ベントミノーとは

“ベントミノー”は、並木敏成プロが設立したプロダクト会社OSPより発売されているトップウォータープラグです。ベントミノーは独特のアクションやシルエットで、水面を割らなかったバスに口を使わせます。
ベントミノーの特徴

最大の特徴はベントミノーの名前の由来でもある、湾曲したボディです。泳がせても、ステイさせてもターゲットのバイトを誘う強烈なシルエットは瀕死の小魚そのもの。アクションをつければ、予測不能の立体的な動きを見せます。
ベントミノーのラインナップ

ベントミノーはそれぞれ4サイズと、ソルトウォーター用の2モデルが発売されています。また、カラーラインナップもそれぞれのサイズごとに12色以上。様々な釣りのシーンに合わせて選べる、各モデルをチェックしてみましょう。
ベントミノー76F
- ベントミノー最小サイズながら、圧倒的な存在感。ナチュラル3Dダートアクションに悩殺されたバスが、アングラーの多いハイプレッシャーな状況でもバイトしてくるでしょう。ベイトの小さいフィールドに適します。
ベントミノー86F
ベントミノー86Fは一番初めに発売されたベントミノーのオリジナルサイズです。バスが疑う事なく突進バイトをしてくるアクションは必見です。
ベントミノー106F
ベントミノー106はオリジナルであるベントミノー86Fのアクションを踏襲し、ビッグバスに対するアピール力を高めたサイズです。アピール力が上がり、止めてるだけでも存在感のあるサイズです。
ベントミノー130F

20グラムの自重と飛びを重視したボディデザイン。太いラインに対応可能で、カバー周りを攻める上でも操作性を損ねないモデルです。予想に反する軽快さとキレで、広範囲にアピールします。
ベントミノー106F‐SW
ベントミノー106F-SWはシーバスや青物など、海水における様々なターゲットを狙うための完全ソルト対応として開発されたモデルです。
ベントミノー130F‐SW
シーバスやシイラ・青物など、スレたターゲットにも強烈にアピール可能なモデルです。20.5グラムの自重ながら、軽快でキレの良いダートやダイブは健在です。
ベントミノーおすすめアクション

ベントミノーの湾曲したボディ形状は、従来のトップウォーターと異なり、ドッグウォーク等の一定のアクションには不向きです。どのように特徴的なボディ・シルエット等を活かすか、おすすめのアクションをご紹介します。
デッドステッキング
デッドスティッキング(瀕死小魚)アクションは、ステイ&シェイクでわずかに波紋を作り、水面下のバスを誘います。トップウォーターの定番アクションでもありますが、ベントミノーの持つシルエットに適したアクションです。さらに軽いトゥイッチで水中にダイブ、浮かせてステイさせることで、瀕死の小魚のアクションは効果的です。
ソフトトゥイッチ
2~3回軽くトゥイッチした後水面にステイさせます。これを繰り返すことで水面の虫を夢中で狙う小魚を演出することができます。軽いアクションによって捕食中の小魚に見せ、慌てて逃げ惑うベイトを装う時とは一線を画した誘い方になります。
連続トゥイッチ
トゥイッチを繰り返すことで、バスに追われ水面から飛び出しながら逃げ惑うベイトを再現します。このパニック様のアクションはベントミノーだからこそ出せる唯一無二のものでしょう。水面下のターゲットに猛烈にアピール、バイトを誘発します。
ただ巻き
クリアウォーターで効果絶大なアクションです。産卵で消耗しきったベイトに見せかけ、ターゲットに「容易く狩れる」と思い込ませます。ゆっくり巻き上げることで極めて波動の弱いローリングアクションとなり、ハイプレッシャーな状況でも好反応を得るでしょう。
ベントミノーを使いたいシーン

ベントミノーは他のトップウォータールアーに比べ、水面直下でアピールする力の強いルアーです。水面に出そうで出ない……。そんな時こそチョイスしたいルアーですね。おすすめな使いたいシーンをご紹介します。
ボイル撃ち

ターゲットがベイトフィッシュを表層に追いこんで捕食する、ボイルしているシーン。ベントミノーの大チャンスの状況です。アクションさせてもよし、止めて波紋で気付かせるも良し。色々試してみて下さい。
穏やかな水面

水深の深い環境や、水面が穏やかな状況下ではターゲットのレンジが深い可能性があります。そんな時は、106F以上の大きいモデルがおすすめです。トップのみのアピールではなく、連続トゥイッチで潜らせて、時にステイさせるアクションで水面にバスの意識を向ける事ができればチャンスありです!
小雨の日

小雨の降る天気はトップウォーターへの反応が良くなると言われています。雨が強くなり、水面のルアーに気付きにくい状況でも、少し潜らせるアクションを加える事で、ターゲットにアピールする事ができます。これもベントミノーの強みと言えるでしょう。
ベントミノーを使うタックルの目安
ベントミノーはベイトタックル、スピニングタックルのどちらにも対応可能です。それぞれを選ぶ上でのポイントをご紹介します。
ベイト

ベイトタックルを使う場合は、連続トゥイッチをしやすい6~6.6フィートのミディアムライト、ミディアムクラスのロッドがおすすめです。様々なルアーに対応可能な、ロッド中心付近までしなるレギュラーテーパーのMもしくはMLの硬さがおすすめです。
スピニング

スピニングタックルを選ぶ場合でも、約10グラムの自重に対応できる6~6.6フィートのロッドをおすすめします。ロッド中央付近までしなるレギュラーテーパーのもので、ミディアムクラスの硬さで十分飛距離は出ます。
ベントミノーでトップを攻略しよう!

コツさえ掴めば、あらゆる状況下において効果的にアピールが可能なベントミノー。極めてリアルな表層アクションはさることながら、頼もしいサイズラインナップとベイト・スピニングの両タックルに対応可能なバランスのよさも人気の秘訣ではないでしょうか。淡水にも海水にも連れて行き、トップに泳がせたいルアーです。
To the top with BENT MINNOW.
ベントミノーでさらなる高みへ。

