【DJI Mavic Mini】がドローン入門におすすめの理由。釣りにも意外なシーンで役立ったりするんです。

ドローン入門におすすめの「DJI Mavic Mini」について。実際に撮影した動画とともに、その魅力について動画クリエイターが解説。釣りでは意外なお役立ちアイテムだったりもしますよ。(小林)

目次

釣りでも大活躍な“空飛ぶガジェット”

ドローンかれこれドローン歴5年。TSURI HACKライターの小林です。

今まで散々ドローンを飛ばしまくって来ました。というのも、僕は映像制作をメインとしたお仕事をしているのもあり、ドローンは仕事道具として必須アイテムのひとつなんです。

小林
ガジェットとして魅力的なだけでなく、使いこなすことで釣りの楽しさをグッと深めてくれるドローン。使い方や魅力について今回はお話ししたいと思います。

ドローンの基礎知識をおさらい

普及しているのは『空撮用』ドローン

ドローン カメラ

“ドローン”と一口に言っても、産業目的やインフラ整備のために流通しているものもあります。

いわゆる、コンシューマー用に販売されているは『空撮用』のドローン。このタイプはカメラが予め搭載されていることが一般的です。

搭載されているカメラの性能は侮れず、GoProやスマホ以上のクオリティで撮影できるものが多く、中にはミラーレス機や一眼レフに近いクオリティで撮れる機種も存在します。

小林
因みに現在使っているドローンに搭載されているカメラの性能は、「スマホやGoPro以上、コンデジ未満」と言った所。使い方によっては相当なクオリティで撮れるというわけです。

ドローン プロポ

空撮目的のドローンは操縦するためのプロポ(送信機)とセット。操作も比較的簡単なので、ドローンを購入したら驚くほどすぐに飛ばせてしまいます。

ドローン スマホ

☝︎撮影の際にはスマホは必須。時には危険回避のための案内も表示されます。

スマホで専用のアプリを使い、飛ばしている画面を映し出すことで、操縦したり、カメラ設定を行ったりすることができます。

小林
スマホが古いとアプリが対応していなかったりすることもあるので、できる限り新しいスマホを持っておくことも重要なポイントかもしれません。

愛用ドローン『DJI MAVIC Mini』とは?

199gの超小型ドローン

DJI Mavic世界シェア70%以上と言われている『DJI』のドローン。機体数も多く、ユーザーそれぞれの目的にあった機種を選択することが可能です。

最もコストが安く、そして軽量(199g)、撮れるクオリティもそこそこで、趣味で撮影する方々に人気のドローン『Mavic Mini』。

200g以下ならいわゆるドローンにかかってくる航空法の規制がない(※2020年10月7日現在)ため、それをクリアするために作られたドローンと言っても良いでしょう。

小林
ただ規制がないと言っても、空港付近での飛行は避けることや、常識やモラルの範囲で飛ばすことが大前提。詳しいルールは以下のサイトで確認しておきましょう。

航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール – 国土交通省

みてください。このコンパクトさ。

DJI Mavic

なんと言ってもこの小ささ。サコッシュに入るぐらいの小ささのため、釣具と合わせて持っていくのも苦ではありません。

しかも小さいからと言って、操作性が悪いわけではないのが、このドローンの特筆すべき点。むしろ安定感抜群で飛ばすことが可能です。

最初の一台には最適なドローンと言えるでしょう。

小林
小さいながらもこのクオリティや安定感は素晴らしいモノがあります。

こちらもおすすめ!『DJI MAVIC AIR2』

DJI MAVIC AIR2

カメラのクオリティ・安定感・バッテリーの持ちなどを考慮するなら、こちらのドローン『Mavic Air2』が価格に対してのパフォーマンスが最強にしておすすめ

今まで5台ほどのドローンを乗り換えてきた僕も、現在はこちらに落ち着いています。

先に紹介した『Mavic Mini』と比べると、ふたまわりは大きくなってしまいますが、それでもサイズとしては十分にコンパクト。

小林
『Mavic Mini』のように規制がないモデルではありませんので、必要があれば国土交通省に申請して飛ばす必要があります。

DJI MAVIC AIR2 撮影

GPSやホバリング、ジャイロ機能(自動で角速度や加速度を調整する機能)によって制御されているので、飛ばしてしまえばこの通り。

恐ろしいほどの安定感。後は撮りたい場所まで飛ばしちゃいましょう!

小林
画質のクオリティや安定感、バッテリーの持ちを考慮するなら、断然『Mavic Air2』がおすすめです。

 

>>Next Page:ドローンの魅力&こんなシーンで役立ちます

釣りにおけるドローンの魅力

DJI MAVIC AIR2

ここからは僕の趣味である「釣り」において、ドローンがどんな活躍を見せるのか。その魅力を紹介してみましょう。

ドローンの魅力①:全体的な地形変化を把握できる

空撮

例えば、「どの辺りから深場になっているか?」「遠浅なポイントではないか?」「シモリ(岩礁)の位置は?」などなど……。

堤防や何度も行ったことのある場所ならまだしも、初めての釣り場や磯場などでは実際に釣りを始めるまでわらないことだらけ。

小林
そうした時に最初にドローンを飛ばしておくと非常に便利。上の写真の通り、シモリの位置や水深なども掴むことができます。

ドローン 空撮

この通り航空写真ではわかりにくい場所も、ドローンを飛ばすことでくっきりと。

魚を効率よくを狙うことももちろんですが、地形変化が分からず、ついつい攻め過ぎてしまってルアーを根がかりささせしてしまうこともある程度回避できます。

ドローンの魅力②:フィールドを俯瞰して観察できる

ドローン 空撮

全体を俯瞰して見ることも可能なので、釣り場の地形把握はもちろんですが、全体的にどのような地形になっているかも確認ができます。

また、行ってみたい磯場があったりすると、とりあえずドローンを飛ばして調査をしたりします。

空撮

ドローンは機体にもよりますが、3kmくらいは飛ばせる機体も多いため、海上沖にドローンを飛ばして見ることもできます。より俯瞰してみることが可能になるのです。

カヤックフィッシングやサップフィッシング、ボートなどで出る前にも軽く飛ばして確認しておくと、浅瀬になっている場所の把握が楽になります。

気になっている磯場をドローンを飛ばして調査。歩いていくには厳しそうですね。

海の上を飛ばしているとナブラにも遭遇します。

小林
ワクワクせずにはいられませんが、遠すぎて指をくわえて見ているだけの生き地獄を味わうときも少なからずあります。

ドローンの魅力③:操作が楽しい&自分だけの絶景を味わえる

ドローン 空撮

そしてなんと言っても、男子にとってドローンは楽しいおもちゃ。飛ばしていると時間を忘れるほどに没頭できます。まるで子供の頃にミニ四駆で遊んだあの感覚に近いものがあるのです。

「墜落しないかな?」などと心配になることもありますが、ドローン歴5年、いまのところ墜落は一度もありません。(周囲の安全確認は必須です)

ドローン 空撮

 

小林
こんな具合に、ドローンパイロットだからこそ見られる風景もあったりします。なかなか普段は見られない絶景に出会えるというのが、このガジェットの最大の魅力でしょう。

まとめ

ドローン

釣りにおいてのドローンは、ルアーなどのタックルとは違い、直接的に釣果に結び付けるようなものではありませんが、使い方次第では有効的なアイテムに変わります。

小林
釣りだけでなく、持っておくと楽しいドローン。今回紹介した機種(DJI Mavic Air2)は、下の動画でも取り上げていますので、そちらもご覧になってみてください。

 


 

撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

ライタープロフィール

小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

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