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ストリームデーモンの画像

【秋の大型シーバス狙いでは外せません!】ストリームデーモン180の使い方とカスタマイズ方法

エバーグリーン ストリームデーモン 180。秋の大型ベイトについたシーバスを攻略する上で、今や欠かせない存在となっているこのルアー。今回はそんな「エバーグリーン ストリームデーモン 180」の使い方をご紹介したいと思います。

目次

記事内画像・文:ちゃったTV なおと

モンスター攻略に欠かせない存在

エバーグリーン ストリームデーモン 180

秋の大型ベイトについたシーバスを攻略する上で、今や欠かせない存在となっているこのルアー。

S字系ビッグベイトやウェイク、ビッグミノーなど。様々なルアーがある中でも、このルアーだけは外すことができない存在です。

今回はそんな「エバーグリーン ストリームデーモン 180」の使い方をご紹介したいと思います。

ストリームデーモン180の特徴

全長180mm、対シーバス用のリップレスミノーとしては最大級のサイズです。

ボディー自体も太く、ゆったり泳ぐボラや落鮎などがメインベイトの時に活躍します。

全長(mm)自重(g)タイプフックサイズ本体価格(円)
18048フローティングフロント:#1・センター:#1・リア:#12,200

【水中映像】ロール主体で柔らかいアクション

ストリームデーモンは、ボディを半回転させるようなローリングの動きが主体。

少し左右への振りもあるので、ウォブリングも若干入っています。

ウォブリングアクション主体のウェイク系とは対象的な動きですね。

大型シーバスが好むとされいる「低めの“ゴトゴト”音」が鳴ります。

確かに筆者がストリームデーモン180にて釣り上げたシーバスは、“小さくても70cm後半”なので、本当に効果的なのかもしれません。

なおと
音が影響しているかはわかりませんが、食ったら“デカイ”というイメージです!

引き波を生かしたドリフトが強い

色々な使い方があると思いますが、中でも筆者自身のヒット率が高い使い方をまとめて行きたいと思います。

基本はゆっくりゆっくりと巻くことでアクションするので、まずはラインスラックを回収するようなイメージでスローに巻くのが良い。

この基本を押さえたうえで、さらに釣果に結びつける使い方があるのです。

【ボラパターン】引波で寄せて食わす!

ストリームデーモン180のフロント部分は非常に水押しが強いです。

これを活かしたのが、動画のようなアクションです。水面直下1cmを泳ぐようなスピード感で巻くと、良い波紋がでます。

とくにボラがメインベイトの時に、反応がよいので、ぜひお試しください。

なおと
ボディが水面から出ないように巻くのがコツです!

“もわ~ん”としたような引波を意識しましょう。

【落ち鮎パターン】デッドドリフトが効く!

デッドドリフトというのは、河川のような流れがある場所で使うテクニックの一つ。

ルアーは浮かべた状態で、ラインテンションを若干緩め気味緩の状態に調整。“超”ナチュラルにルアーを流していく釣り方です。

ラインテンションを張りすぎると、ルアーが動きすぎてしまいます。あくまで限りなくフリーで流していくようなイメージですね。

なおと
動かさないことを意識しましょう。

ラインが流れに取られて、ルアーは自発的にアクションをしてくれます。

この動きがちょうど良いのです!

さらにシーバスが待ち構えていそうな場所で、たまにテンションを掛けてあげるのがキモです。

テンションを掛けてルアーの姿勢を変えることで、シーバスが食うきっかけを作り出せます。

なおと
落ち鮎が瀕死で流れていく状態を演出しつつ、たまに“ピクッ”っと泳ぎ出すようなイメージ。

このようにナチュラルかつ、ギリギリの生命感を与えてあげると、大型シーバスが飛びついてくることが多いです。

ダウンクロスのテンションドリフト

テンションドリフトというのは、その名の通りラインテンションを掛けながらドリフトさせていく方法です。

デッドドリフトとは違い、テンションを掛け続けることで、ルアーを泳がせます。常に河川の上流側へルアーの頭を向けた状態で、下流に流していくような釣り方です。

「流れに逆らっているけど、押し流されてしまっている様子を演出するのがコツです。

コツは『ロッドを下流側から上流側へ倒すようにして操作』すること。

ストリームデーモンは水流を受け易いヘッド形状をしているので、操作感もあり、テンションドリフトを覚えるのにも最適です!

なおと
ピンポイントの待ち伏せているシーバスを狙うときにおすすめです!

効果的なチューニング方法

そんなストリームデーモンですが、ルアーサイズが大きい分「出たけど乗らない」「外掛かりでバレる」と貴重なバイトを逃してしまうことも。

使用する際は、これらのデメリットを解消するために、チューニングを施しましょう!

格段にキャッチ率やバイトが増えると思います。

フロントフックのサイズを上げる

フロントフックを大きくしましょう!

筆者は、新品購入時についている#1フック(約1.5g)から、がまかつ RB MH1/0(約1.9g)に変更しています。

この手のビッグルアー系は、あまり早巻きなどで使うことが無いので、シーバスがしっかり頭側を食ってくることが大半です。

フックサイズを上げると、ボディからフックポイントの距離が広がるだけでなく、ボディの太さよりフック自体の幅が大きくなるので、掛かりやすくなる印象があります。

スプリットリング2個付け

筆者が使っているのは『カルティバ スプリットリングハイパーワイヤー#6(0.3g)』。これを2個装着します。

よりフックの自由度を高め、バイトを絡め取れるようにすると、フックアップ率が格段に上がります。また、自由度が上がるので若干バレにくくなる印象も。

3箇所にリングを取り付けると約1g程度重くなります。そのためボディーの浮力を押さえられるせいか、バイトも深くなる印象があります。

ウエイトチューン

ウエイトチューニングすることも大切です。

そのままであれば、泳ぎはかなり強め。激流のダウンクロスに入ると、少しだけバタつき過ぎることも。

「動きを抑えて、安定化させたい」「レンジを少しだけ入れたい」ときは、ウェイトチューニングがオススメです。

とくに落ち鮎パターンの時は、ウエイトチューンして水馴染みを良くした方がバイトを出しやすい印象があります。

なおと
落ち鮎パターンで使うときは、約2g程度の板おもりを貼り付けることが多いです!

ルアーの背中が水面にギリギリ出るくらいに調節すると、ハマる印象があります。

是非秋のモンスタークラスを!

80cmクラスや90cmクラスが狙える秋シーズン。

通常の小さめのプラグでも釣れる秋ですが、アベレージクラスがヒットしてしまうのも事実。

そのポイントのランカークラスを獲るためにも、ストリームデーモン180をぜひ使ってみてください。

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