岸和田一文字の画像

【岸和田一文字】元釣具屋が爆釣しながらポイントを徹底解説

2022/10/20 更新

大阪湾の南、岸和田沖に浮かぶ岸和田一文字は関西屈指の好フィールドとして知られます。そんな岸和田一文字への渡船方法から各堤防の特徴を詳しく解説します。青物やチヌ、タコなどの人気ターゲットが狙えます!

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

大阪湾南に位置する岸和田一文字

岸和田一文字の画像

大阪湾の南、岸和田沖に位置する岸和田一文字は様々な魚を狙える沖堤防。

大阪市内から高速で1時間以内でアクセスできることもあり、ファミリーやビギナーからベテラン釣り師にまで人気の釣り場です。

本記事では、元釣具屋の筆者が岸和田一文字への渡り方や釣り場の特徴を詳しくレポートします。

岸和田一文字の概要

岸和田一文字の画像

岸和田一文字は、沖一文字、旧一文字、中波止の3つの堤防で構成されています。

どの堤防も地続きではないため、渡船でのみ渡ることができます。

年間を通して釣れる魚種は豊富で、ハイシーズンにはたくさんの釣り人で賑わうフィールドです。

岸和田一文字で釣れる魚一覧

時期釣れる魚
1月〜3月スズキ、クロダイ、メバル、カサゴ、アジなど
4月〜6月スズキ、クロダイ、タコ、青物、サゴシ、アジ、サバ、イワシなど
7月〜9月スズキ、クロダイ、アオリイカ、タチウオ、タコ、青物、サゴシ、アジ、サバ、イワシなど
10月〜12月スズキ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、タチウオ、青物、サゴシ、アジ、サバ、イワシなど

岸和田一文字には岸和田渡船で

岸和田渡船の画像

岸和一文字で釣りをするには、大阪府泉北群忠岡町の忠岡漁港から出船する岸和田渡船を利用しましょう。

料金や出船時間は都度変更されるため、HPを確認しておくと安心です。

火曜日が定休日なので注意しましょう。

岸和田渡船 HP

料金

・基本料金

料金
大人男性2,400円
大人女性1,500円
中学生・小学生1,200円
未就学児0円

 

・セット料金

料金
父+小中学生3,000円
父+小中学生×23,600円
父+母+小中学生3,700円
父+母+小中学生×24,300円
母+小中学生2,100円
母+小中学生×22,700円

 

出船時間

・平日の出船時間(2020年7月時点)

午前午後
4:3013:00
5:3015:00(迎え最終)
7:00
9:00
11:00(送り最終)

※平日はバス送迎の方のみ乗船可能。(シャトルバスはフィッシングマックス泉大津店第3駐車場より出発します)

 

・土日祝の出船時間(2020年7月時点)

午前午後
4:3013:00
5:3015:00(送り最終)
7:0017:00
9:0018:30(迎え最終)
11:00

 

アクセス

・岸和田渡船受付

カーナビの設定は「大阪府泉北郡忠岡町新浜1丁目8-11」

・フィッシングマックス泉大津店第3駐車場(平日)

平日の場合はフィッシングマックス泉大津店第3駐車場へ。

第3駐車場は店舗から離れた北側の広い駐車場です。

乗船の流れ

岸和田渡船の画像

ここからは、釣行当日の乗船の流れを紹介します。

平日と土日祝日で集合場所が異なる点に注意してください。

平日はシャトルバスで忠岡漁港へ

岸和田渡船の画像

平日はフィッシングマックス泉大津店第3駐車場より出発するシャトルバスに乗って漁港に向かいます。

1番船の1時間前の4時から運行を開始し、乗車人数が10名程度になると出発します。

4時40分までバスが数回往復するため、1番船に乗る方は4時40分までに駐車場に集合して準備を済ませておきましょう。

2番船以降は出船時間の20分前が出発時間です。

※土日祝の場合は漁協へ直接向かって、受付時に駐車場所の指示を確認してください。

漁協の受付所へ

岸和田渡船の画像

こちらが漁協の建物です。漁協2階に受付があります。

活き餌以外の冷凍アミエビや釣り具、氷なども販売されていますので買い忘れた方はこちらで購入しましょう。

出船中は受付が閉まっているため、船が戻るまで待機する必要があります。

券売機で乗船チケットを購入、乗船名簿の記入

岸和田渡船の画像

券売機で人数分の乗船チケットを購入し、乗船名簿を記入します。

利用したことがある方も毎回記入する必要があり、初めての方は住所も記載してください。

家族連れの方は連名で記載しましょう。

チケットと乗船名簿を受付カウンターへ

岸和田渡船の画像

チケットと名簿を受付カウンターに提出し、乗船番号札を受け取ります。

ヒモが付いている番号札は携帯しておき、ヒモが付いていない番号札は乗船時に船長に渡します。

乗船前は指定場所で待機、乗船時に渡船場所を伝える

岸和田渡船の画像

乗船前は指定場所で待機し、案内があれば各自乗船します。

乗船時には番号札を渡し、その時に渡るポイントを船長に伝えましょう。

ポイントは沖一文字、旧一文字、中波止の3つがあり、中波止は通常の巡回コースではないので帰る時間も伝える必要があります。

ポイントに着いたら船長の合図で降りる

岸和田渡船の画像

安全のため、ポイントに着岸後、船が完全に停止して船長から合図が出たらポイントに渡りましょう。

釣行後、帰る時はこの船着きに集合します。

船着きに誰もいない場合は船を着けてくれないため、余裕をもって船着きにいるようにしてください。

回遊魚が豊富な沖一文字

岸和田一文字の画像

では、ここからはそれぞれの釣り場について解説していきます。

沖一文字は3つの堤防の中で最も沖向きのポイントです。

潮通しが良いので青物やタチウオ、サゴシなどの実績が高く、ショアジギングなどで特に人気があり、冬場はカレイ(投げ釣り)の好ポイントです。

回遊魚以外にもチヌやタコの実績も高くてどんな釣りも楽しめる反面、一番混雑する堤防です。

沖向き

岸和田一文字の画像

沖向きは足場が高いため、6m程度の玉の柄を用意しましょう。

水深は足元で7〜8m程度、手前10mほどが敷石の基礎部分、その先は水深10m程度の砂地が広がっています。

ショアジギングなどで青物を狙う場合は沖向きがおすすめですが、足場が狭いので注意してください。

内向き

岸和田一文字の画像

足場が広く、ファミリーフィッシングにおすすめです。

水深は沖向きと同程度で、潮の流れは比較的緩いのでウキ釣りなどにおすすめ。

小型の回遊魚も多く、サビキ釣りに向いています。

先端部分

岸和田一文字の画像

先端部分は足場が低く、水溜りになっていて足場はかなり悪いです。

潮通しが良いため、青物の回遊が多くてチヌもたくさん付いています。ヘチ釣りには絶好のポイントです。

混雑しにくい旧一文字

岸和田一文字の画像

沖一文字は青物狙いの方で混雑しやすいため、まったり楽しみたい方は旧一文字がおすすめ。

青物の回遊は少なめですが、チヌやタコ、タチウオの実績は高いポイントです。

サビキ釣りなどもよく釣れるのでファミリー向けの釣り場でもあります。

赤灯付近

岸和田一文字の画像

赤灯の先端部分に近づくにつれて徐々に水深が深くなっていき、先端付近の水深は7〜9m程度です。

また、先端付近はカケアガリになっていて大きな積み石も敷かれているため、タコやアコウの好ポイント。

赤灯の先端は潮通しも良いのでサビキ釣りにもおすすめのポイントです。

カーブ

岸和田一文字の画像

旧一文字の中間部分にあるカーブは、潮流に変化が生まれるので狙い目のポイントです。

水深は足元で4〜5m程度、沖に投げると5〜6mほどあります。

外向きは手前1mくらいがフラットなブロックで、その先4〜5mに大きな石が積まれており、根掛かりしやすいですがタコや根魚などの好ポイントです。

白灯付近

岸和田一文字の画像

白灯付近の水深は浅く、足元で3〜4m程度、沖に投げても5〜6m程度です。

赤灯と同様に潮通しが良いエリアで、サビキ釣りやチヌ釣りの実績が高いポイント。

先端正面は水路になっているため、内向きは潮が走りやすいので釣りにくく、釣り座は外向きに取るのがおすすめです。

穴場の中波止

岸和田一文字の画像

中波止は通常の巡回ルートには含まれませんが、北側の3番、南側の2番に渡してもらうことが可能です。

沖一文字よりも潮が飛びにくく、エビ撒き釣りやフカセ釣りでの実績が高いため、ウキ釣り初心者にはおすすめのポイント。

旧一文字よりもさらに釣り人が少なく、穴場のエリアです。

水道

岸和田一文字の画像

隣合う堤防の間の水道は潮が流れ、水道からの流れと沖の流れがぶつかる場所はフカセ釣りなどの狙い目です。

足元には敷石があって水深は3m程度ですが、少し投げると4〜5mほどあります。

敷石周りはタコと根魚の好ポイントです。

沖向き

岸和田一文字の画像

足元の基礎部分で水深3m前後、基礎部分以外は5〜6mほどあります。

手前約10mは基礎部分のカケアガリとなっているため、フカセ・ウキ釣りの場合は手前の基礎部分の切れ目(10mほど沖)を狙うのがおすすめです。

遠投する必要はありません。

内向き

岸和田一文字の画像

内向きは流れが穏やかで、外向きが荒れている場合におすすめです。水深は浅く、3m前後。

潮がよく流れる水道付近が狙い目です。

沖一文字で実釣

岸和田一文字の画像

回遊魚が多くてチヌなどの魚影も濃い、人気エリアの沖一文字に渡って実釣してみました。

※釣行は7月です

ヘチ釣りでチヌが釣れる

岸和田一文字の画像

夏場の沖一文字はイガイの付きがよく、チヌが浅いタナでたくさん釣れます。

外向き、内向きと歩き周りながら壁際を転々と探っていくと、良型チヌの反応が得られました。

特に北側の堤防が低いエリアは潮通しもよく、チヌが多いポイントです。

ジグサビキでサバがヒット

岸和田一文字の画像

サバやアジなどの回遊が多く、内向き・外向き共に小型回遊魚が狙えます。

当日は表層にサバが多く、10gのジグとジグサビキを使用すると連続ヒット!

周りの釣り人も、サビキ釣りでたくさん釣っていました。

青物のボイルがあるも不発……

岸和田一文字の画像

写真は過去釣行時のものです

沖一文字は潮通しが良いため、ショアジギングや飲ませ釣りでブリクラスが上がることもあります。

当日も、群がるサバに青物がボイルしている様子を確認できましたが、残念ながらヒットには至りませんでした。

8月頃になるとタチウオの回遊も多くなってルアーでもエサ釣りでも狙え、6月〜9月頃まではタコがよく釣れます。当日もタコはたくさん釣れていました。

中波止で実釣

岸和田一文字の画像

中波止に渡ってタコテンヤに挑戦したところ、開始30分ほどでサクッと2杯釣れました。

内向きのエリアで反応が多くありましたが、サイズは小さめ。他の釣り人もタコを釣っていました。

旧一文字で実釣

岸和田一文字の画像

中波止で釣った後に旧一文字へ。

広い堤防なので、探りながら歩いてポイントを転々と変えます。すると、手前5mほどの基礎部分を中心に探るとタコがよく釣れました。

午前中は特に反応が良く、周りでもたくさんのタコが上がっていて、基礎部分以外にも遠投して沖を狙っても好釣果を得られていました。

フカセ釣りでチヌの釣果も

岸和田一文字の画像

当日の旧一文字ではほとんどの方がタコ釣りを楽しまれていましたが、フカセ釣りをされている方もいて、内向きで2枚のチヌをキャッチしていました。

しかし、エサ取りのサバに苦戦させられていたので、やはり高水温期はヘチ釣りの方がチヌを釣りやすいと思います。

岸和田一文字に初めて行く方へ

岸和田渡船の画像

初めて岸和田一文字を利用される方に確認しておいてほしいポイントを紹介します。

ライフジャケットが必須

岸和田渡船の画像

ライフジャケットの着用が義務付けられています。

安全のため、乗船時も堤防に渡ってからもライフジャケットは必ず着用しましょう。

お持ちでない方は受付で貸し出しがあります。(レンタル料金200円)

船のトイレが使用可能

岸和田渡船の画像

堤防内にはトイレがありませんが、船に備え付けのトイレを利用できます。

船が着岸したタイミングで船長に伝えれば利用できますので、利用される際は出船時間を確認して船着きで待機しておきましょう。

トイレは男女別です。

帰りは早めの準備を

岸和田一文字の画像

帰る場合は出船時間の5分後、送り便がない時は出船時間を目安に船着きに集合します。

ポイントや人数の状況によって時間は前後するため、乗り遅れないために早めに片付けを行って待機しておきましょう。

帰港時にゴミを集めてもらえるため、釣り場にはゴミを放置しないようにしましょう。

岸和田一文字におすすめのアイテム

岸和田一文字の画像

岸和田一文字におすすめのアイテムを、魚種・釣り方別に紹介します。

仕掛け・ルアー選びに迷った際は、ぜひ参考にしてください。

アジ・サバ・イワシ狙い

・サビキ釣り

足元のサビキでも十分に釣れますが、沖を攻めた方が数とサイズがよくなります。

そのため、足元も沖も釣れる飛ばしサビキがおすすめです。

アジは底狙い、イワシとサバは表層を狙いましょう。

ささめ針 ウルトラ簡単飛ばしサビキセット M

・ジグサビキ

アミエビがなくてもジグサビキで手軽に小型回遊魚を釣れます。

ジグパラマイクロショアジギサビキはマイクロジグと小型のサビキがセットになっており、小型回遊魚に効果抜群。

当日もこれでサバがよく釣れました。

メジャークラフト ジグパラ マイクロ ショアジギサビキ

青物狙い

・ショアジギング

30g程度のメタルジグやメタルバイブレーションで青物やサゴシが狙えます。

その中でも、ジャッカルのビッグバッカーが岸和田一文字での実績が高くておすすめです。

投げて巻くだけで誰でも釣れるアクションを引き出せます。

ジャッカル ビッグバッカー 107

全長:107mm
自重:27g

・のませ釣り

サビキ釣りで釣れたイワシやアジをそのまま泳がせて青物が狙えます。

ブリクラスの回遊もあるため、仕掛けは太めのものを用意しておくと安心。

オーナーのセットが簡単で扱いやすいですよ。

オーナー セット一発泳がせのませ

ハリ:8号
ハリス:10号
オモリ:4号
●セット内容:ウキ止め糸、シモリ玉、中通しウキ、カラマンピン、ウキゴム、クッション付オモリ、鈎(1.3mハリス付)3本

タチウオ狙い

・ウキ釣り

タチウオのシーズンになると半夜便もスタートされるため、夕まずめを中心にタチウオ釣りが楽しめます。

ウキ釣りのセットとキビナゴやサンマの切り身を用意して狙ってみましょう。沖向きが狙い目です。

冨士灯器 こだわり太刀魚仕掛セット TYPE D2

 

・ワインド

夕まずめはワインドで狙うのが効果的です。

一般的な堤防よりも水深が深いため、少し重めのジグヘッドが活躍します。

ダイワ サムライ太刀 ワインドダート爆釣パック 18g

タコ狙い

・タコジグ

タコジグは堤防と堤防の繋ぎ目(スリット)を中心に、上から下まで探っていきましょう。

1箇所で粘らずにどんどん移動するのがおすすめ。

ヤマリアのタコゆらハンターシリーズが実績抜群です。

ヤマリア タコゆらハンター

・タコエギ 

タコエギは堤防の手前5〜10mの基礎部分を狙っていきましょう。

カケアガリになっていてタコもたくさん居着いています。

デュエルのタコやんシリーズはボディが浮く構造なので根掛かりが少ないです。

チヌ狙い

チヌはフカセ釣りやエビ撒き釣り、ダンゴ釣り、ヘチ釣りなどで狙えますが、ヘチ釣りが最も手軽でよく釣れるのでおすすめ。

ハリスとハリ、ガン玉、エサだけで釣れる手軽さも魅力。

落とし込みオモリセットは仕掛け一式がセットになっているため便利です。

カツイチ 落とし込みオモリセット 貝

根魚狙い

根魚は胴突き仕掛けやワームなどで釣ることができ、堤防の基礎部分や壁際を狙います。

その中でも、青イソメなどの虫エサを使った胴突き仕掛けが反応よく、アタリが多いので初心者の方でも楽しめます。

うきまろ堤防胴突仕掛は、フロートが付いていて仕掛けが立って漂いながらアピールするのでおすすめです。

がまかつ うきまろ堤防胴突仕掛

岸和田一文字でさまざまな釣りを楽しもう!

岸和田一文字の画像

岸和田一文字は大阪湾の中でもかなり魚影が濃い釣り場です。

思わぬ大物とも出会えるポテンシャルが高いフィールドですので、ぜひ足を運んでみてください。

ライフジャケットは貸し出しもありますので、必ず着用して安全面には十分に配慮して釣りを楽しみましょう!

画像提供:tsuki

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

関連記事