青物(青魚)はぜんぶで何種類いるの?ターゲットごとに釣り方や料理法を解説します!

2021/11/29 更新

青物とは青い魚の総称です。これといった明確な定義はありませんが、背が青いことや群れで回遊するという特徴をもっています。代表的な魚はサバやイワシ、カンパチ、サンマなどです。今回は魚種ごとの釣り方と料理法について解説してみました。


青物(青魚)とは?

ショアジギングの画像
撮影:TSURI HACK編集部
青物とは青い魚の総称です。これといった明確な定義はありませんが、背が青いことや群れで回遊するという特徴をもっています。代表的な魚はサバやイワシ、カンパチ、サンマなどです。

奥田
ここでは釣りのターゲットになる青物をメインに、釣り方や料理法とともに紹介していきます。

 サバ

サビキ釣りの画像
提供:釣り好き!まっちゃん
サバは春から秋がシーズンの青魚。足場の良い防波堤からサビキ釣りで狙うことができるので、初心者におすすめのターゲットです。

釣れるのは平均20cmのものが多いですが、掛かるとグングンとパワフルな引で釣り人を魅了します。

エサ釣りだけでなく、ルアーフィッシングの対象魚としても人気で、5~10g程度の軽いメタルジグで狙うと良いでしょう。

美味しい魚で調理法も様々。塩焼きやフライ、煮付けがおすすめの食べ方です。鮮度の良いサバの場合、刺し身で食べることもできますが、アニサキスがいる場合があるので要注意。

奥田
サバは傷みやすい魚なので、血抜きなどの下処理をしっかりした上でクーラーボックスに保管しましょう。

サバの釣り方



サバの料理法






イワシ

ウルメイワシ 日本で釣れるイワシは主に3種類でマイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシです。サバと同じく防波堤からサビキ釣りで狙います。

釣れるシーズンは7月から10月頃。回遊のタイミングに当たれば、入れ食い状態を味わえます。多くの釣果を期待できるので、初心者でも気軽に釣ることができる魚です。

イワシは魚に弱いという字のとおり、傷みやすい魚。釣った後は、しっかり下処理をして保管するようにしましょう。

奥田
旬の時期のイワシは脂がのっていて美味しいうえに栄養満点。塩焼きや蒲焼き、天ぷら、つみれ汁など幅広い調理法でいただくことができます

イワシの釣り方


イワシの料理法




アジ

アジングの画像
提供:FISHING GANG YOSHIKI
アジは木の葉のような平たい体と、尾びれ近くにあるゼイゴが特徴的な魚です。釣り場は漁港の堤防や河口など。サビキ釣り、かご釣り、小さなプラグやワームを使ったルアー釣りで狙うことができます。

とりわけ、ルアー釣りは「アジング」と呼ばれ専用のタックルが出されるほど人気で、一年を通して楽しむことができます。

初夏から秋にかけてがハイシーズン。サイズと量を求めるなら活性が上がる夜釣りがおすすめです。様々な調理法がありますが、定番料理はお刺身やフライ、南蛮漬けなど。

奥田
食味に長けた魚で、釣りの初心者からベテランまで多くの人に愛されるターゲットです。 

アジの釣り方




アジの料理法




サワラ

サワラ
撮影:TSURI HACK編集部
成長するに従って、呼び名が変わる出世魚です。60cm以上のものを一般的にサワラと呼びます。釣り方はルアー釣りや、活きエサ(アジやイワシ)を使った泳がせ釣りがメジャーです。

鋭い歯を持っているため、ハリスやリーダーは太めのものを用います。6月から12月頃までは防波堤などのおかっぱりでも狙うことができますが、冬になると深場に移動するため、船釣りがおすすめです。

奥田
サワラはとても美味しい魚として知られています。刺し身や塩焼き、照り焼きやムニエル、フライなどのような調理方法でも美味しくいただけます。 

サワラの釣り方






サワラの料理法


 ソウダガツオ

ソウダガツオの画像
撮影:TSURI HACK編集部
スズキ目サバ科の魚で、カツオの仲間というよりはサバに近い魚です。大きいもので最大60cmになりますが、平均は30~40cm程。

回遊魚のため地域によって釣れる時期は異なりますが、7~12月が防波堤などのおかっぱりから、もっとも良く釣れるシーズン。釣り方はメタルジグやミノーを使用したルアー釣りや遠投かご釣りがおすすめです。

その他、サビキ釣りでも狙うこともでき、回遊のタイミングに当たれば入れ食いも経験できます。

ソウダガツオはすぐに鮮度が落ちる魚なので、美味しくいただくには釣ってすぐの血抜きと下処理が重要です。

奥田
おすすめの食べ方は、焼き物や煮付け、フライなど。新鮮なものは刺身やたたきでいただくことができます。 

ソウダカツオの釣り方


ソウダカツオの料理法


カンパチ

カンパチ
撮影:TSURI HACK編集部
カンパチという名前の由来は、目のところにある黒い線が漢字の八の字に見えるから。ブリやヒラマサとともに「青物御三家」と呼ばれています。

最も大きなもので全長2m、体重80kgにまで成長。パワフルで暴力的な引きをするので、釣りの対象魚として大変人気の魚です。

釣り方は船からのジギング釣り、アジなどの活きエサを使った泳がせ釣りなど。主な釣期は夏から秋にかけてですが、地域によっては春から初夏でも狙えます。

奥田
カンパチは大型になっても食味が良いため、高級魚として扱われています。刺し身はもちろん、照り焼き、煮付け、しゃぶしゃぶなどの鍋料理がおすすめの調理法です。 

カンパチの釣り方


カンパチの料理法


ブリ

撮影:TSURI HACK編集部
ブリも大きさによって呼び名が変わる出世魚です。地域によって様々な呼び名があります。関東では35cm以下をワカシ、60cmまでをイナダ、60cm~80cmをワラサ、それ以上をブリと呼びます。

頭から尾びれの付け根まで走る黄色いラインが特徴的な魚です。ヒラマサによく似ていますが、「上あごの端が角ばっている」ことと、「目からエラぶたの幅が広い」という違いがあります。

釣り対象魚として大変人気があり、主に船からのジギング、泳がせ釣り、カゴ釣りで狙うことができ、もちろん防波堤や磯などの陸からも釣ることができる魚です。

奥田
定番のブリ大根がおすすめの調理法。また、照り焼きや刺身、竜田揚げなどでも美味しくいただけます。 



ブリの釣り方






ブリの料理法


 ヒラマサ

ヒラマサ
撮影:TSURI HACK編集部
大型の肉食魚で、大物釣りの対象として人気の魚です。平均1m程ですが、最大で2.5mにも成長します。回遊速度50kmに迫るパワフルな引きが特徴的です。大型のヒラマサ狙いなら春か、晩秋から初冬にかけてが良いでしょう。

船からも陸からも狙うことができ、それぞれ釣り方は異なりますが、ジギングやトップウォータプラグを使ったルアー釣りのほか、泳がせ釣りやカゴ釣りといったエサ釣りでも楽しめます。

ヒラマサはブリと比べて脂が少なく、筋肉質で歯ごたえのあるさっぱりとした味わいの魚です。刺身や照り焼き、煮魚などあらゆる調理法で美味しくいただくことができます。

奥田
大型個体ではシガテラ中毒も報告されているので注意が必要です。

ヒラマサの釣り方








ヒラマサの料理法


釣って楽しく食べて美味しい青物

ワイヤーで神経締め
撮影:DAISUKE KOBAYASHI
サバやイワシ、アジといった小物から、カンパチ、ブリ、ヒラマサなどの大物まで。青物は幅広く釣りのターゲットとして親しまれています。

どれも釣って楽しく、食べて美味しい魚です。調理法も多種多様で、栄養価が高いのも青物が愛される理由でしょう。ただし、青物は傷むのが早いため、血抜きなどの下処理は重要です。

加えて、アニサキスやシガテラなどの食中毒の例も報告されているため注意が必要でしょう。

奥田
さて、皆さんはどの青物を釣りたいですか? ぜひ、今週末、釣り道具を手に出かけてみてください。

 

 

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知人の影響で沖縄へと移住した釣り好きライター。ルアーフィッシングをこよなく愛し、その季節にあわせた様々なお魚を追いかけています。

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