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ラグゼ コヨーテSを実釣インプレ!ベイエリアにドンピシャの理想的LSJロッドでした(3ページ目)

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MとMHで悩んだら……

コヨーテSの画像

コヨーテSを検討しているいる方の中には、MとMHで迷われる方も多いと思います。

S96MHとS100MHもしっかり使い込んだので、筆者なりのMとMHの違い、選ぶ基準についてお伝えします。

両者とも40gの使用感は100点

S96MHの45gメタルジグのキャスティング

カタログスペックを見ると、「40gのジグを使うんだったらMH」と思うかもしれませんが……

筆者の基準では、MもMHも40gのジグは100点のフィーリングで扱えます。とは言え、使用感とジグの動きが同じというわけではありません。

 

45gメタルジグのワンピッチジャーク

Mに40gのジグを組み合わせた場合、ジグのウエイトが竿の反発を適度に殺してくれるため、おそらく海中のジグはスイミング気味にアクションしているはずです。(オフショア風に表現すると、ローレスポンスのようなイメージ)

それに対してMHは反発力が強くて糸フケも多く出るため、同じようにシャクってもジグのスライド幅とフォールの幅が大きくなります。

もちろん、30gのジグやシーバス系ルアーの使い心地はM、50g以上の重いジグへの対応力はMHが勝るため、この辺りの優先度で選択するのがいいでしょう。

獲れる魚のサイズは変わらない

コヨーテSの画像

S96MHの曲がり(2kgのシオをドラグフルロック状態)

どちらも魚を掛けてしっかり曲げ込んでみましたが、正直なところ、MもMHも獲れる魚のサイズやファイトの安心感はほぼ変わらないと感じました。

おそらく、Mでも楽にブリを釣り上げられるでしょうし、MHにしたところで良型のヒラマサやカンパチのキャッチ率は上がらないと思います。

そのため、「魚のサイズでパワーを選ぶのは得策ではない」というのが筆者の見解です。

まとめ

筆者なりの選択の基準をまとめてみました。迷った際は選考にしてみてください。

 

M

  1. 都市近郊エリアの堤防・沖堤防・サーフが中心
  2. メタルジグのウエイトは30〜40gがメイン
  3. シーバス系ルアー(鉄板・スピンテール等)の使用頻度が高い

 

MH

  1. メインは都市近郊エリアだが、深場・速潮への対応力がほしい
  2. メタルジグのウエイトは40〜50gがメイン
  3. シーバス系ルアーの使用頻度が低く、メタルジグ中心

 

3万円クラスのベンチマーク的存在だ!

コヨーテSの画像

コヨーテS、とくにS96Mは近年のライトショアジギングシーンのど真ん中を捉えたようなロッドです。

何かにわかりやすく特化したロッドではなく、カタログスペックからもイマイチ魅力が伝わってきませんが……

使ってみると、投げる・シャクる・魚を浮かせるという基礎能力に長けた竿だとわかるはずです。

“3万円クラスのベンチマーク”と言っても過言はない出来なので、気になった方はぜひ使ってみてください。

撮影:TSURI HACK編集部
sponsored by:がまかつ

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