驚異の“操作性”
軽っるぅ!!!
「へぇ〜これがスティーズかぁ……って軽っるぅ!!!」ロッドを手に持った2人の第一声がこれでした(笑)
自重(98g)というスペックからでも分かる事ではありますが、その軽さには驚かざるを得ません。
スティーズCT SV TW(自重150g)と合わせれば※タックル総重量で250gを切っているのです。
え? 軽っっっるぅ! この、軽さよ!!!
タックルの“軽さ”が“釣りにもたらす影響”って大きいですよね。
バイトの取りやすさ云々もありますが、軽さはキャスト精度や、その精度を維持・継続できるかという点にも大きく関わってくるんですよね。
編集部内で一番リストが弱い私でも、シングルハンドで楽々あつかえ、正確なキャストを一日中維持できました!
ダイワの技術力、てんこ盛り
21スティーズには、SVF COMPILE X(エスブイエフコンパイルエックス)、X45フルシールド、AGS(エアガイドシステム)、CWS(カーボンラッピングシステム)、エアセンサーシートといった、革新的なダイワ・オリジナルのテクノロジーを数多く採用。
それらのテクノロジーは、自重98gのロッド(軽量化)を可能にするだけでなく、高感度化であったり、キャストコントロール(操作)性やパワーの向上にも繋がっています。
ボトムの様子ってこんなに分かるんだ…
今回の釣行は、ワーミングの釣りをメインに展開。ロッドが非常に軽いので、軽いリールをセットしていても、自然とロッドが立ち、細かな操作が非常にやりやすかったです。
ティップのハリ感も絶妙で、ボトムの状態を明瞭に感じ取ることが可能。
ダウンショットを用い、ボトムの起伏を感じて一点シェイク、ライトテキサスやフリーリグを用い、ライトカバー(細いウィード等)をほぐしては外すといった、ワーミングを正確に行えました。
バイトに対しての感度の良し悪しは、同じ魚を釣り上げて比較した訳では無いので語れませんが、ラインから伝わってくるバイトの振動が、ロッドに響き渡り、手元へと伝わってくる感覚が、いつもより(普段使用しているミドルレンジのロッドに比べ)、明瞭に感じやすくなっている印象を受けました。
画像は、ブランクの樹脂別感度比較グラフ。ノーマルを100%とした場合、SVF COMPILE Xは最大171.4%の感度を得ることが可能との事。
ロッドを手にし、ボトムを探った時の“万物を見通せる無敵感”はSVF COMPILE Xの恩恵からなるものだったんだなぁと改めて感じました!
取材という事もありますが、スティーズを手にしたOさんは、普段では考えられないほど凛々しかったです!
また、今回とくに我々の目を引いたのが、CWS(カーボンラッピングシステム)。糸ではなく、強固に編みこんだカーボンクロスでガイドを固定することにより、ガイド取り付け部の軽量化、ガイド固定力と耐久性の向上を実現しています。
これまでのガイドフレーム(チタンやステンレス)と比較し大幅な軽量化と剛性を高めたガイドと聞き、驚きました。
21年のスティーズは、ガイドを固定する素材までカーボンにしてしまう徹底っぷり。高感度化・軽量化に対しての追求心には脱帽です。(帽子はかぶっているけど)