APIA Foojin Z

【APIA】新生Foojin Z 5th Generationが登場!全ラインナップと最新技術特性を紹介!

ソルト専門メーカーのAPIAから、フラッグシップシーバスロッドのFoojin Zが今春発売!最新素材とテクノロジーで生まれ変わったFoojin Zの全ラインナップと最新技術特性を本記事でチェックしていきましょう。

目次

アイキャッチ画像出典:APIA

2021年!待望のリリース『APIA Foojin Z』

APIA Foojin Z

出典:APIA

Foojin Zとは、ソルト専門メーカーのAPIAが手掛けるフラッグシップシーバスロッドです。今作は5代目となる5th Generation。

Foojin Zの歴史は2003年に始まり、2011年に一度Foojin’ADへとフラッグシップの座を引き継ぎましたが、2021年に再度「Z」の名を冠して最高峰の性能でデビューしました。

同社別ランクの製品との違いは?

APIA Foojin Z

出典:APIA

APIAのFoojinシリーズにはFoojin Zの他に、ベーシックグレードの「Foojin’R」、ヒラスズキ専用モデルの「Foojin’BB」があります。いずれもブランクス設計やカーボン素材にこだわり、飛距離の出しやすさやヒット後の粘り強いパワーで人気です。

しかし今回発売のFoojin Zでは最新素材・テクノロジーを採用し、それらの上を行くフラッグシップならではの最高峰の性能を実現しています。

APIA Foojin Zのラインナップと技術特性

アイテム全長(ft)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)適合ルアーウェイト(g)PEライン(号)本体価格(円)
ナチュラルセブン 77MH7’7″135212010-45MAX272,000
テスタマッタ 88MH8’8″1602136.58-56MAX2.576,000
アーバンディーノ 90ML9’0″1402141.65-32MAX1.572,000
ラストリゾート 90H9’0″1802141.610-63MAX380,000
ビーストブロウル 93MH[ボロン]9’3″1752145.510-56MAX2.598,000
ジェネラス 94M9’4″1452146.78-42MAX274,000
モンスターブレイク 98H9’8″1952151.812-63MAX381,000
ハイローラー 103ML10’3″1602160.77-45MAX278,000
クレイジーキャリー 108MH10’8″200216712-56MAX2.585,000

Foojin Zのラインナップは全9アイテム。現代のシーバスシーンを幅広く網羅する充実のラインナップです。

以下ではラインナップの詳細と、技術特性の詳細を見ていきましょう。

TORAYCA® 第三世代カーボン「M40X」×「T1100G」

TORAYCA 第三世代カーボン「M40X」×「T1100G」

出典:APIA

Foojin Zでは、東レのTORAYCA® 第三世代カーボン「M40X」と「T1100G」をブランクス素材に採用。

高弾性カーボンで感度と操作性に優れるM40Xと、中弾性カーボンで強度とパワーに優れるT1100Gの採用で、圧倒的な飛距離とパワーを手に入れています。

NANO JOINT

NANO JOINT

出典:APIA

ジョイント部には新たなシステム・NANO JOINTを採用。ナノ技術をジョイント部に採用したことで、2ピースであるにも関わらず、1ピースのような曲がりを実現しています。

また1000分の2~5mmの超高精度研磨仕上げで、ジョイント部の緩みにくさも実現。釣行中の緩みによるジョイント部や#1の破損・紛失を抑制してくれます。

APIAパームグリップシステム

APIAパームグリップシステム

出典:APIA

手のひらとのフィット感を高めるAPIAパームグリップシステム。EVA背部をストレートでなく少し盛り上げることで、握った時に手のひら内側に隙間ができないように設計されています。

リールシートフードにはシュリンクラバー素材を採用。感度を向上させ、指先から多くの情報を得ることが可能となっています。

ラインナップ

▼ナチュラルセブン 77MH

濱本国彦氏シグネチャーモデル。Foojin Zシリーズにずっと名を残し続けているモデルで、ピンスポット狙い・ロングキャストともに行いやすいです。

MHのパワーで、多少強引なやり取りでも安心感があります。

▼テスタマッタ 88MH

ランカーシーバスをコントロールし、優位にやり取りを進められるモデルです。8~56gの幅広いルアーウェイト対応力を持ち、シンペンからビッグベイトまで使用可能。

8.8フィートの長さは、河川や干潟において使いやすいです。

▼アーバンディーノ 90ML

今回のFoojin Zから新たに加わったアーバンディーノは、ピンスポットへ正確にルアーをキャストし、ショートバイトを掛けられる港湾部向けのモデルです。

自重140gと軽く、その軽さからは想像しにくいほどのバットパワーを最新素材とテクノロジーにて実現しています。

▼ラストリゾート 90H

河川のランカーシーバス向けモデル。強度とパワーに優れるT1100Gカーボン素材を全ラインナップ中で最も使用し、ランカーシーバスを無駄に暴れさせず獲ることを重視しています。

一瞬たりとも気が抜けないランカーハントの心強い相棒となってくれるモデルです。

▼ビーストブロウル 93MH[ボロン]

今作のビーストブロウルでは、ブランクスにボロンを配合。突き詰められたシャープさは、初心者では扱いにくいほどのレーシングセッティングですが、使いこなすことさえできればその性能を遺憾なく発揮。

本当の意味での即フッキングや主導権を与えないやり取りが可能なモデルです。

▼ジェネラス 94M

バーサタイル性に優れたバランスの良い1本。

ジェネラス=寛容なという意味があるように、全国各地で使いやすい9.4フィートの長さと、一般的に使われる8~42gまでのシーバスルアーに幅広く対応します。

▼モンスターブレイク 98H

第5世代Foojin Z最強パワーモデル。逆風でもルアーをかっ飛ばせ、急流河川や磯でもパワフルなブランクスでランカーシーバスを圧倒します。

フルサイズミノーやビッグベイトを使う、コノシロ、落鮎、ハタハタ等のパターン攻略におすすめの1本です。

▼ハイローラー 103ML

シーバスプロアングラー・村岡昌憲氏の右腕とも言えるハイローラー。シリーズの中でもとくに飛距離が出せるモデルで、中~大型河川やサーフといったフィールドで活躍。

最新のカーボン素材によって、鋭く弾くキャストとロッド強度を両立しています。

▼クレイジーキャリー 108MH

RED中村氏監修モデル。大型河川やサーフ、磯において大型ルアーをフルキャストし、ランカーシーバスにアプローチする釣り方を得意としています。

10.8フィートでわずか200gの自重は疲労感を軽減し、数少ないランカーと出会う確率を最大限にアップさせてくれることでしょう。

新生Foojin Zから目が離せない!

APIA Foojin Z

出典:APIA

最新素材とテクノロジーを駆使したFoojin Zであれば、年々難しさを増すシーバスシーンでも活躍間違いなし。

また第5世代の最初のラインナップには、ナイトホーク等の人気モデルの名前が見られないのも気になるポイント。今後ラインナップに加わるのかどうか、新生Foojin Zシリーズからは目が離せません。

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