ジギーとは
ジギーは鹿児島湾「Gameboat日登美丸(ひとみまる)」の船長が開発したジョイントスイムジグ。
オモリを連結させた特殊な形状はタイラバでもジグでもない、言うなれば第三のルアー的存在でしょうか。
実は著者であるまっちゃんも、オフショア釣行で何度も助けられている心強いルアーなんです。
まずはどんなルアーなのかを見ていきましょう。
ジギーのルアースペック
写真を見てわかる通り、メタルジグのようなボディにタイラバのフックをミックスさせた独特の見た目。
なんとなくですけど、ボールを集めて召喚される神々しい龍っぽい感じがしますねえ。
ウエイトチェンジが自由自在
ジョイントされたボディ本体、実は4つのパーツから出来ている特殊な構造。
フック付きヘッドパーツ40g+ボディパーツ20g×3。
合計100gの”重量可変式ジョイントスイムジグ”と呼ばれる新ジャンルルアーなんです。
パーツ内部に穴が開いており、アシストフックを通すことで外れないシステムになっています。
また弟分であるスーパーライトジギーJr.は、ヘッドパーツ20g+ボディパーツ×4、合計60gの5連結仕様。
ジョイント構造なので、その場でウエイトチャレンジが可能というメタルジグにはないメリットがあります。
要するにジギーを1つ持っておけば、刻々と変化する状況に現場で対応できる仕組みなんです!
カラーも変幻自在
パーツの組み合わせが可能なので、カラーも変幻自在。
自分で組み合わせたカラーで1人だけ連発! こんな妄想が頭の中を駆け巡ります(笑)
ジギーのヘッドにスーパーライトジギーJr.のボディをセット。
これなら10g刻みでウエイトを調整することが出来そうです。
ちなみにスーパーライトジギーJr.に、ノーマルジギーのパーツはハマりませんでした。
ご注意ください。
ジギーの実釣インプレ
コンセプトは「妥協無き船上開発」ならば船上へとレンタルボートで出港!
フォールアクション
「特殊なジグだから扱いにくそう」と思われがちですが、基本的な使い方はタイラバのように落として巻き上げ。
ちなみにタイラバタックルを流用しています。難しい操作がないのでビギナーさんにもオススメです。
頭が重たいのでストンと直線的に落ちていくと思いきや、ジョイントの恩恵からフラフラしたフォールアクションです。
さっそくフォール大好き「カサゴ」ちゃんがアタってきました!フォール中もラインに集中しましょう。
リーリング
一度泳ぎ始めるとフニャフニャとボディを振りながらスイムし、まるで逃げ惑うベイトのような動きを見せてくれます。
水面早巻きでは「シイラ」が強烈バイト!
チェイスも多くありスイミングでもかなり使えそうです。
またオフショアルアーのイメージが強いかもしれませんが、ショアジギングルアーとしても大活躍のジギー。
横の釣りでアクションさせるにはある程度早巻きが必要ですが、喰い渋るときに試してみる価値は十分にありますよ。
チューニングでパワーアップ!
タイラバとメタルジグを良いとこどりしたような”ジギー”。
チューニングすることで釣果も楽しさも大幅アップすることが最大のメリットかも知れません。
最後に釣り場で簡単にできるオススメチューニングをいくつかご紹介します。
ブレードチューン
ボディ最後尾にブレードを設置したブレードチューン。
釣り場の状況に合わせ即カスタムが出来る点も大きな魅力です。
大型のキジハタ!
カスタムルアーで釣れた喜びはひと味違いますねぇ。
スカート・タコベイトチューン
市販されているタイラバの替えフックに”ジギー”をセット。
めっちゃ釣れそうやん。
まっちゃんオススメのタコベイトチューン。
自分で選んだ組み合わせで魚が釣れれば、ひと味違った楽しみを体感できます。
最強?エサチューン
ルアーから少し離れますが、エビやキビナゴをフックにセット。
テンヤの要領で使えば色んな魚がアタックしてくるんです!
ルアー釣りをあまりしたことない方や、どうしてもお土産が欲しい方に試してもらいたい裏技です。
さらに妄想は広がり釣りを満喫しています(笑)
タックルケースに入れておこう!
1つで幅広くウエイトをカバーできるので、何本もジグを揃える必要もありません。
カスタムも大いに楽しめる”ジギー”で釣りをさらに楽しんではいかがでしょうか?
何色がお好みですか?
スーパーライトジギー Jr.