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渓流釣りの餌を徹底解説!釣具屋・川で手に入る餌の付け方と使い方のコツを紹介!(2ページ目)

川で採取出来る餌

川で採取した餌も渓流釣りではよく使われています。

大きさや種類が選びにくいこと、また採取する手間が必要ですが、魚の食いの良いことが大きなメリットです。

採取した餌は、餌箱に湿らせたミズゴケや木くずを入れて持ち運ぶと弱りにくいです。

川で採取出来る代表的な餌を以下にご紹介します。

オニチョロ・キンパク

オニチョロ・キンパク

出展:PIXTA

カワゲラの幼虫は、オニチョロやキンパクと呼ばれています。

太めの体形で主に石の下に生息しているものをオニチョロ、オニチョロより細身で金色がかった見た目。

川底の砂利に生息しているものをキンパクと呼ぶことが多いです。

オニチョロを採取する場合は石の下流側に網を構えてから石をひっくり返し採取します。キンパクの場合は下流側に網を構え、上流から川底を掘り返すようにして採取しましょう。

▼餌の付け方

オニチョロやキンパクは、お尻から針を通し、後ろ足付近で体の横から針先を出します。

小さなキンパクの場合は2匹を針に付けて使うこともあります。その場合は、胴の部分に横から針を刺します。

▼使い方のコツ

オニチョロはサイズが大きく硬さもあるので、食に対して貪欲なイワナ狙いでよく使われます。

その他の魚では食いが悪くなりがちなので、特に理由が無い限りは他の餌を使うのが良いでしょう。

キンパクは4月頃から成虫へと羽化するため、早春の使用が基本です。

ヒラタ

ヒラタ
出展:PIXTA

ヒラタとは、ヒラタカゲロウ等の幼虫のこと。平べったい体つきをしていて、2~3本ある長い尻尾が特徴的です。

ヒラタは石の裏側に居るので、石をひっくり返してから取るのが基本。

動きが素早いですが手で取らず、先の柔らかいピンセットを使うことをおすすめします。

▼餌の付け方

ヒラタは尻尾から針を刺し、体の横から出すように付けます。後ろ足の付け根付近から針先を出すのが基本です。

▼使い方のコツ

動きが速いヒラタは、針に付ける際に弱らせないことが最大のコツ。餌箱から取る時には、頭部に近い場所を優しく掴むようにしましょう。

活きの良い状態で使うことで、水中でしっかり動き、魚の食いが良くなります。

クロカワムシ

クロカワムシ

出展:PIXTA

クロカワムシは、ヒゲナガカワトビゲラの幼虫のこと。

黒っぽい体色をしていることからそのように呼ばれています。

石に小石で巣を作ってその中で生活していますので、その巣を剥がせば採取出来ます。

▼餌の付け方

クロカワムシは丸くなりやすいので、背中側に針をちょん掛けするのがおすすめ。

腹側に針を出すと、丸まった時に針先が別の場所に刺さったり、アワセを入れた時の刺さりが悪くなったりしがちなので注意してください。

▼使い方のコツ

餌箱にクロカワムシを多く入れておくと、噛み付き合って弱ってしまうことが多いです。そのため、餌箱にはあまり数を入れず、必要な分を都度採取しながら使うことをおすすめします。

餌をマスターして渓流釣りの釣果をアップ!

渓流釣り実釣

出展:PIXTA

ご紹介したように渓流釣りには様々な種類があり、針への付け方や手に入れる方法がそれぞれ違います。

本記事の内容をぜひご自身の渓流釣りに役立ててみてください。

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