トレブルフックとは
トレブルフックとは、3本の釣り針を溶接してまとめたフックのこと。トリプルフックと呼ばれることもあります。
トレブルフックには、軸の長さや針の幅、コーティング材の差異などの様々な違いがあります。
トレブルフックおすすめ11選
様々なメーカーが発売するトレブルフック。各ECサイトの売れ筋ランキング・口コミ・編集部独自の目線でおすすめのトレブルフックを選んで見ました。
オーナー カルティバ スティンガートレブル ST-46 #2
ソルトルアー界では多くのルアーメーカーが“純正フック”として採用しているスティンガートレブル ST-46。それだけ基本性能がしっかりとしている事が伺えます。
バーブの角度・位置・厚みなど、貫通性が突き詰められた仕様で刺さりも抜群。また、防錆加工により錆びにも強い仕様です。
がまかつ トレブル RB-MH #4
シャンクが長くフッキング率が良いRB(ラウンドベンド)タイプのトレブルフック。“ショートバイトを捕らえられる”と多くのシーバスアングラーに支持されています。
0.15~2.4gと軽量なのも特徴のひとつで、浅いレンジ狙いの釣りにおすすめ。
がまかつ トレブル SP-MH #4
シャンクが短く、かつ強度があるSP(スプロートベンド)タイプのトレブルフック。
RB-MHでは強度が足りない時、大型のターゲットの際にオススメです。
fimo フック MH(ミディアムヘビー)
錆びにくく、コスパの高いフックとしてソルトアングラーから多くの支持を得ているフィーモフック。
スプロートベンドでバラシが少なく、ショートシャンクの為、フック同士が絡まりにくいのが特徴です。
fimo フックH #4
2020年に追加された、強度の高いHタイプ(太軸)のフィーモフック。大物狙いのアングラーにオススメ。
カルティバ スティンガートリプル ST-36BC #4
ストレートポイント、ラウンドゲイプタイプのトレブルフック。ガンブラックコートが施されたフレッシュウォーター専用設計で、安価で使いやすいのが魅力の製品。
フックの交換を頻繁に行うアングラーなどから、支持を集めています。
スティンガー トリプルエクストラ STX-45ZN 4号
優れた防錆機能や強さを備えるモデル。青物やサーフゲーム、サクラマスや大型のシーバスなど種々の釣り物に対応します。
タフワイヤーによる耐久性の高さに加え、摩耗を抑える亜鉛コート、バラシを軽減する「圧縮ロック」と「身切れ防止」をコンセプトに開発された製品です。
RYUGI HPT044 ピアストレブル TCコート #5
リューギのピアストレブルTCコートは、ワイドゲイプ設計のトレブルフック。抜群の刺さりやすさを誇ります。
フックポイントが僅かに内向きなため、なまりにくいと感じているアングラーは多い様子。
RYUGI HPD057 ピアストレブル ダガー 8号
HPD057 ピアストレブル ダガーは、ピアストレブルのダウンサイジングモデル。
フッキングパワーの向上と、ショートバイトを乗せやすいシャンク設計が採用された、ライトプラッキング対応のトレブルフックです。TCコートが採用されているため、刺さりやすさも健在。
イチカワフィッシング RC カマキリ #4
貫通力を向上させる滑らかなマジックコーティングと、僅かに外向きに設計されたフックポイントが特徴のトレブルフック。
淡水から海水まで幅広く使用可能な汎用性と高い強度を備え、バラシを軽減するベント形状が採用されています。
マルト お徳用国産トレブルフック 1092 #8
コストパフォーマンスに優れる株式会社土肥富(ドヒトミ)のトレブルフック。
メッキ仕上げが施されたラウンドタイプの製品で、20本入りが700円前後からと、とにかくリーズナブルなのが魅力です。
公式Web通販では、防錆性を付与し、貫通力を高めるフッ素コーティングを施した製品の購入も可能。
トレブルフックの基本的な選び方
サイズ(重量)
ルアーに元々付属されているフック(純正フック)は、そのルアーが最も綺麗に動くよう設定されています。
近年のルアーは繊細なものが多く、フックの微妙な重さの変化で動きが変わる事も。
その為、フックを交換される際は純正フックと同サイズがおすすめです。
▼アレンジもあり
純正フックで獲れない魚もいます。“純正フックでは針が弱く(細く)て伸ばされる”と言ったケースもありますので、臨機応変に対応しましょう。
また、あえてフックを大きくして掛かりを重視させたり、重さを変えてルアーの動きを変化させるといったアレンジもあります。フックサイズを変えるとルアーの本来の動きが損なわれる事もある旨を頭に入れつつ、アレンジを楽しんでみても良いでしょう。
サイズの見方
多くのメーカーの最小サイズは14番。ここから2番刻みで「12・10・8・6・4・2・1」と数字が小さくなるほど、フックは大きくなっていきます。
1番より大きくなると「#1/0(イチゼロ)」のように表記が変わり、数字が大きくなるほど、フックも大きくなっていきます。
軸の太さ
トレブルフックがサイズの他に“軸の太さ”という違いも。対象魚によって軸の太さを変える事でフッキングのし易さ、掛けてからのファイトのし易さなどを調整します。
▼細軸
軸の細いトレブルフックは、微かなバイトもフッキングに持ち込みやすいため、アジングやメバリングなどのライトゲームにおすすめ。太軸に比べて強度が弱いため、伸びや折れなどに注意が必要です。
▼太軸
シーバスや青物などには、強度があって折れにくい太軸のトレブルフックが使われます。太軸フックは自重が大きくなるので、トップウォーター系ルアーに装着する際は重さにも注意しましょう。
加工の有無
トレブルフックの中には、表面加工を施したものがあります。加工によってフックの値段は高価になりがちですが、
その分、防錆であったり、刺さりを良くしたりと、加工によるメリットも多くなります。
▼フックの選び方についてもっと詳しく知る
トレブルフックにも拘りを!
トレブルフックの選び方や、おすすめのトレブルフック11選をご紹介しました。
フックは、魚に最も近い釣具。是非ご自身の釣りスタイルに合ったトレブルフックを選択されてくださいね。