キャストが気持ちよく決まる
楽しい(正確な)釣りはキャストから
超高感度フィネスワーミングロッドと聞くと、尖った先調子で、キャストが難しいロッドを想像される方もいるかとは思いますが、スティーズ ブラックジャックのキャストフィールはとてもマイルド。
それは、軽負荷時はファーストテーパー、高負荷時はスローテーパーとなる、可変テーパーを採用している為。
それにより、底物の扱いやすさを確保しつつも、キャスト時、ファイト時は素直に美しく曲がるロッドに仕上がっています。
また、ロッドのネジレを抑制する“X45フルシールド”を採用している為、ピンポイントへのキャストが気持ちよく決まります。
ウィードが点在するシャローフラットでのトップゲーム(ペンシルベイト/約9g)にて飛び出したグットサイズ。
マイルドなテーパーで、気持ちよくルアーを遠投し、狙ったウィードトップの斜め奥に正確にプレゼンテーションする。
また、掛けた後のファイト(ロッドの曲がり)も楽しかったですね。
ワーミング以外のルアーで言えば、1/4〜3/8oz程度のスピナーベイト、ミニスコーン、ジャークベイトなどもマッチしていると思います。
ただワーミング(ボトムでの操作性)に長けている事は間違いですね!
シンカーウェイトで5〜7g。ワームとの組み合わせで、全体で10g前後が使いやすかったです。
オープンウォーターでのフリーリグやヘビダンなどにまさしくベストマッチな一本かと思います!
扱いやすいレングス
すごく、丁度いい番手
陸っぱり・レンタルボート問わず、バーサタイルなレングスとして、6ft10inのMパワー程度が挙げられることが多いですよね。
筆者も、6ft10inのMパワーは大好きなレングス・パワーなんですが、関東のレンタルボート(房総リザーバーのバンク打ち)、霞水系(小規模河川・クリーク)の陸っぱりなどは、少し取り回しに気を使う事もありました。
かと言って、6ft10inに慣れてしまうと、6ft6inでは少し短いな〜と感じることも。また、6ft8inを選びたくても、MHパワーのラインナップしか見当たらない! と思っていた方もいるのではないでしょうか。
どのレングスが使いやすいかは、使い手の好みや体格、フィールドによる所も大きいですが、68M+と言った番手は、関東のレンタルボート、霞水系の陸っぱり、小〜中規模な野池などにもマッチする、長過ぎず・短すぎず、弱すぎず・少し強め(M+)な、丁度いい番手かと思います。
バットジョイント部分は並継。グリップ部分のブランクが太いので、たわみもなく遠投も決まります。
少しでも小さく収納できるのは嬉しい点ですね。
スティーズ・ブラックジャック( C68M+ -SV・AGS)を総括
ハイエンドには、自身の腕を補完し、釣りをステップアップさせてくれる可能性が秘められているなと。
私はワーミングの釣りを主体とし、要所でハードルアーを登場させるという展開が多いのですが、そんな展開が多い方や、陸っぱりにロッドを1本だけ持っていく、という方にもオススメできるロッドだと思いますね!
ダイワの歴史と技術力、最先端のバスシーンをゆくプロアングラーの経験に裏打ちされた、ダイワ・スティーズシリーズ。
今回のスティーズ・ブラックジャックだけではなく、是非他の番手もチェックしてみてくださいね!
スティーズ C68M+ -SV・AGS 2021新製品 ダイワ 大型便