寿司が食べたい!そんな時は「手まり寿司」

釣った魚を料理するのって、釣り人にとって喜ばしい瞬間ですよね。
市場にあまり流通していない魚や、新鮮な魚を食べられたりと、釣り人冥利に尽きます。
魚本来の味を楽しめる魚料理といえばやはり刺身。そして日本人の好きなものといえば、やっぱり“SUSHI”。
家族や友人からの希望もあり、握り寿司にも挑戦したのですが、うまく握れないんですよね。
「でもやっぱり寿司は作りたい!」そう思い、見つけた調理法が手まり寿司でした。
ラップで簡単!手まり寿司の作り方
魚を捌く

シーズンに入って良型が釣れ始めたメバル。
毎度刺身にして食べていたら、嫁から「お寿司が食べたい」と言われてしまいました(笑)
この釣ってきたメバルを捌き、手まり寿司にしましょう。

手まり寿司のネタは自由。
小さい魚でも刺身にすることさえできれば、少ない量でも寿司にできるのが良いところです。
今回はメバルを昆布締めにしたものを寿司ネタにします。

寿司ネタにする魚の身はなるべく薄めに、かつ面を広く切っておくと食べやすいです。見栄えも良くなります。
この他、シャリにする酢飯や、お好みで薬味を用意しておけば準備完了。
手まり寿司の作り方

ラップを、利き手の逆の手の平の上に広げ、その上にまずは寿司ネタを置きます。

続いてシャリをのせます。
量はゴルフボールより少し小さいくらい。シャリが多いとおにぎりみたいになってしまうので注意です(笑)

あとはシャリと隙間ができないように、ラップを利き手でギュッと絞り込みます。
この時点で丸くなるように整形すると見た目が良くなりますよ。

あとはラップから寿司を取り出し、盛り付けるだけ。
寿司には触れずにラップから出せるので、手を汚さずに作れて衛生的です。

コロンとしたかわいらしい見た目の手まり寿司。
調理はたったこれだけ。手まり寿司の完成です。
薬味をのせて、より美味しく楽しく

手まり寿司の完成!
このままでも十分美味しいのですが、もう少し華やかにしたいところ。
本来手まり寿司は、身の色が異なる魚を使うことで、華やかさを演出します。
しかし、釣ってきた魚を使うおうと思うと、あまりネタにバリエーションは持たせられないんですよね。

そんなときは薬味でカバー。
色味のある薬味をのせることで見栄え良く、色々なアレンジが楽しめますね。
薬味も好きなものでOK。色々な薬味を試すのも楽しみのひとつですね。
簡単でおいしい手まり寿司

握り寿司を作るより遥かに簡単で、それでいておいしい「手まり寿司」の完成です!

コロンとしたかわいらしい見た目も、手まり寿司の魅力のひとつ。
食べる前から楽しいのが嬉しいですよね。

ネタの良し悪しや、シャリの握りの強さなどで変わりますが、作り方が簡単なので味のブレが少なく美味しいです。
丸く小さなサイズで作れるので、子供でも女性でも食べやすいと言ってもらえます。

作るのが簡単なだけに、色々なネタで作りたくなるのもこの料理の魅力ですね。
買ってきた魚でももちろん良いですが、釣った魚を捌いて、自分だけの寿司を作って食べると感動しますよ。
寿司が作りたくなったら手まり寿司を

ラップを使って、手を汚さずに作れるだけでなく、とっても衛生的。作り方も簡単で、家族や友人など楽しめる調理法です。
作る人によって、ときに“大きすぎる手まり寿司”ができたりもしますが……それもご愛嬌。わいわい楽しめます。