カマスをルアーで釣る
カマスは回遊魚で、岸から釣ることのできるルアーフィッシングのターゲットです。ルアーで釣れるカマスは、ヤマトカマスとアカカマスがおり、アカカマスは大きいもので最大50センチ程度の大物が釣れることもあります。イワシなどのベイトについて、堤防など潮通しのいいところに回遊してきた際に釣ることができます。
おすすめのカマスルアー7選
カマスは小魚を食しているので、スピンテールやメタルジグ、ミノーやワームなどが有効で、いずれにしても3センチくらいの大きさを中心にルアーをセレクトするといいでしょう。飛ぶルアーの方が広範囲に探れて便利です。
▼ ラパラ アイスジグ 3cm
ラパラから発売されているアイスジグ。氷を開けた穴から落として上下にアクションするだけで釣れるアイテムです。特殊な構造から生まれるアクションはカマスといったソルトゲームでも活躍します。
▼ ジャッカル チビメタ タイプ1 7g
ジャッカルから発売されている小型のメタルジグ。手返し重視のスリムボディは高速リトリーブやジャーク&フォールで活躍するためカマスはもちろん、さまざまなソルトゲームにおすすめです。
▼ラパラ ストーム 五目スピン 10g
ラパラから発売されているスピンジグ。テール部に付いているブレードはリトリーブするだけで回転するため初心者でも釣果をあげやすいです。
▼ ダイワ 月下美人 小鉄 5g
カマスを狙ったライトゲームに特化した鉄板バイブ。前後二つ用意されたスナップ用のアイを使い分けることによってリフト&フォール、タダ巻きと様々なシチュエーションに対応します。
▼ マリア リトルビット AH 3g
コストパフォーマンスの高いルアーが魅力のマリアから発売されるマイクロメタルジグ。「巻く、落とす、釣れる」のシンプルなコンセプトで、初心者でも扱いやすいメタルジグです。
▼ Ripple-ash ガンダンサージグ
低価格で購入できるアイスジグ。一つのダブルフックだけを採用した構造なので、アクション時のエビを最小限に抑えることができます。
▼ 一誠 海太郎 マイクロハネエビ 1インチ
村上晴彦がプロデュースする一誠から発売されているマイクロハネエビ。専用のジグヘッドと組み合わせることで生まれるダートアクションはライトゲームで抜群の釣果実績を誇ります。
カマスのルアータックル
カマスは、最大で50センチにもなる魚ですが、釣れる多くのサイズは30センチ程度です。ライトタックルで狙うほうが、引き味も楽しく、バレも少ないのでお勧めです。ロッドは6~7フィート程度のメバルロッドなどのライトゲーム用を使うといいでしょう。ラインはナイロン6ポンド前後を使用しますので、ナイロン6ポンドが100メートル以上巻けるリールを使用しましょう。
ロッド
6フィート~7フィート程度のルアーロッドを使用します。硬すぎるとバレやすく、やわらかすぎるとルアーが飛ばせないので、10グラム程度を投げれる竿を基準にするといいでしょう。
▼ シマノ ルアーマチック スピニング S60L
シマノから発売されているスピニングロッドのエントリーモデル。操作性の良い6フィートというレングスとライトゲームを幅広く楽しめる汎用性は初心者にぴったりです。
シマノ ルアーマチック スピニング S60L
自重:120g
継数:2本
仕舞寸法:94.3cm
ルアー重量:5-14g
▼ ダイワ 月下美人 76ML-T
ダイワから発売されているライトゲームの人気シリーズ。コストパフォーマンスが非常に高く、初心者から中級者まで絶大な支持を集めています。7.6フィートというロングレングスとチューブラーのティップは不意の大型にも難なく対応します。
ダイワ 月下美人 76ML-T
自重:100g
継数:2本
仕舞寸法:119cm
ルアー重量:3-10g
リール
ロッドとラインのバランスを考えると2000番台クラスのリールが使いやすいです。ハイギアタイプの方が手返し良く釣りができるので、ハイギアタイプがおすすめです。
▼ ダイワ 20 レブロス LT2000S-XH
LTコンセプトにより大幅進化を遂げたダイワのスピニングリール。2000番という幅広く使える番手と初心者に使いやすいノーマルギアは中級者にステップアップまで、ライトゲーム全般で活躍します。
ダイワ 20 レブロス LT2000S-XH
自重:200g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:81cm
▼ シマノ ナスキー C2000HGS
値段に見合わない性能で中級者にも愛用者が多いシマノのナスキー。ハイギアモデルはメタルジグの高速リトリーブから、スローリトリーブまで幅広く対応し一台で様々な釣りを楽しみたい方にもおすすめです。
シマノ ナスキー C2000HGS
自重:220g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:79cm
ライン
ラインの材質は特に問いませんが、ナイロンラインが一番コストパフォーマンスもよく、しなやかで使いやすいのでナイロンラインの6ポンドあたりがおすすめです。
▼ 東レ BAWO スーパーハード ポリアミドプラス 150m 6lb
多彩な技術が魅力の東レから発売されているナイロンライン。優れたコストパフォーマンスと扱いやすさから初心者からも人気を集めています。
▼ ユニチカ シルバースレッド アイキャッチ 150m
PEラインに定評のあるユニチカから発売されているPEライン。視認性の高いカラーを採用しており、天候に関わらず扱いやすいメリットがあります。
▼ モーリス デッドオアアライブ ナイロン 150m 6lb
モーリスから発売されているナイロンライン。耐摩耗、耐久性に優れており、ストラクチャーなどへの根ズレが心配なフィールドでも活躍します。
ルアーを使ったカマスの釣り方
カマスは回遊魚ですので、いれば釣れない、いたら釣れるという判断をしていいターゲットです。ですので、なるべくルアーを広範囲に投げて、広く探ることがまずはポイントです。次に、レンジです。泳いでいる泳層が違うと、カマスは食ってきませんので泳層も合わせることも重要です。
時期は春から秋
カマスはイワシなどのベイトが接岸しやすい夏期が釣りやすいとされています。
場所は潮通しの良い堤防
外洋に面した潮通しの良い堤防などが主なポイントです。エサとなる小魚と共に回遊してくることが多い魚ですので、回遊してくるまで待つことも重要です。
活性に応じてアクション
カマスはタダ巻きで食ってくれるターゲットです。しかし、活性が低い時や魚影が薄い時などは、アクションをして魚に気づかせる、もしくは口を使わせるきっかけを作ることが重要です。明らかに魚がいるのに釣れない時にはアクションを付けてみるのも一つの手です。
日中は底・マズメ時は表層
カマスは小魚の接岸があれば、どの時間帯でも釣ることができますが、やはり岸に小魚が寄りやすい朝マヅメ、夕マヅメは狙い目です。どんな魚でもそうですが、マヅメ時の若干くらい時間は泳層が上の方になることが多いです。朝・夕マヅメ時はまず表層からチェックし、日が高くなるにつれて、底付近を中心に攻めてみましょう。
群れが寄ったらカマス釣り
群れが回遊してくれば、入れ食いも当たり前のように起こるカマスのルアー釣り。ただし、群れがいなくなると全く釣れない、という危険もはらんでいます。海釣り公園や、沖堤防で釣りをされる際は必ず釣果情報をチェックしてから行くようにしましょう。