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釣り中にメンタルコントロールやってますか?怪魚ハンター流“釣れないサイクル”から抜け出す方法!(3ページ目)

僕が経験してきた大きなプレッシャー

テレビ番組の中で釣った魚に発信機を取り付けた

琵琶湖に生息するビワコオオナマズの行動生態を計測したくてたまらなかったころ、縁あってNHKの生き物番組『ダーウィンが来た』と一緒に調査をすることになりました。

自分でビワコオオナマズを釣らなければ、調査にも番組にもならないという大きなプレッシャーの中で5夜連続ボウズを食らった時は、初めて魚釣りをしていて胃が痛くなりました(笑)

この時、僕を守ってくれていたのは何年も通い続けて身に着けたビワコオオナマズ釣りに対する“自信”でした。

結果的に撮影期間内に目標だった3尾のビワコオオナマズを釣り上げ、発信機を取り付けデータを得ることができました。

お客さんに釣っていただくというプレッシャー

インドネシアのジャングルで、純淡水パプアンバスを狙ったツアーでのひとコマ。

連日の豪雨によりフィールドコンディションが悪化する中で、自分自身のメンタルはもちろん。どうしても悲観的になるお客様の精神状態を常にゼロベースに引き上げることに苦慮したことがあります。

この時は、どんな悪い状況でも「小さなチャンスは必ずくる」というモチベーションの高さを使ったメンタルマネージメントが功を奏しました。

プライベート釣行では自分がやりたい釣りを意識しています

最近プライベートでは、他人に「その釣りの面白さは分からんわぁ」とかいわれながらも、気にせず自分のやりたい釣りを楽しんでいます。

価値観は人それぞれですからね。ここに釣りに行きたいとか。この魚釣ってみたいとか。

帰り道に「今日も楽しかったなぁ」って思える魚釣りであれば、SNSでイイね!なんか付かなくたって充分なはずです。

撮影・文:山根 央之

筆者紹介

山根央之(やまねひろゆき)
初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。
餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。
テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活躍する。

怪魚ハンター山根ブラザーズ(兄)の記事一覧

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