Deeperを持って有名フィールドへ行ってみた
今回のロケ地は、関東屈指のハイプレッシャーレイク『霞ヶ浦』。
週末ともなれば有名ポイントはアングラーで埋め尽くされるほど。関東バサーであればその難易度は肌で感じてるはず……。
ということで、霞ヶ浦を舞台に「Deeperを駆使することでどのくらい釣果を出すことができるか?」を検証していきます!
まずは見えるストラクチャーをチェックするも……
まずは定番スポットである人工物やウキ草にDeeperを投入すると、早速魚影が映ります。やはりストラクチャー周りにバスはいるようです。
色めき立ち、今回の趣旨を無視して”目に見えるストラクチャー”にテキサスリグやスモラバを投げ込むもノーバイト……。さすが霞バス。甘くはありません。
その後しばらくポイントを観察していると、やはり数人の釣り人が入れ替わり立ち代わり同じストラクチャーを攻めています。
「居るけど釣れない」とは、まさにこのこと……。
沖の地形変化を発見!
Deeperをキャストしていくと、沖に地形変化を発見。目に見えるストラクチャーはありません。
すかさずダウンショットをリグり、Deeperに反応があったポイントのやや沖側にキャスト。ボトムを感じながらズル引いて手前に寄せ、カケアガリ付近でステイさせていると……
すかさず「コンコンッ」と魚信があり、40アップのゴン太バスが登場!
針傷が一つもなかったので、おそらく初めて釣られた魚だと思います。沖の見えないストラクチャーに付いていたからか、あまり釣り人に狙われていなかった魚かもしれません。
難しいアクションをせずとも止めるだけであっさりと口を使ってくれました!
ディープエリアで意外な事実が
霞水系では数少ないディープエリアに移動し、Deeperを投入すると、ボトム付近にサスペンドする魚影を発見。
取材日直前(10月中旬)に訪れた台風と気温低下のせいか、バスもベイトフィッシュも水温が安定する深場に落ちているようです。不思議と、駆け上がりの上の2m以浅のエリアには魚影が一切見当たりません。
完全に底ベッタリではなく、底から1m程度の水深にサスペンドするという、なかなか難しそうな状況です。
スピナーベイトのスローロールやダウンショットで狙ってみましたが、残念ながら不発……。しかし、深場に魚が集まり、若干浮いているという事実は今後に繋がる貴重な情報です。
多くの釣り人が魚のいないシャローを攻めていたので、釣り人のイメージと実際の魚の動きが大きく離れていることにも気づかされました。
水温が上がりきった時間帯に……
朝一にDeeperで得た「バスがサスペンドしている」というヒントをもとに、水温が上がりきってからの時間は、秋バス攻略の定石”巻き物”でランガンしていきます。
すると……
スピナーベイトで2本連続ヒット!
この日のパターンは、「中層にサスペンドしながら上を意識しているバスを狙う」が正解だったようです。
その日のパターンに近づくヒントが見つかるかも
今回の検証で気付いたのが、水温・水深の違いでベイトフィッシュの量がまるで違うということ。また、バスが底べったりなのかサスペンドしているのか、数多くのヒントを得ることができました。
水中の様子を把握することで、シーズナルパターンやその日のパターンを掴むのに最短距離でたどり着けると思います。
今回はフラットな地形である霞ヶ浦での検証でしたが、地形変化に富むフィールドではよりDeeperの恩恵を感じることができるでしょう。
▼今回使ったのがこのアイテム
Deeper CHIRP+ ワイヤレススマート魚群探知機
▼スキャン可能深度や最小識別サイズは劣るが、バス釣りでは十分な性能のDeeper PRO+もオススメです!
Deeper Pro+ ワイヤレススマートGPS魚群探知機