メタリアカワハギの画像

人気のメタリアカワハギをインプレ。感度の高さと掛かりの速さに驚き!

メタルトップとAGSの組み合わせによる感度の高さで人気のメタリアカワハギ。そんなメタリアカワハギのMH-175を購入してみました。操作性や感度、掛け心地をインプレします。

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

高感度なカワハギロッド

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メタリアカワハギはダイワから発売されているカワハギ専用ロッドです。

ダイワのカワハギロッドの中では、極鋭カワハギの下位、リーディングカワハギの上位に位置します。

名前の通りメタルトップ(金属穂先)が搭載され、感度の高さが人気のシリーズです。

本記事では、そんなメタリアカワハギを元釣具屋の筆者がインプレッションします。

メタリアカワハギのラインナップ

品名全長継数仕舞寸法自重オモリ負荷調子定価
M-1751.75m1本175cm65g20-35号8:236,000円
MH-1751.75m1本175cm67g20-40号8:236,000円
S/MH-1751.75m1本175cm69g20-40号7:336,000円
MH-175-21.75m2本92cm70g20-40号8:236,000円
MHH-1751.75m1本175cm67g20-40号9:136,000円
H-1711.71m1本92cm69g20-40号9:136,500円
MHH-175-21.75m2本92cm72g20-40号9:136,500円

MH-175を購入

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オールラウンドなMか、少し硬めのMHかで悩みに悩み、MH-175を購入。

筆者が釣行するエリアでは30号以上のオモリ、30m以上の深場で釣りをすることがあるため、少し硬い方が釣りやすいと考えました。

MHクラスには2ピースモデルのラインナップもありますが、携帯性よりも絶対的な性能を優先して1ピースモデルをセレクト。

メタリアカワハギの特徴

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まずはメタリアカワハギの特徴から紹介します。

穂先

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メタリアの名前の通り、穂先にはメタルトップが搭載されています。

メタルトップは超弾性チタン合金製の金属穂先で、カーボンとは異なるしなやかさと反発力を持ち合わせていることが特徴。

これによって高い目感度と手感度を両立しています。

ブランク

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ブランクには高密度高強度カーボンのHVFナノプラスを用い、ネジレ対策としてX45による補強を導入。

これによって高強度かつ軽量なブランクに仕上がっており、感度や操作性が高められています。

ガイド

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カワハギ竿の命である穂先部には、ダイワ独自のAGS(カーボンフレームガイド)が配置されています。

数えたところ、トップガイドから7番ガイドまでがAGSでした。ちなみにガイドリングはすべてSiCです。

グリップ

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リールシートには、ダイワオリジナルのエアーセンサートリガーシートが採用されています。

かなりスリムなので手が小さい方でも握りやすいです。

メタリアカワハギMH-175をインプレ

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ここからは、メタリアカワハギMH-175の使用感をお届けします。

水深20〜30mのエリア、オモリ30号をメインに使っています。

十分すぎるほど軽い

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自重は67gで、カワハギ釣りには必要十分な軽さです。

極鋭シリーズと比べるとやや重く感じるかもしれませんが、90g台が多いエントリーモデルと比較すると圧倒的に軽く感じます。

丸1日釣りを続けても疲労感が少なく、納竿までストレスなく誘い続けられました。

ハイレベルな誘いができる

こちらはオモリ30号、水深20〜30mで誘いを掛けている動画です。

柔軟なメタルトップ部分が曲がり込んでいるのがよく分かると思います。

張りのあるブランクは仕掛けのコントロール性がよく、タタキや聞き上げなど、カワハギ釣りの基本となる誘いがとてもしやすいです。

感度は抜群

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メタルトップとAGSの恩恵か、感度は抜群。「メタリアでこのレベルだったら極鋭はどれだけ?」って思ってしまうほどの感度です。

ゆっくり誘い上げていると、魚が触れたか触れていないかがよくわかります。

感じられるアタリが増えるとチャンスが増えるので、アタリがわかりにくいカワハギ釣りでは大きなアドバンテージです。

掛け感に優れる

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基本的にメタリアカワハギは8:2調子ですが、ダイワ製カワハギ竿の独自表現では1444調子と表されます。

これはロッドの先端から手元に掛けて5段階の数字で表現したもので、1が柔らかく目感度に優れ、5は硬めで手感度に優れるという意味です。

1444の場合は穂先が1、穂持ちが4、胴が4、バットが4というわけで、掛かりの速さと手感度重視の設計。

実際に使ってみても掛かりが速く、アタリからスーッと竿を聞き上げるだけで十分に掛かります。

本格的なカワハギ釣りを楽しみたい方に!

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究極の感度と操作性を求める方には、もちろん極鋭シリーズがおすすめですが……

なにしろ4万円以上もする高額ロッドなので、「極鋭は高過ぎるな〜」と感じる方にはメタリアシリーズがイチオシです!

メタルトップならではの感度を体感できるので、気になる方はぜひ手にとってみてくださいね。

画像提供:tsuki

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