【船長の玄界灘レポートVol.8】ショートバイト多発するもゲーム性高し!

2022/10/20 更新

福岡市東区の箱崎港から出船している遊漁船「エル・クルーズ」の船長が、9月の玄界灘の釣況と今後の展望を解説!

目次

アイキャッチ画像提供:岩室拓弥

玄界灘の釣況をレポート

例年と比べて異常なほど高水温をマークした8月は、高水温の影響で苦戦することも少なくありませんでした。

対して9月は台風シーズンとなるので出船機会も少なくなり、状況も一変してきます。

そんな晩夏〜初秋の玄界灘の釣況を、遊漁船「エル・クルーズ」の船長である筆者がレポートします。

9月は水温が急低下

連続して台風が直撃

福岡が位置する北部九州では、9月2日と7日に連続して台風が直撃。

この影響で出船すらなかなかできない状況となりましたが、台風通過後は一気に夏から秋めいた気候となり、約30℃をマークしていた水温は一気に低下。

秋雨やシケの影響も加わり、当記事を執筆している現在(9月28日)の海水温は24℃。

30℃という異常な数値をマークしていた海水温は1ヵ月で実に6℃も低下し、過去5年平均値を下回る水温まで落ち着きました。

9月はジギングをメインに出船

9月はお土産稼ぎでSLJなどを多少織り交ぜながら、ジギングをメインに出船していました。

ジギングはショートバイトに苦戦

急激な水温の低下や濁り、マイクロベイトなどと要因は様々ですが、ジギングは全体的にショートバイトに苦戦することも多かったです。

とはいえ、要所要所で良型をキャッチすることもでき、朝・夕マズメは確変タイムに突入することもしばしば。

なかなかタフな状況に置かれたことには間違いないですが、その日のアクションやタックル、パターンにマッチさせられれば好釣果をマークできていたので、ゲーム性の高いジギングゲームを楽しめています。

SLJでは根魚を中心に多彩な魚種をキャッチ

ジギングの合間のSLJでは、秋らしくマダイ・根魚・小型青物を中心に五目釣りを楽しめました。

ジギングは釣り応えは抜群ですが、青物だけだと少し色味が寂しいので、合間にSLJを挟めばその日の食卓が更に豪華になることも(笑)

当船は1日ジギングで押し通すことも多いですが、状況に応じてSLJも混ぜるので、お越しの際はお土産用にSLJタックルも用意していただくことをおすすめします!

ショートバイト対策におすすめのフック

ツインパイク(デコイ)

ショートバイトに悩まされることも少なくないジギングですが、その時に重宝するのがデコイの「ツインパイク」。

細軸・ワイドゲイプな設計は、小さいバイトも高確率でモノにしてくれるので、タックルボックスに忍ばせておくことをおすすめします!

ちなみに、サイズは#2/0・#3/0・#4/0を準備しておくと良いですよ。

カツイチ デコイ ツインパイク

10月は絶好の釣りシーズン!

9月は海況・釣況ともにタフな日が多かったですが、過ごしやすくなる10月は人間にとっても魚にとっても絶好の釣りシーズン!

ショアではエギングやシーバスなどが盛り上がってくるシーズンですが、オフショアでも様々な釣りを楽しむことができます。

ジギング

夏に一旦落ち着きをみせたヒラマサも、これから季節が進むにつれて再び好シーズンになってきます!

数・型共に狙いやすくなってきますよ!

SLJ・タイラバ

もちろんSLJ・タイラバにとっても好期!

1日のんびりと楽しむのもヨシ、ジギングの合間に楽しむのもヨシ。

マダイやアコウ、マハタ、アマダイ、ヒラメなどの高級魚が狙えます!

ティップラン

そして、10月からはティップランのシーズンにも入ります。昨年は不調気味ではありましたが、今年は期待できそうです!

※福岡エリアでは珍しくティップランの案内をしている当船ですが、今年ももちろん案内させていただききます。

このように様々なターゲットの好シーズンとなる10月のオフショアシーン。

いろいろ狙えるがゆえに、どの釣りに行くが悩ましいところではありますが、10月も引き続き釣りを目一杯楽しんでいきましょう!

画像提供:岩室拓弥

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岩室拓弥
釣具店・釣具メーカー勤務を経て、現在は福岡市東区箱崎港から出船している遊漁船「エル・クルーズ」の船長。

職業柄オフショアがメインとなっているが、元々は陸っぱりがメインでメバリング・エギングなど様々な釣りの経験も豊富なマルチアングラー。

遊漁船 エル・クルーズHP

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