったです。
エンピナードを手にしてからは、安全かつ素早くエントリーできるようになりました。結果的に打てるポイントの数と質が上がったため、釣果が上がったというワケです。
不意の大型青物のヒットを想定したような固めのロッドではなく、あくまで大型ヒラスズキまでを想定したロッドです。
穂先が適度に柔らかく、バイトを弾くことなくしっかりと乗せることができます。ヒットした後も、適度なテンションを掛け続けられるため、バラすことなく着実に魚を弱らせ、ランディングまで持ち込めます。
ちなみに9ft1inモードでは、コノシロパターンで多様する大型プラグも扱いやすいので、固めのシーバスロッドとして兼用するのもアリですよ。
来年ほしい
エイムス ブラックアローアンリミテッド 93ML
新製品というわけではありませんが、このロッドを来年購入しようと考えています。
先日試し投げをしてきましたが、適度なハリ感に加え、バチ抜け用軽量プラグから12cm台ミノーまで扱えるしなやかさがありました。
とにかくバランスが良く、1本でシーバスゲームを楽しむなら、これ以上ないのではないかと思るほど良かったです。
編集部 M
買ってよかった
NO LIMITSハンドル 83mmアーム AG45ノブ(SOM)
これまでハイギアでしゃくり続けてきた中年ジギンガーですが、ここ数年、とくに払い潮でしゃくり続けるのがしんどくなってきました。
巻きの重さが少しでも軽減されるよう、ラインの巻き量などに工夫をこらしてきましたが……
今季はハンドルアームのロング化をすべく、SOMのカスタムハンドルを導入してみました。
正直なところ、はじめは「カスタムハンドルなんて見た目の満足度でしょ」なんて思ってました。
しかし実際に使ってみると、全リールのハンドルを変えたくなるほどの違い!
長さはノーマルから8mm変わっただけなのですが、大昔に習ったテコの原理というやつで、ファイト時はもちろん、しゃくる時の体力負担も軽減されます。
もちろんその恩恵は釣果にも反映され……
という皆様の声が聞こえます。
来年ほしい
ティップラン〜SLJなどオフショアライトゲームを幅広く遊べそうな1本。
下半期もたくさん買うで!
買っても買っても新しい釣り具を欲しくなるのが、釣り人の性。
下半期もドンドン新しい釣り具を買って釣りを楽しみたいと思います!