玄界灘の釣況をレポート
朝の冷え込みも落ち着き、気温が高くなってくるこれからの季節は絶好の釣りシーズン。
玄界灘ではさまざまなターゲットが狙える季節とあって、筆者が個人的に一番好きなシーズンでもあります。
今回はそんな2021年の晩春の釣況と今後の展開について、遊漁船「エル・クルーズ」の船長である筆者がレポートしていきます。
春マサは終了
4月はヒラマサメインで出船し、今年はとくにキャスティングで楽しませてもらいましたが、2021年の春シーズンは終了の気配。
ヒラマサは一旦産卵シーズンに突入するので、次は7月頃から始まる夏マサシーズンに期待ですね!
これから楽しくなる釣りもの
これからの季節はSLJ・エギング・博多湾タチウオなどのライト系の釣りが楽しくなってきます。
SLJ
SLJは大人気ターゲットのイサキがメインですが、ときには五目狙いでマダイやアコウ・マハタなどの根魚、アマダイなどの高級魚も狙いながら楽しみたいと思います。
エギング
これからがハイシーズンのエギングも楽しみの1つ。
先日調査がてら半日便で出船してきましたが、2kgジャストを頭にキロオーバーの数釣りが楽しめたので、やや不調だった昨シーズンより期待できそうですよ!
博多湾タチウオ
夏の博多湾の風物詩、タチウオ。例年だと6月頃から釣れだしますが、今年は早くも釣果が上がっており期待できるかも!?笑
湾内での釣りなので短時間で手軽に楽しむことができ、初心者や女性、お子様にもおすすめの釣りですよ!
イカメタルもシーズン間近
そして、忘れてはいけない夏のターゲットがイカメタルで狙うケンサキイカ!
梅雨が近づくにつれて徐々にシーズンに突入してくるので、楽しみにしている人も多いはず。
これまで当船ではデイイカメタルを楽しんでもらっていましたが、多くの方の要望にお応えして今年からは夜焚き便も始めます!
夜焚き便の他にも、夕マズメにジギング(キャスティング)やSLJを楽しんで暗くなってから夜焚き、といったナイトリレーコースも予定しているので、ご興味のある方はぜひ玄界灘に遊びに来てくださいね。
筆者の紹介
岩室拓弥
釣具店・釣具メーカー勤務を経て、現在は福岡市東区箱崎港から出船している遊漁船「エル・クルーズ」の船長。
職業柄オフショアがメインとなっているが、元々は陸っぱりがメインでメバリング・エギングなど様々な釣りの経験も豊富なマルチアングラー。