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バスだからフロロ一択はNG「釣果が劇的に変わる!」ラインセレクトの考え方(3ページ目)

あなたのライン選びを明確にする小話

これまで、ラインの仕事・特性についてご覧いただきましたが

じゃあ、結局何が良いの!?

と思った方に、あなたのライン選びを明確にする小話をご紹介します。

“ラインの定番が変わった”ことで起こった現象

シーバスタックル
撮影:TSURI HACK編集部

現在、シーバスラインの定番といえばPEラインですが、ひと昔前までの定番はナイロンラインでした。

細くて強度があるPEが開発され、その最大の特性である「飛距離」を求め、多くのアングラーがPEに移行して行きました。

結果、何が起こったか?

バラシやライントラブルが増えた」というアングラーが急増したのです。

魚とのファイトの画像
出典:PIXTA

もちろん、バラす、バラさない云々はタックルバランスや、アングラーの技量にもよりますので、一概にPEが原因とは限りません。

ですが、ラインの特性を知っている人から見れば、バラシが増えた理由というのも納得できますよね。

中には「シーバスの初心者にはトラブルの少ないナイロンをオススメする。飛距離が伸びて掛けられる数は増えても(結果バラすので)、取れる数は変わらないから」

という意見もあります。

誤解して欲しくないのは「PEとナイロンのどちらが良いか」という話ではありません。

シーバスだからPE」や「バスプロが使っているからフロロ」ではなく

「使うシチュエーションはこうだから、使うルアーはこうだから、扱う自分の技量はこうだから」と、様々な状況を想定し、自分の頭で考えでラインを選ぶ必要があるという事なのです。

その為にはしっかりとした予備知識を身に着ける(ラインの仕事と特性を理解する)ことが大事です。

定番や常識を疑おう。そして試そう!

また、人には個人差があり、人にとっての“使いやすい”は自分にとって“使いにくい”場合もあります。

ライン選びとは、“ラインの特性”だけでなく、“使う人の感覚”も関わってくる話だという事も忘れてはいけません。

この記事も「ビックリマンの言っている事は本当かな!?」と疑いの目で見て下さい。

ライン選びに近道はなく、実際に使い込んでみないとわからない事の方が多いです。

ぜひ様々な種類(太さ)のラインを実際に使って経験値をため、アナタ自身にとって、アナタが使うシチュエーションにおいてベストなライン選択をして下さいね!

ライタープロフィール

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ビックリマン高田
海外釣行ツアーChillTrip所属のプロガイドであり、Transcendenceのロッドデザイナー。年間釣行日数は300日ほど。GTから近所の小魚まで淡水海水問わずになんでも釣ります。

国内での釣行はバスフィッシングがメイン。関東在住ながら琵琶湖のモンスターバスフィッシングが得意分野です。

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