嵐山フィッシングエリアを実釣レポート
嵐山フィッシングエリアは京都市右京区にあるトラウトの管理釣り場です。
市街地から近く、関西各地からのアクセスは抜群。
本記事では、元釣具屋の筆者が嵐山フィッシングエリアに実釣した模様をお届けします。ぜひ、釣行時の参考にしてください。
嵐山フィッシングエリアの基本情報
嵐山フィッシングエリアの基本情報を紹介します。
なお、料金や営業時間等は2021年1月時点のものです。
変更される場合もあるため、HP(ブログ)で最新の情報も確認しておきましょう。
アクセス
名神高速京都南I.C、京都東I.Cより車で約45分。
京都からは国道162号を福井県小浜方面へ北上し、嵐山高雄パークウェイの高雄口へ。
料金
チケット | 金額 |
男性/1日 | 4,500円 |
男性/5時間 | 3,500円 |
女性/時間制限無 | 2,5000円 |
中高生/時間制限無 | 2,500円 |
小学生/時間制限無 | 1,500円 |
小学生未満/時間制限無 | 無料 |
1時間延長 | 1,100円 |
レイク嵐山(ウェーディングエリア)/1日 | 3,500円 |
※中学生以下の子供のみの入場不可。レンタルロッド(有料)もあります。
営業時間
期間 | 時間 |
10月-3月 | 7:00-17:00 |
4月-6月 | 6:00-18:00(ナイター営業は20:00) |
7月-9月 | 6:00-18:00(夏季営業は特別開放日のみ) |
※夏季は休業日が多い点に要注意。
嵐山フィッシングエリアのレギュレーション
嵐山フィッシングエリアのレギュレーションです。
釣行時は注意しましょう。
▼主なレギュレーション
- ・シングルフック、バーブレス使用
- ・ワーム、ソフトルアー、ラバージグ、トレーラー等禁止
- ・フェザージグの使用はBエリアのみ
- ・ビク/スカリの持ち込み禁止
- ・要ラバーネット
- ・テンカラ禁止
- ・釣り場にペット同伴不可
- ・持ち帰り1人5匹まで(50cmアップは1匹まで)
- ・レイク嵐山は持ち帰り不可
施設利用の流れ
ここでは施設利用までの流れを紹介します。
嵐山高雄パークウェイへ
軽・普通自動車ともに通行料金1,200円が必要です。
HPでは割引クーポンも掲載されていて、画面を掲示すると割引きが適用されますよ。
駐車場
嵐山高尾パークウェイを道なりに進むと駐車場が見えてきます。
かなり広い駐車場です。
事務所で券を購入
こちらのトレーラーが受付兼売店です。
ルアーなどの販売もありますので、忘れ物をしても大丈夫。
入場
事務所すぐの桟橋から、もしくは池の外周を歩いて池の中央から入場します。
隣の人との間隔を確認して釣りを始めましょう。
事務所近くの桟橋は初心者エリアのため、スペースに余裕がない場合は初心者の方が優先されます。
嵐山フィッシングエリアで狙える魚種
嵐山フィッシングエリアで狙える魚種は、レインボートラウトやブラウントラウト、イトウ、イワナ、コーホーサーモン、ブルックトラウトなどです。
釣行した当日は、レインボートラウトとブラウントラウトがメインで放流されているとのことでした。
ブラックバスも生息しているので外道で釣れることもあります。
嵐山フィッシングエリアの特徴
ここからは嵐山フィッシングエリアの特徴を紹介します。
桟橋がメインの管理釣り場
広めの桟橋が設置されているポンド型の釣り場です。
水深は3〜5m程度と、管理釣り場の中では比較的深めなのでさまざまな釣り方を楽しめます。
ルアーフィッシングとフライフィッシングができる
ルアーとフライフィッシングが両方楽しめます。
手前部分はバックスペースがない場所もあるため、フライの場合は大桟橋で釣るのが無難です。
メインエリアは2つ
桟橋はエリアAとエリアBの2つのエリアに分けられています。
エリアBは小型のトラウトがたくさん放流されているため、釣りやすくて初心者向きです。
エリアAは広くて大きめのトラウトが放流されています。
ウェーディングエリアもあり
ウェーディングを楽しめるレイク嵐山もあります。(別料金)
自然環境のようなエリアで本格的なフライフィッシングが楽しめます。
トイレ
トイレは池の奥まで少し歩いた公園内と、事務所向かいの道路沿いにあります。
釣り場からは少し距離があるため、事前に行っておくのがおすすめです。
実釣
当日の釣行の様子をお届けします。(釣行は1月半ば)
筆者はフライとルアーの両方にチャレンジしました。
当日の状況
前半は曇り後に雨で時折強い風が吹く状況で、後半になって雨が止み落ち着いた天候になりました。
最高気温は10℃程度。
土曜日なのもあってか釣りやすいエリアBの人数は多く、エリアAでは多少のゆとりがありました。
エリアAはフライがいい感じ!
スペースがなくてエリアBに入れなかったため、前半は桟橋奥のエリアAでフライフィッシングにチャレンジ。
寒い時期で活性も低そうだったため、フローティングラインにオクトパスフライを付けてスローフォールを中心に攻めます。
特にアクションは付けず、水深2〜3m程度まで沈めたところでアタリが集中しました。
エリアBではスプーンに好反応
後半はエリアBでルアーフィッシングにチャレンジ。
1.5g前後のスプーンを使用し、ボトム付近を意識したスローリトリーブでヒットしました。
タイミングによって有効なカラーや重さは異なるため、バリエーションはいろいろ用意しておくのがおすすめです。
ビギナーも楽しめる
エリアトラウト初挑戦の同行者もスプーンで楽しんでいました。
エリアBの初心者エリアは比較的水深も浅いため、攻略しやすいようになっています。
当日のタックルセッティング:フライ
- ロッド:フライロッド#5クラスのトラウト用ロッド(セージ/DSⅡ#5)
- リール:フライリール(オービス/バテンキル バーストックⅢ)
- ライン:WFフローティングライン#5、ティペット5X(0.8号)2m前後
- フライ:オクトパスフライ
当日のタックルセッティング:ルアー
- ロッド:ULクラスのトラウトロッド(オリムピック/ベレッツァRV GLBRS-602XUL-T)
- リール:スピニングリール2000番(シマノ/ストラディックC2000S)
- ライン:フロロカーボン2.5lb
- ルアー:1〜2gのスプーン各種、クランク
嵐山フィッシングエリアのおすすめアイテム
当日使用したヒットアイテムを紹介します。
フライ・ルアー選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
当日一番反応があったのがオクトパスフライでした。
投げてフォールさせるだけで釣れるので、初心者でも扱いやすいフライです。
より深いところを狙う場合はスプリットショット(ガン玉)などでフォール速度を調整するのもおすすめですよ。
スローリトリーブで安定した泳ぎを演出できるスプーンです。
ウエイトは1〜2g程度がおすすめ。釣行時は売店でも売ってました。
スプーンに反応が悪い時はクランクの出番です。
スローリトリーブでよく反応がありました。
喰いが渋い時はフェザージグも推奨されています。
ただ巻きやリフト&フォール、トゥイッチで誘いましょう。ただし、使えるのはエリアBのみです。
ビギナーもベテランも楽しめる!
当日は厳寒期だったので爆釣とはいきませんでしたが、ルアーでもフライでも飽きない程度にトラウトの引きを楽しめました。
エリアトラウト初挑戦の同行者も釣れてましたので、ビギナーでも難なく楽しめるエリアだと思います。
関西各地からのアクセスがよく、ロケーションもよいエリアですので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください!
筆者の紹介
tsuki
関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪
釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。