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メガドッグ操作指南書

【動画付き】メガドッグ操作指南書!アクション、着水姿勢、タイミング全てが重要です

メガドッグはテーブルターンからスケーティングまで、アングラー次第で多彩なアクションが出せるルアーです。さらにド派手な水面炸裂を目にすれば、もうメガドッグからは抜け出せません。今回はメガドッグで一本を釣り上げるために、効果的なタイミングや使い方のコツをまとめていきたいと思います。

目次

記事内撮影・文:ちゃったTV なおと

メガドッグ操作指南書

メガドッグ操作指南書

超主力ルアーである『メガドッグ220』!

コンスタントに魚を連れてくる良き相棒です。

しかしながら、初フィッシュを釣るまで1年ほどかかり、なかなか使いこなすのが難しかったルアーでもあります(苦笑)。

そこで今回はメガドッグで一本を釣り上げるために、効果的なタイミングや使い方のコツをまとめていきたいと思います。

なおと
「本当にこれでシーバス釣れるの!?」と疑心暗鬼になったほど。

ですが、今では主力の中でも上位に位置するメガドッグ!

コツが掴めれば、ものすごく釣れるルアーですので、ぜひ参考にしてみてください。

メガドッグの特徴

他のビッグペンシルとは違った特徴があります。

  1. 1.
    圧倒的な存在感
  2. 2.
    180度テーブルターン
  3. 3.
    幅広いスケーティング
  4. 4.
    音と激しいスプラッシュ

ただ大きいペンシルベイトというわけではなく、この3つが共存するからこそシーバスを魅了させられるのです。

これらを活かせると、釣果にもダイレクトに結びつけやすいと思います。

圧倒的な存在感

存在感

220mmというサイズ、派手な動きからくる圧倒的な存在感。

またスケーティングやドッグウォークの音や波紋など、メガドッグにしか出せないアピールが多くあります。

なおと
他の大型ペンシルも投げていますが……。

今のところ、メガドッグが最もトータルバランスに長けていますね。

テーブルターンでネチネチ

メガドッグのテーブルターン。

180度転回して逃げるボラの動きと瓜二つなんですね。

さらに手前への移動距離を、“ほぼ”なくすことも可能。

その場で首を180度振らせることで、じっくり誘えます。

なおと
メガドッグを使う上で、必ず押さえておきたいアクションです。

幅広のスケーティング

幅が広いスケーティング。

これもメガドッグでよく使うテクニックのひとつです。

アクション後にラインテンションを抜くことで、左右へ大きくアピールさせます。

なおと
「食わせる動き」というよりは、「魚を寄せるための動き」というイメージで扱っています。

捕食音を思わせる「音」

そして、この『音』が素晴らしい!

他の大型ペンシルとはひと味違い、小魚のライズ音やシーバスの捕食音のような「ジュボッ」という音が出ます。

とくにルアーが止まっている状態から、ラインスラックを弾くようなに竿を動かすと良い音が出ます。

なおと
上の動画の中だと、2ターン目で出た「ジュボッ!」っていう音が理想的です。

『寄せ』と『食わせ』を使いこなす

筆者が、メガドッグを使う上で最も意識しているのは、『寄せ』と『食わせ』

『寄せ』と『食わせ』は、動かす速度を変えることで演出します。

変化を加えたタイミングに、最もバイトが集中する印象です。

アクション例

  • 【動画0〜3秒】寄せ:スケーティング
  • 【動画4〜7秒】食わせ:ドッグウォーク

大きめのゆったりとしたスケーティングで、まずはシーバスを寄せます。

その後はロッドを立てて早めにアクション。ドッグウォークに切り替えます。

うまくシーバスを寄せられていれば、動画のようにド派手なバイドを得られることが多いですよ!

長めのポーズも効果的

長めのポーズ

ポーズを入れるのも効果的!

シーバスが捕食するタイミングを作ってあげるのも重要です。

また、止まっている状態から、いきなり泳ぎだす瞬間もバイトを得やすいです。

ポーズを使いこなせると、バイト数が断然上がりますよ。

テーブルターンをうまく使う

前項で説明したテーブルターン。

ラインスラックを一瞬だけ強く弾くと、良いアクションが出ます。

使い所は、水深がある場所やピンポイントで誘い出すシチュエーションです。

さらにスケーティングと組み合わせると、このテーブルターンが活きてきますよ。

着水姿勢にご注意を

着水姿勢

ルアーウエイト自体が130g。当然、着水音は相当なものです。

これをうまく使うと、効果的なのですが……。

じつは着水時の姿勢が悪いと、魚を散らせてしまうことがあるため、注意が必要です。

着水時の姿勢

槍投げのような軌道で着水させると、ルアー後方が水面に突き刺さってしまいます。

このときに出る「ズボッ」という音。じつは、鳥がクチバシを水中に突っ込む音と似ていて、嫌う傾向があります。

着水する前にはサミングをキツめに行い、ルアーのお腹から「ビターンッ」と着水させるのがキモです。

なおと
着水のさせ方だけでも、釣果が変わってきます。

ここもしっかり押さえましょう!

メガドッグで釣るにはタイミングも重要

メガドッグで釣るタイミング

闇雲に投げても、釣果を上げることはできません。

最後にご紹介するのは、メガドッグが効果的なタイミングです。

低気圧や雨周り

低気圧や雨周り

低気圧や雨周りは、ベイトが浮きやすくなります。

大気圧の関係で水が軽くなり、魚が浮きやすいので狙い目です。

経験上メガドッグで出る日は、気圧が1000hPa前後くらいの日が良いです。

なおと
他のルアーでも、このような日は良く釣れます。

「活性の高いから、メガドッグを投げる」という感覚ですね。

ボラが多い

ボラが多い

25cm〜30cmほどのボラが多い時も出やすいです。

特別ボイルがなかったとしても、ベイトの下に着いていたシーバスが反応することも。

なおと
最近コンスタントに出せるようになってからは、ボラを探すようにしています。

ボラが動き出す「上げ始め」や「下げ始め」を狙って、投げているイメージです。

1投目が肝心

一投目

やる気のある魚がいれば、1投目で出ることが多いです。

そのため筆者は1投目こそ、もっともバイトが得やすい場所を狙います。

壁際やブレイク、実績のある場所など。「ここぞっ!」という場所は、始めに狙ってしまいましょう。

なおと
数投しても反応がなければ、10mほど移動して探っていくと効率が良いですよ!

たまには息抜きも!?

息抜きも必要

重量級のメガドッグ。ずっと投げていると、手首が痛くなることも(苦笑)。

筆者はあまり筋肉もないので、S字形ビッグベイトや小さめのペンシルなども、休憩用ルアーも持っていくようにしています。

なおと
投げ続けることも肝心ですが、スレるのも早い印象です。

少し休憩を挟みながら、投げ続けるのが良いですね!

様々なアクションを手に

メガドッグの釣果

ド派手な水面炸裂を目にすれば、もうメガドッグからは抜け出せません。

メガドッグはテーブルターンからスケーティングまで。

アングラー次第で、多彩なアクションが出せるルアーです。

これまでの情報をヒントに、皆様が思う「良いアクション」引き出してみてくださいね。

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