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ショアジギングのキャスト飛距離を“足の動きだけ”で伸ばす方法とは(2ページ目)

利き手と同じ足を前にするメリット

今までは釣りの基本通り、利き手と逆の足を前にして力一杯キャストしていました。

もちろん基本通りでも遠投はできますが、今回ご紹介しているスタンスの方がメリットが大きいことを発見。

そのメリットをご紹介いたします。

身体の捻転を使いやすい

捻転とは上半身を捻る動きのこと。

キャストのコツは上半身の捻転をうまく使うことですが、このスタンスは捻転を活かしやすいと感じています。

キャストの前に上半身をひねり、スイングと共にひねった体をもとに戻すようなイメージです。

重心移動の力が前に向く

テイクバックの際は後ろ側の足に重心を乗せておき、スイングを開始したと共に重心を後ろ足から前の足に移動させます。

ロッドを持つ手と足が揃うことで、重心移動の力がスイングの方向と揃い、重心移動の力を無駄なくロッドに伝えることができるんです!

身体が楽

今までと同様に釣りをしていても、今までよりも疲れにくくなったと感じています。

力をうまくロッドに伝えられるようになったことと、体に無理な力や負荷が掛からなくなったためだと思います。

特にショアジギングのような投げ続ける釣りでは、釣行後の違いは顕著です。

投げるときに意識すること

今回ご紹介しているスタンスを実践する際に意識することがいくつかあります。

右利きのぼくを例にとってご紹介しますね!

左利きの方は鏡写しで考えてみてください。

右足は半歩前

右利きのぼくは右足を前にしてキャストします。

右足は左足よりも半歩前にして構えます。

右に捻った上半身を元に戻すイメージ

テイクバックでは下半身は固定した状態で、上半身を右側に捻るように構えます。

体を捻ることで弓の弦を引くようなイメージです。

スイングでは上半身が腕やロッドを引っ張るような感覚でスイングしてください。

左足から右足に重心を移動させる

テイクバック時は左足に重心を乗せておきます。

スイングを開始したと同時に、重心を右足に移動させて重心移動のパワーもロッドに伝えます。

イメージは足はそのままに体だけ一歩踏み出すような感覚です。

前傾姿勢にならないよう注意

ルアーをリリースしたあと、身体が前傾姿勢にならないように気をつけてください。

前傾姿勢になってしまっている場合は、捻転や重心移動の力をうまく使えていません。

前に飛ばそうとせずに、ロッドを曲げることだけ意識することが大切です。

注意

今回ご紹介させていただいたスタンスは、あくまでぼくの主観や感覚での話です。

人によって体は違うため、必ず飛距離が伸びるわけではありません。

自分にあったフォームを見つけよう

今回の利き手と同じ足を前にするスタンスは、釣りの基本とは全く違う物です。

基本はとっても大事ですが、基本が100パーセント正しいわけではないと思います。

人によって合うキャストフォームやスタンスがあるはずなので、皆さんも自分なりのキャスティングを見つけてみてください。

 

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