「普通に巻く」以外の使い方がやばかった……。
海で表層直下早巻きで出たビッグサイズ!(78cm、156F カラー:不夜城)
基本はリトリーブで釣るルアーですが、『モアザン レイジーファシャッドJ』を活かした釣り方を見つけました!
誰でもできる!引き波×S字!
これがやばかったです!このルアーの凄いところは、表層でしっかりS字を描けるところ。
引き波を立てながらS字形をコントロールするのって結構難しいんですが、このルアーは表層から飛び出しそうになってもS字をしっかりと描いてくれるのです!
これ簡単に出来るS字系のジョイントベイトって、なかなか少ないと思います。
ルアーの横から水を受けさす!
頭のフィンを利用した釣り方です!
正面から水を受けると受け流してS字を描くんですが、横から水を受けると戻ろうとする動きを水を受けたフィンが邪魔をしてS字を描かなくなります。
この急にS字を描かなくなる動きの変化が、食わせるタイミングになるわけです。
慣性で食わす!S字の折り返しでフッ…
S字をかいてるな〜……って時に巻くのを止めて、ロッドを一瞬で戻しラインテンションをフリーに!
流れを受けてダウンに入っている時なら1m弱横にルアーが飛びます。この「抜け」の動きが、他のS字に比べるとより距離が長いことが特徴の一つです。
高速巻きからのこのアクションが出すと、良いかもしれませんね!
ポイントに応じた使い方を!
さて良いこと尽くしで書いてきましたが、反面デメリットもあるので使う場所やケースもしっかり選びたいですね!
アピールが高いということは……。
S字系ジョイントベイト共通のデメリットとも言えますが、このアピール力の高い反面、魚がスレるのも早いです。
さらにS字系ジョイントベイトの着水音の大きさについても、同様のことが言えます。
大型ベイトが溜まっている状況などでは、逆に活性が上がるきっかけになりますが、複数回投げ続けるとプレッシャーがかかりやすくなる傾向にもあります。
ちょっと泳ぎ過ぎかも!?笑
激流で使った際には、ダウンに入ると動き過ぎるなぁ。という印象を受けました。
思った以上に、“ブリンブリン”と泳ぎます!
ナイトゲームの落ち鮎のダウンの釣りには、少し難しかったですね。
インプレッション釣行での釣果
今回のインプレッション釣行では、アベレージ65〜70cmほどの魚を複数本キャッチすることができました!(最大サイズは、前述記載の78cm。)
落ち鮎パターンも終盤で、なかなか渋い状況のはずでしたが、びっくりするくらい反応がよかったので、非常に大満足。
このルアーのポテンシャルを垣間見ることが出来ましたね!
後日談ですが、雨後の濁りやベイトフィッシュが大きい場合、またストラクチャー周りに投げると、さらに反応がよかったですよ。
S字デビューには最適!!
誰にでも扱い易く、今までやり辛かっ「表層引き波スラローム」もいとも簡単に実現してくれた『モアザン レイジーファシャッドJ』シリーズ。
比較的値段も安いうえに、オートマチックに扱えるこのルアーはこれからS字系ジョイントベイトに挑戦するアングラーには、もってこいのアイテムでした。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介したルアー
ダイワ モアザン レイジーファシャッド J138F
ダイワ モアザン レイジーファシャッド J138S
ダイワ モアザン レイジーファシャッド J156F
ダイワ モアザン レイジーファシャッド J156S
今回の筆者について
ちゃったTV なおと
京都府舞鶴を軸に、若狭湾〜山陰エリアで釣りを楽しむマルチアングラー。
Youtubeチャンネル『ちゃったTV』やニコデザインオフィスのフィールドスタッフも務めています。
TSURIHACKでは、皆様の釣果の手助けが出来ればと思い、様々な情報を発信していきます。