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夜光虫

赤潮の一種?|“夜光虫”が光る海で、魚が釣りにくい理由

ナイトゲーム中、ラインやルアーの軌道がぼんやり光ることがあります。その原因となるのが「夜光虫」です。夜光虫が釣りに与える影響や、理由をまとめました。

目次

アイキャッチ画像:PIXTA

海が怪しく光らせる夜光虫

夜光虫

出典:PIXTA

普段ナイトゲームを楽しんでいる釣り人なら、ぼんやりと青く光る海を1度は経験されたことがあるかもしれません。

光っているものの正体は「夜光虫」と呼ばれるプランクトンの一種で、日本近海でよく見られるのはノクチルカという種です。

この夜光虫……。釣りにとっても悪影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。

ノクチルカは「赤潮」の一種

赤潮

出典:PIXTA

ノクチルカは直径2ミリほどになる大きな原生生物で、球のような形に触手と鞭毛を持っています。赤潮を形成する代表的な種のプランクトンです。

春夏の海水温が温かくなる時期によく大量発生しますが、比較的規模が小さく、毒性もないと言われています。

刺激に反応して光る!

夜光虫

出典:PIXTA

夜光虫は、物理的な刺激を受けると光るという特徴があります。

よく波打ち際で明るく光る様子が見られるのはそのためです。

ルアーやラインの軌道が光って見えるのも、その特徴によるもの。夜光虫の発光が、ルアーやラインを悪目立ちさせてしまいます。

次項、夜光虫って釣りに悪影響なの?

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