ダイワのタックルボックス・バッグの特徴
大手釣り具メーカーのダイワには、充実したタックルボックス&バッグのラインナップがあります。
タックルボックスは堅牢で容量が多くカスタムも可能、タックルバッグは持ち運びしやすく、最初からロッドスタンド付きでしかも洗いやすいといった特徴を基本に、それぞれのシリーズでサイズや機能が異なっています。
本記事ではそんなダイワのタックルボックス&バッグのラインナップをまとめました。
タックルボックス製品
TB9000/7000/5000
製品の特徴
蓋が両開きタイプで、座っても大丈夫な堅牢性を持ったシリーズ。サイズは3種類あり、ダイワのタックルボックス・タックルバッカンで最も大きなシリーズです。
蓋は開けた時に約90度で止まるので、中身を見やすく、開け締めも簡単に行いやすい設計。内蔵されているインナートレーは小物入れに、サイドにある多目的ホルダーにはプライヤーを入れておいたり、別途オプションで販売されているロッドホルダーをセットしたりすることが出来ます。
適した釣りジャンル
主に容量を必要とする釣りにおすすめ。例えば船釣りでのジギングやタイラバ、エリアトラウト等において使いやすいです。
またカラーバリエーションにジギングブランドのソルティガカラー、タイラバブランドの紅牙カラー、タチウオブランドの鏡牙カラーが、それぞれ最適なサイズでラインナップされているので、ロッドやリールとの統一感あるコーディネートをしたい方はそちらもチェックしてみてください。
釣種別のカラーバリエーション
ダイワ ソルティガ TB9000
サイズ:本体外寸約54×34×35cm
ダイワ 紅牙 TB7000
サイズ:本体外寸約47.5×33.5×32cm
ダイワ 紅牙 TB5000
サイズ:本体外寸約44×29.3×29.3cm
ダイワ 鏡牙 TB5000
サイズ:本体外寸約44×29.3×29.3cm
TB4000/3000
製品の特徴
コンパクトサイズで、上蓋をトレースタンドとして使えるシリーズです。
上蓋を開いてハンドルを支えとして使えばトレースタンドの出来上がり。準備中のリールやルアーボックスを一時的に置いて作業するのに非常に便利です。
仕切板が4枚付いたインナートレーは、リーダーやフック、カメラ等を小分けして入れられます。
適した釣りジャンル
荷物をあまり必要としない釣り、また移動が多い釣りに適しています。陸っぱりのエギングやバス、シーバス、アジング、管理釣り場での使用等におすすめです。
こちらのシリーズでも別売りのロッドスタンドがサイドに装着出来るので、必要な方はカスタムしてみてください。
ダイワ TB4000
サイズ:43.4×23.3×27.1cm
ダイワ TB3000
サイズ:31.3×23.3×22.2cm
プルーフボックス
製品の特徴
完全ロック機構で防滴性があるプルーフボックス。構造はトップ収納とメイン収納に分かれていて、トップには使用頻度の高いラインカッター等、メイン収納にはリールやリーダー、フック等を分けて収納可能です。
防水のユニットケースUCシリーズ等がぴったり入るシステムサイズ設計も採用されているので、小物を効率的に小分け収納出来るのもポイントです。
適した釣りジャンル
小物を小分けして、かつ濡らしたくないものを収納するのに適しています。フックや仕掛けを収納しておくのにとても便利です。
サイズは2種類で、PB-2000Rにはハリポケット&サビキ仕掛取り出しリブ付きの仕切り板、PB-3000Rは大型トレーと可変仕切板付き、さらにダイワ電動リール500サイズが入る容量がありますので、用途に応じて選んでみてください。
タックルバッグ(バッカン)製品
ATタックルバッグ D(A)
製品の特徴
新合体ハンドルと着脱式ショルダーベルトの両方が付いている、持ち運びが便利なタックルバッグです。左右にはカラビナ等で小物を取り付けられるアタッチャブルバーと、簡易ロッドスタンドが2つ付いています。
上蓋は凸形状のかぶせ蓋で、置いたものが転がりにくく、ファスナーを開けた状態でも風でバタついたりしにくいのが特徴です。
底には滑り止めパッド付きで船等において滑りにくい設計です。
適した釣りジャンル
陸っぱり・船、ルアー・餌を問わず、幅広いシーンで使えます。ハンドル付きなので、船での荷物の受け渡しも行いやすいです。
陸っぱりのバス、堤防でのアジングやエギング、船でのタイラバや餌釣り等、様々なシーンで使ってみてください。
LT タックルバッグ D(A)
製品の特徴
新合体ハンドルとショルダーベルトが付いた軽量なタックルバッグ。蓋は半開きでスナップ留めでき、風が吹いている時にバタついたりしません。
サイドはコンパクトロッドスタンドが2個付いた設計。ショルダーベルトは大型パッド付きで、肩に掛けた時の負荷が分散されて痛くなりにくいです。
適した釣りジャンル
軽く移動が楽なので、ランガン中心の釣りにおすすめ。タックルボックスだと移動中に重かったり、場合によっては角が足に当たって痛かったりしますが、そのようなことが少ないです。
バス、シーバス、エギング等で活躍してくれるでしょう。
LT タックルバッグ S(C)
製品の特徴
かぶせ蓋採用の軽量セミハードタックルバッグです。雨や水しぶきが掛かっても中身が濡れにくく、セミハードボディー&ステンレスフレームで型くずれしにくいのは大きな魅力。また泥や塩で汚れても、簡単に水洗い出来て綺麗な状態を保てます。
外側はロッドスタンド2つとDリングが1つ、底には滑り止めラバーパッドで滑りにくい工夫が施されています。
適した釣りジャンル
比較的小物を必要としない釣りや、水しぶきをかぶることも多い船での釣りに適しています。
サイズ展開がダイワタックルバッグで唯一36・40・45と3種類あるので、例えばアジングやメバリングでは36、タイラバやタチウオでは40や45と、釣りに応じた大きさを選びやすいです。
モバイルタックルバッグ S(B)
製品の特徴
2020年5月にデビューした、ダイワタックルバッグの最新作。蓋は小物が転がりにくい形状を採用したハードかぶせ蓋で、バックルおよび面ファスナーで留めることが出来ます。
内側は小物入れに最適なハーフインナートレイ、外側にはロッドスタンド2つ、Dリング、プライヤーホルダー、底面には滑り止めラバー付きです。
適した釣りジャンル
釣りのジャンルは特に問わず、陸っぱり・船、ランガンの釣りでも腰を据えた回遊待ちの釣りでもなんでもこなせます。
今回ご紹介している中でプライヤーホルダーが唯一付いているので、シーバスやジギングでは特に使いやすいのではないでしょうか。
自分にベストなタックルボックス&バッグを
ロッドやリール、ルアー等に比べて、後回しでサブ的に考えがちなタックルボックスやバッグですが、ちょっとした機能の違いで釣りの効率やストレスが大きく変わってきます。
シーンやスタイルに応じて本記事でご紹介した製品を使えば、きっと釣果アップに貢献してくれるはずです。