渓流ルアー【Dインサイト】をインプレ!Dコンタクトとの違いや慣性ヒラ打ちアクションを解説

2021/07/05 更新

Dコンタクトの兄弟分!Dインサイトをインプレ。パイロットルアーとしてDコンを使っていたアングラーはぜひ参考にしてみてください!慣性ヒラ打ちアクションは伊達じゃないですよ!


最近ハマっている“Dインサイト”について語りたい!

今更ですが……Dインサイトを買ってみたんです

Dインサイト 44
Dインサイトは、スミス社から発売されている渓流用ヘビーシンキングミノーです。

じつは筆者、同社からリリースされているDコンタクトの実釣能力が高すぎて、Dインサイトは使ったことがありませんでした。

ITEM
スミス Dインサイト 44S
タイプ:ヘビーシンキング
自重:4.0g
全長:44mm
フック:#12


Dコンタクトがどれくらい釣れるかって? それはもう他のルアー要らないレベルなんです。

そんな大げさな理由で僕はDインサイトを購入したことがありませんでしたが、「DインサイトはDコン並によくできたルアー」とのお話を立て続けに幾名からお聞きしたんです。

▼そんなDコンタクトの記事はコチラ!

鼻曲がりのスレた大アマゴが飛びついてきた

Dインサイト アマゴ
早速、大アマゴで有名な御殿場・鮎沢川でDインサイト44を試してみると、尺超えのアマゴがあっさりと釣れるではありませんか!

激スレ難攻不落とされる鼻曲がりの大アマゴも誘いだしてくれたりして、久々に「このルアー凄そうッ!」って感じたのでその後使い込んでみました。

Dインサイトでイワナが連発

Dインサイト インプレ
梅雨入り目前、イワナ達の活性も最高潮に達するこの時期。Dインサイトの長所が分かってくると面白いように連発することがありました。

今まで何で買わなかったんだろう、Dインサイトを持っていれば釣れた魚がきっといたなぁ。って思いになりました。

Dコンタクトしか使っていない人に知って欲しい

Dコンタクト Dインサイト 違い
今回の記事では、Dインサイト44の特徴や長所と短所、Dコンタクトとの違いをご紹介します。

僕のように渓流釣りはDコンタクトばっかり! って方や、フラット系のミノーを使ったことがない方に読んで頂ければ幸いです!

Dインサイト44とDコンタクトの違いを机上インプレ

ペラペラな極薄フラッドボディがDインサイトの特徴

Dインサイト Dコンタクト 違い
まずは、机上でDインサイト44の特徴を探っていきましょう。

特筆すべき点は、薄っぺらく扁平したボディー形状ですね。ちょっと過剰じゃないかな……と感じさせられる形をしています。

正直、この独特な形が僕の購買力を削いでいました。

Dインサイト44の詳細情報

Dインサイト スペック
Dインサイト44は、長さ44mm、重さ4.0gとなっており、Dコンタクト(50mm 4.5g)やDコンパクト45(45mm 3.5g)に比べて若干ですが重たい設計になっているのが分かります。

■Dインサイト スペック

  1. ●Dインサイト44:全長/44mm 自重/4.0g
  2. ●Dインサイト53:全長/53mm 自重/5.0g
  3. ●Dインサイト64:全長/64mm 自重/7.6g
 

渓流で使用する場合は、44mmか53mmがオススメです。

ITEM
スミス Dインサイト 53S
タイプ:ヘビーシンキング
自重:5.0g
全長:53mm
フック:#12


ITEM
スミス Dインサイト 64S
タイプ:ヘビーシンキング
自重:7.6g
全長:64mm
フック:#8

Dコンタクトより短く小さなリップ

Dコン Dインサイト 違い リップ
Dインサイトのリップは、Dコンタクトと比べてやや小さい印象を受けます。

DインサイトのリップはDコンタクトよりも角度が強く、より水を受けやすくなっています。

ホログラムカラーが特徴的

Dインサイト ホログラム フラッシング
Dインサイトには、光を反射をしやすいように塗装されています。

強烈なフラッシングを出したい作り手の意図をルアーから感じることができますね。

ちなみにアワビ貼りや、チャートバック系のカラーなど渓流釣りに欠かせないカラーが揃っています。

ITEM
Dインサイト 44S アワビ色
タイプ:ヘビーシンキング
自重:4.2g
全長:44mm
フック:#12




Dインサイトのココが凄い!Dコンタクトより優れている点について

安定感のある飛行姿勢

Dインサイト インプレ メリット
やたら平たいDインサイトの形状は、一見すると飛距離を犠牲にした設計のように感じますが、ファーストキャストでその疑念は払拭されます!

タングステンシンカーを使用した固定・低重心設計によって、安定した飛行姿勢でよく飛んでくれます。

ピン打ちがメインとなる渓流釣りでは、飛距離と同じくらい“真っすぐ飛ぶ”という要素も大事になってきますが、Dインサイトはこの点でも優れています。

Dコンタクトより移動距離を抑えられる

Dインサイト 移動距離 
動き続ける“慣性スライド”によって魚を狂わすことで有名なDコンタクトと同様に、Dインサイトもずっと動き続けてくれます。

そのアクションは「慣性ヒラ打ち」と呼ばれ、Dコンタクトよりも移動距離を短くヒラッヒラッ! とアクションさせることができます。

アクション時にロッドに重みを感じやすい

Dインサイト インプレ 操作感
細かな点ですが、連続トゥイッチの際にDコンタクトよりも若干引き感が強く、魚のショートバイトを絡めとるようなフッキングが決まりやすい印象を受けます。

ルアーの引き感を得ながら釣りたい方には、とてもオススメなルアーです。

流れを受けながらのドリフト・U字ターンがやりやすい

Dインサイト メリット
Dインサイトを使うと、ヤマメやアマゴを狙う際に有効なU字ターンが非常にやりやすいと感じます。

シェイクでヒラヒラさせながらしっかりレンジをキープし、ターンさせるとバイトしてきます。

Dインサイトの短所もご紹介します

Dインサイトは価格が高い

Dインサイト 高い
1,000円以下でも渓流用ミノーを購入できる時代ですが、Dインサイトのメーカー希望小売価格は1,650円(税抜)と少々お高いのが最大の欠点です。

釣り具代金をケチってまで釣行に出かけているアングラーにとって、この差は大きいんです!

でも、短所らしい短所はこのくらいってのが本音です。値段のことを出してくるくらい非の打ちどころが見つけにくいルアーなんです。

源流など狭い場所は苦手

Dインサイト 源流
Dインサイトは、Dコンパクトよりも若干(肌感覚で10-15cm)深くレンジが入ります。

そのため、源流域や渇水時など水深が浅い場面では使いづらく感じました。

ロッドを高く構えながら細かくシェイクすることで、移動距離を抑え表層を引くことは可能ですが、画像のような環境ではあえてDインサイトを使わなくても良いでしょう。

強烈なフラッシング効果は諸刃の剣か?


Dインサイトを使っていると、1投目のヒット率が高いなぁと感じました。

スレていない魚や食い気が高い状態で速攻を仕掛けることは得意な反面、人気河川でプレッシャーの掛かるような場所は苦手とするかもしれません。

魚の警戒心が高い状況では、しっかりルアーを流すようなアクションが必要でしょう。

Dインサイトは、移動範囲を抑えながら流す釣りにも対応してくれるので、使い方によっては難易度の高い渓流でも出番は必ずあるでしょう。

Dインサイトも導入してみてはいかがでしょうか?

Dインサイト インプレ
僕がもっとももDインサイトって良いルアーだなって思った点は、U字ターンのやりやすさでした。

渓流でルアーを流しながら使用することが無い方は、ぜひ試してみて欲しいなと思います。ヤマメやアマゴにとっても有効ですよ!

また、Dコンタクトよりもスピードダウンした釣りをしたい場合にも有効なルアーなので、使ったことない方は、一度使ってみていただければ幸いです!
撮影・文:山根 央之

筆者紹介

山根央之(やまねひろゆき)
初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。

テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活動中。

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初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。 テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活動中。

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