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エンゲツ BBをインプレ!これで1万円台って、シマノさん正気ですか?

タイラバ初心者から人気が高いエントリーロッド、シマノ「エンゲツ BB」。

低価格でもしっかりと作り込まれたコスパに優れたシリーズから、B69L-S&S610Mの2機種をチョイス!

実釣で得られた使用感をインプレしていきます。

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目次

アイキャッチ画像撮影:山下洋太

シマノ「エンゲツ BB」を実釣検証!

エンゲツ BB

コスパの高さから初心者を中心に人気を集めるタイラバロッド「エンゲツ BB」。

実売価格が1万円台前半でありながら、上位機種に搭載されている技術を採用し、価格以上の使用感が期待できるモデルです。

今回は、この人気ロッドの中からベイトロッド1本とスピニングロッド1本を購入し、実釣を通じてその使用感を徹底レビューします。

エンゲツ BBのラインナップ

B69L-SとS610Mを購入!

B69L-SとS610Mを購入

番手は、全8機種ある中からB69L-SとS610Mをセレクト。

筆者のメインフィールドである東京湾では、80g前後のヘッドを使用する場面が多く、しなやかで軽量なヘッドに対応するB69L-Sをチョイス。

また、東京湾では近年キャスラバが定番となりつつあり、そのキャスラバに対応したS610Mも購入してみました。

エンゲツ BBの特徴

ブランク

エンゲツBBのブランク

ブランクには強化構造のハイパワーXを採用。

タイラバロッド特有のしなやかさを維持しつつ、ネジレを抑えてパワーロスを軽減しています。

ティップ

エンゲツBBのティップ

ベイトモデルには、いずれもしなやかで繊細に曲がり込むソリッドティップのタフテックαを採用。

一方、スピニングモデルには、ハリがあるチューブラーティップに仕上がっています。

ガイド

エンゲツBBのガイド

ベイトモデルには、右回りのスパイラルガイドを採用。

一方、スピニングモデルには、ベイトモデルに比べて大口径のガイドを配置しています。

それぞれ異なるガイドセッティングを採用することで、快適な使用感を追求している印象です。

グリップ

エンゲツBBのXシートデュアルガングリップ

ベイトモデルには、右巻き左巻きどちらにも対応するXシートデュアルガングリップを採用。

エンゲツBBのシマノオリジナルシート

一方、スピニングモデルには、オーソドックスなシマノオリジナルシートを採用しています。

「エンゲツ BB B69L-S」を実釣インプレ

エンゲツ BB B69L-S

エンゲツ BB B69L-Sは、水深40〜80mほどで80gまでのヘッドを使用する場面で使用しています。

ロッドを握る手が疲れない

Xシートデュアルガングリップ

一番魅力を感じたところは、やはりXシートデュアルガングリップですね。

グリップを手で包み込むように握れる設計により、従来のトリガーグリップで起こりがちな薬指と小指の間の痛みを解消。

そのため、長時間の釣行でも手が痛くなることがなく、釣りに集中し続けることが可能です。

Xシートデュアルガングリップ

筆者自身、8時間以上ぶっ通しでタイラバを行うことがありますが、そのような状況でも手の痛みを全く感じませんでした。

さらに、安定してグリップを握り込めることで、等速巻きやファイト時の安定感が向上。魚を食わせる瞬間からキャッチに至るまで、一連の動作をスムーズかつスマートに行うことができます。

しなやかでアタリを弾かない

ロッドを振った際の第一印象は、ティップからバットまで非常にしなやか。

全体がムチのようにしなり、「乗せ調子」のタイラバロッドとしての特性が際立っています。

ティップの曲がり

こちらは、水深40mほどのポイントで80gのヘッドを使用した際の曲がり具合。

ティップが大きく曲がり、そのしなやかさが手に伝わるのがよく分かります。

魚がヒットすると良く曲がる

さらに、魚がヒットするとロッド全体がしっかりと曲がり込み、マダイ特有の「3段引き」にも優れたクッション性を発揮。

これにより、タイラバで悩みの種となるバラシも少ない印象を受けました。

山下洋太

東京湾や大阪湾などの内湾でタイラバを始めたい方には、まさにおすすめの一本といえるでしょう。

「エンゲツ BB S610M」を実釣インプレ

エンゲツ BB S610M

エンゲツ BB S610Mは、タイラバをキャストして広範囲を探るキャスラバで使用しました。

エンゲツ BB S610Mでキャスト

手に取った際の第一印象は、全体的にハリがあり、キャストのしやすさが期待できる点でした。

実際に使用してみると、ロッドの反発力を活かしたキャストが可能でした。

さらに、大きめのガイド設計により、リーダーの結束部を巻き込んだ状態でもスムーズにキャストできる点も魅力的。

低価格ながらもしっかりと作り込まれていて、キャスラバに必要な性能が十分に備わっていそうです。

40〜60gがベストウェイト

エンゲツ BB S610Mは40〜60gが投げやすい

スペック上では20〜70gのキャストに対応するエンゲツ BB S610M。実際にさまざまなウェイトを試してみたところ、特に40〜60gが最も投げやすい印象を受けました。

目測にはなりますが、60gのヘッドを使用しアンダーハンドで軽くキャストしただけで、約40mの飛距離を簡単に出すことが可能です。

さらに、60gのヘッドを思い切り振り抜いてもバット部分には十分な余力があり、キャスト時に不安感を感じることはありません。

広範囲を効率よく探る必要があるシーンでは、その性能が釣果に直結し、大いに活躍するロッドと言えるでしょう。

意外にもアタリを弾きにくい

エンゲツ BB S610Mのティップはしなやかさもある

キャストに対応できるハリがあるティップを備えているため、アタリが弾きやすいのでは、と懸念しておりました。

しかし、アタリに対してティップが追従し、意外にもアタリを弾きにくい印象です。

エンゲツ BB S610Mで魚とファイト

魚の重みが乗ったらベリーが綺麗に曲がります。

バットには硬さがあるため、魚の重みを受け止めて、フッキングする印象。

キャスト性能だけでなく、フッキング性能も十分に備わっています。

感度も十分に高い

エンゲツ BB S610Mの感度

エンゲツ BB S610Mはブランク全体にハリがあり、アタリを減衰しにくい印象です。

50mほどキャストして、ラインが100mほど放出した状態でも、ムシガレイやトラギスといった外道のアタリもしっかりと伝達。

タイラバゲームに必要十分な感度が備わっていると自信を持っておすすめできます。

山下洋太

正直感度の高さにはかなり驚かされました。

コスパ最強のタイラバ専用エントリーロッド!

エンゲツ BB S610Mの釣果

エンゲツ BBは、タイラバをやり込んだアングラーでも満足できる性能が備わったコスパ最強のエントリーロッドと言っても過言ではないでしょう。

予算1万円ほどでタイラバロッドを探している方は、エンゲツ BBをチェックしておきましょう。

山下洋太

でも、この性能で1万円台って、シマノさん正気ですか?

シマノ エンゲツBB B69ML-S/2

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 106.2cm
自重 131g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 30-100g
適合ラインPE MAX 1号
本体価格 18,700円

シマノ エンゲツBB B69M-S/2

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 106.4cm
自重 141g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 40-150g
適合ラインPE MAX 1.2号
本体価格 19,200円

シマノ エンゲツBB B69MH-S/2

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 106.5cm
自重 147g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 45-200g
適合ラインPE MAX 1.5号
本体価格 19,900円

シマノ エンゲツBB B69L-S

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 157.9cm
自重 128g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 20-80g
適合ラインPE MAX 1号
本体価格 17,700円

シマノ エンゲツBB B69ML-S

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 157.9cm
自重 132g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 30-100g
適合ラインPE MAX 1号
本体価格 18,200円

シマノ エンゲツBB B69M-S

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 157.9cm
自重 137g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 40-150g
適合ラインPE MAX 1.2号
本体価格 18,700円

シマノ エンゲツBB B69MH-S

全長 6ft9in
継数 2本
仕舞寸法 157.9cm
自重 148g
キャストウェイト -
バーチカルウェイト 45-200g
適合ラインPE MAX 1.5号
本体価格 19,200円

シマノ エンゲツBB S610M

全長 6ft10in
継数 2本
仕舞寸法 168.2cm
自重 116g
キャストウェイト 20-70g
バーチカルウェイト 20-100g
適合ラインPE MAX 1.2号
本体価格 18,700円

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