新機種祭りだ!2月に楽天で最も売れたリールTOP10
陽射しが温かく感じられる日が増えてたように思える3月。釣り人の皆様はいかがお過ごしでしょうか?微かながらも、春の兆しを感じている釣り人は少なくないのでは……。
今回は、楽天市場でランキング上位TOP10に入ったリールをお届けします!今売れているのは、どんなリールなのでしょうか?
10位:シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG
第10位はシマノの17 カルカッタコンクエスト BFS HG。
ブレーキユニットを無くした軽量スプールを搭載し、スプール自体に直接ブレーキをかけるFTBシステムを採用しています。そのため、200グラムの軽さを備え、キャスタビリティにも非常に優れたベイトフィネスリールです。
また、静かでスムーズな巻き心地のマイクロモジュールギアを搭載している点も魅力でしょう。
スモールプラグを使ったバスフィッシングや、渓流ベイトフィネスの釣りを楽しむアングラーから、シーズンを目前にして人気が集まったのかもしれません。
シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG
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9位:ダイワ 20ソルティガ
9位には、ダイワのソルティガ 20年モデルがランクイ。オフショア最高峰のリールと謳われるソルティガの最新モデルということもあり、いち早く手に入れたい釣り人が多かったのでしょう。
今回、最も人気が集まったのはヒラマサキャスティング・キハダ・GTなどに最適な14000-XHでした。
ボディとフレームが一体生成されるモノコックボディに、従来より強度の高い大型のギアを搭載。
優れた耐久性や滑らなかな巻き感はもちろん、ワッシャーを14枚組みこんだ次世代ドラグシステムによって、耐久性や最大ドラグ力も高められた、アングラーの夢を実現する逸品です。
ダイワ 20 ソルティガ 14000-XH
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8位:シマノ 18 ソアレ BB C2000SSPG
第8位にランクイン「ソアレBB C2000SSPG」。
ソアレBBは、GフリーボディーやHAGANEギアを採用したライトソルトゲーム用のエントリーモデルで、リールフットとハンドル部分のグラデーション塗装が特徴的。
C2000SSPGはスーパーシャロースプールを搭載し、2000番ながら1ランク小さいボディを採用したモデルです。また、ゆっくりと巻き上げる、軽い巻き上げ感が魅力のパワーギア仕様。
実売価格は1万円台と手に入れやすく、ライトゲームをあまりしない釣り人でも、思わず手に取ってみたくなるリールかもしれません。
シマノ 18 ソアレ BB C2000SSPG
同率8位:シマノ 18 アンタレス DC MD XG
同率8位に、シマノの18 アンタレス DC MD XGがランクイン。シマノ アンタレスDC MD XGは過去のランキングでも続けてランクインを見せている、根強い人気を誇るハイエンドモデルです。
バスフィッシングでのビッグベイトの釣りや、世界中の大物をターゲットに釣りを楽しむアングラーにとって、憧れのモデルと言っても過言ではないかもしれません。
最大ドラグ力6キロと、大物を釣り上げる上で求められる性能を備え、尚且つソルトウォーターにも対応可能。
XBブレーキは8段階設定で、Fモード設定なら空気抵抗の大きい大型ルアーでもストレスなく釣りを楽しむことができます。フィールドを選ばないだけでなく、扱いやすそうな点でも支持を集めています。
シマノ 18 アンタレス DC MD XG
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6位:シマノ 19 ヴァンキッシュ
第6位はシマノ ヴァンキッシュの19年モデル。
アジングに最適な1000番からライトショアジギングに最適な5000番までの18機種がラインナップしていますが、今回はブラックバスや中本流ネイティブトラウトに適したC2500SHGと、ライトソルトゲームや管釣りに適したC2000Sが特に人気を集めていました。
コンパクトで軽く、手返しの良さや巻き感度の高さを備えたハイエンドモデルで、ロングストロークスプールが採用されたことにより、遠投性能も向上しています。
上位機種のステラを思わせる高スペックに惹かれる釣り人は少なくないのでは。
シマノ 19 ヴァンキッシュ C2500SHG
▼19 ヴァンキッシュを詳しく解説します
次項、注目のTOP5を発表!
5位:シマノ オシア コンクエスト CT
第5位に、シマノのオフショアゲーム用両軸リール、オシアコンクエストCTがランクイン。
フォールスピードや水深を表示するカウンター機能を搭載しながら、ジギングなどヘビーな釣りに求められる「強力なパワー」も備えたモデルです。もちろん、フォールレバーを操作することでフォールスピードを調整することが出来ます。
2018年発売当時は今よりもさらに高価なリールでしたが、2020年に入って価格が下がってきたことが、オシアコンクエストCTの売り上げが伸びてきている要因の一つかもしれません。
ジギングやタイラバ、泳がせ釣りなど各方面で活躍間違いなしのリールでしょう。
シマノ オシアコンクエストCT 301HG
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4位:シマノ 20 SLX DC 70
第4位は、シマノ SLX DC 70。2020年2月に発売が開始されたばかりですが、先月のベイトリールランキングでも上位にランクインしています。
キャスティング前半のブレーキ補正が効く「I-DC4ブレーキ」を搭載しながらも旧作同様のハイコストパフォーマンスさで、幅広い層のアングラーから人気を集めています。指し色の濃いブルーが目を引くデザインも健在です。
I-DC4ブレーキはエントリー層にも嬉しい技術で、4段階のシンプルなダイヤル設定でもしっかり飛距離を出しつつ、バックラッシュなどのトラブルを軽減。
さらに、優れた剛性を誇るHAGANEボディや、立ち上がりのスムーズなMGLスプールなどが採用されており、しっかりとした基本性能を備えています。
シマノ 20 SLX DC 70XG RIGHT
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3位:ダイワ 20 ルビアス
第3位に、ダイワ ルビアスの20年モデルがランクイン。
今年2月に発売開始されたばかりで、旧モデルより25グラムの軽量化が為されながらも、モノコック×ZAION構造によるパワーとの両立が図られています。今回は特に2500~4000番の売り上げが伸びました。
さらに、精密でノイズレスなタフデジギアが搭載され、旧作より6グラムも軽いエアローターを採用。これによる軽く滑らかな回転も魅力の一つでしょう。
2500以下の番手には、より繊細な釣りに適した「フィネスカスタム」タイプもそれぞれラインナップしています。
ダイワ 20ルビアス LT2500S-DH
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2位:シマノ 20 ツインパワー
第2位は、シマノのツインパワー 20年モデルです。
20年モデルには、なんと18ステラにのみ採用されていた金属ローターが搭載され、高次元での高剛性が実現されています。今回は、C5000XGの売り上げが最も伸びた結果となりました。
2020年3月に発売開始のため、2月はまだ予約の段階。しかし、ミドルレンジの価格帯で、超高剛性且つ軽いリールを手にすることが出来る魅力に、ジギング・キャスティング界の釣り人達が惹かれない筈もありません。
シマノ 20 ツインパワー C5000XG
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1位:シマノ 20 メタニウム
第1位は、この3月に発売が開始されるシマノ メタニウム 2020年モデル!
海水使用可能なミドルレンジモデルで、高剛性のマグネシウム合金を使った一体形成ボディを採用し、自重175グラムという軽さも備えています。
2月中はまだ予約の段階でしたが、発売開始前から寄せられている期待の大きさが窺えますね。
真鍮製ギアの搭載による、優れた巻き心地と確かな強度も魅力。さらに、スプール径34ミリの「MGLⅢ(マグナムライトスプールⅢ)」が採用され、飛距離の伸びやキャストの正確さを向上させています。
これにより、ライントラブルの回避が容易となり、高い遠投性能だけでなく軽やかな立ち上がりも実現されそうです。
シマノ 20 メタニウム HG
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2020年、新しい出会いの予感。
2020年3月の楽天市場リールランキングは、いくつかの新商品が予約・発売開始となったことで、これまでとは打って変わるような大きな変動がみられました。
ブランドやシリーズを一纏めに見ると、2000番に人気が集まり、大型の番手が数を伸ばしていたようです。