冬はライトゲームがアツい!
本格的に冷え込むこの季節ですが、今回は寒くても手軽に楽しめるルアーゲームをご紹介します!
ターゲット1. メバル
この時期の大本命はやっぱりメバルでしょう!
12月頃から本格的な産卵シーズンが始まっており、たくさんのメバルが接岸してきています。それゆえに、おかっぱりでのメバリングには最適なシーズンです。
そんな産卵を意識しているメバルは、浅瀬の岩礁帯や消波ブロックに隣接する藻場に集まっていて、狙い方はワームとプラグの2種類があります。
その中でも、産卵期のど真ん中(12〜2月)はワームで好釣が望めます。1g前後のジグヘッドにワームを装着して表層から底まで狙ってみましょう。
アクションはゆっくりただ巻き、もしくは底までテンションフォールして底についたら少し持ち上げ、再度フォールさせて狙っていくのがもんきー流です。
ワームで釣るときのメバル独特の「コンッ」というアタリはめちゃくちゃ気持ちいいですよ! これもワームで釣る楽しみのひとつです。
産卵後(2月〜春)の体力が回復しつつある個体は、この時期に姿を現すマイクロベイト(鰯やボラなどの稚魚)を積極的に捕食します。つまり、魚食性が強くなります。
こういった魚食性が強くなった状況ではプラグで釣るのがおすすめ。無風時はトップウォータープラグでも釣れるのでかなりエキサイティングです!
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ターゲット2. アジ
メバルが釣れだすということはアジングはシーズン終盤になっているわけですが、エリアによってはまだまだアジが釣れます。
そのため、メバル狙いでアジが釣れることもしばしば。
狙い方はジグ単(ジグヘッド+ワーム)をメインとし、ジグヘッドの重さは0.8g前後くらいを基準にしましょう。
そして、メバリングロッドよりアジングロッドの方が繊細な誘いができるので、メバルとアジどちらも楽しみたい方はアジングロッドでチャレンジしてみてください。
ちなみに、アジングではエステルラインを使用される方も多いと思いますが、メバルも同時に狙えるのでPEラインを使うのがおすすめです。
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ターゲット3. チヌ
冬はライトゲームがメインになりがちですが、もっとパワフルな引きを味わいたければチニングがおすすめ。
かく言う私もこの時期のチニングが大好きです。なぜなら、冬のチヌ・キビレはサイズが良くて近場でサクッと釣れちゃうから!
チニングといえば初夏がハイシーズンですが、その分あたっても乗らない小さな個体も増えてしまいます。しかし、冬はしっかり食い込んでくれるサイズしか釣れないので、大型のチヌを釣るには最高の季節です。
大型のチヌは寒くても元気いっぱいで、冬と言えども比較的浅くて流れのある河川にたくさん生息しています。
ボトムをズル引くか、トントン叩いてポーズしていると食ってきますよ! 狙いどころは底質が硬くてゴロゴロしている河川です。
チヌがいるところでは昼夜を問わずに釣れるので、日中の少しあったかい時間帯に釣行するのもアリですね!
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冬でも釣れる!
寒い冬でも魚を釣れば自然と身も心もあったかくなるものです。
今回は冬でも近郊のおかっぱりで楽しめる釣りをご紹介しましたが、「春を待たずしても楽しめる釣りがある」というのはお分りいただけたのではないでしょうか。
防寒対策をバッチリして、ぜひ釣りに出かけてみてください!
筆者の紹介
フリースタイルアングラー もんきー
淡水・海水を問わずなんでも釣るフリースタイルアングラーにして、呼称「フリースタイルアングラー」の生みの親。
現在はジャクソンプロスタッフ、フィッシングアパレルブランド「CAST AROUND」サポートスタッフを兼任中。海のルアーフィッシングが本業、淡水のルアーフィッシングが趣味。兵庫県在住。