“沖堤防”は最後の楽園!? 大型&多彩な魚種が狙えて意外とハードルも高くない!(3ページ目)

沖堤防の注意点

荷物の置き場を工夫しよう

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提供:tsuki

沖堤防は広い釣り場ばかりではなく、足場の限られている堤防もあります。他の釣り人の邪魔にならない場所に荷物を置きましょう。

また、沖堤防では突然の強風で荷物が飛ばされる事もありますので、風裏になるところに荷物を置いたり、軽いものはバッカンに仕舞うなど工夫しましょう。

キャスト時は後方確認をしよう

広い堤防においても、後ろに人がいないとは限りません。他の釣り人に怪我をさせないよう、キャスト時は必ず後方確認をするよう心がけましょう。

また、自分が堤防を歩く際も、「もしかしたら後ろを確認せずキャストする人がいるかも」という心持ちで、周りへの注意を忘れないようにしましょう。

足元に注意

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堤防によっては足場が極端に狭く、釣り人がすれ違うのにも注意が必要な沖堤防も存在します。

また堤防が削れていたり、水が被っていたりと、釣りをするには危険な場所もあります。

5mもの堤防から落水する可能性もあるので釣りの際は細心の注意を払いましょう。

帰り(上がり)の時間は余裕をもって

帰る際は上陸した時と同じ船着きに集合します。船着きに誰もいない場合は船を着けてくれないため、余裕をもって船着きにいるようにしてください。

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いくつもの堤防に人を渡している渡船もあります。その日の人数や海況によって時間は前後するため、乗り遅れないために早めに片付けを行って待機しておきましょう。

また、一つの堤防に対し、複数の渡船屋がある場合もあるので、自分が乗船する船の名前を覚えておくようにしましょう。

マナーを守ろう

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これはどの釣り場においても言える事ですが、ゴミを捨てるのはもってのほかですし、場所によってはコマセ禁止、タコ釣り禁止、ルアーの横引き禁止といった場合もありますので必ずローカルルールを確認の上、遵守ください

マナーの問題で釣り場が失われないように釣りに行って嫌な気分にならないように、釣り人同士の挨拶や、心使いもお忘れないようお願いします。

他の釣り人は競争相手ではなく、同じ釣り場で釣りをしている仲間として接せられるようになれば、不要なトラブルを回避出来るだけでなく、良い釣果へとつながる情報共有も出来たりと、良い事尽くめです。

沖堤防に行ってみよう!


沖堤防は通常の釣り場と比べれば、事前に調べる事や気にする点が多く、ハードルが高いように感じてしまいがちですが、しかし一度経験してしまえば、特段難しい事もなく、それらのハードルは殆ど感じなくなるでしょう。

上の画像は、筆者が今まで半日×10回程度の沖堤防釣行で釣り上げた魚たちです。もちろんボウズに終わった時もありましたが、釣果に恵まれた釣行が多かったと感じています。

皆さんもぜひ沖堤防にチャレンジして、その魅力を感じていただければ嬉しいです。

最後に、安全面に関してだけは不用意にならないよう、マナーを守ってお楽しみください!

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