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ミリオネアCT SV

ミリオネアCT SVは巻物好き必見! 10年ぶりにリニューアルしたダイワの名作を調べてみた

ミリオネアはダイワの名作丸型リールです。2008年にリリースされた前作からはオフショアでのソルトゲームを想定したベイトリールになっていましたが、2019年に待望のフルモデルチェンジ。CTやSVなどのニューコンセプトを身にまとったバスフィッシング用巻物リールを徹底解説していきます。

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目次

アイキャッチ画像提供:釣具のポイント

ダイワ ミリオネアCT SVについて

ミリオネアCT SV

出典:DAIWA

ミリオネア CT SVはダイワから販売されている丸型ベイトリール。オールマシンカットボディを採用することで、リーリング時のブレを最大限まで取り除き、スピナーベイトやクランクベイトなどのファーストムービングルアーの扱いに特化したベイトリールに仕上がっています。

名作ミリオネアが軽量ルアーに特化したニューモデルとしてリニューアル

ミリオネアはダイワのバス用丸型リールの名作として古くから愛されてきたモデル。2008年以降はオフショアでのソルトウォーター用として活躍の場を移していましたが、約10年を時を経て軽量ルアーに特化したバス用のニューモデルがリリースされました。

ミリオネア CT SVのラインナップと基本スペック

70H/70HL

ギア比6.3
自重210g
最大ドラグ力5kg
巻き取り長さ59cm
ナイロン糸巻き量12lb-35〜70m、14lb-30〜60m

6.3のギア比を採用したノーマルギアモデル。左右のハンドルが用意されており、スピナーベイトやクランクベイトの扱いに長けている、巻物専用モデルです。引き抵抗の感じやすいディープクランクなどをメインに釣りを組み立てたい方にぴったりのモデルです。

 

70SH/70SHL

ギア比7.2
自重210g
最大ドラグ力5kg
巻き取り長さ67cm
ナイロン糸巻き量12lb-35〜70m、14lb-30〜60m

7.2のギア比を採用したハイギアモデル。左右のハンドルが用意されており、テンポよく広範囲を探る釣りにおすすめです。ハイギアを使った巻物はルアーの感度を感じやすいため、繊細なバイトを確実に取りたいシチュエーションではハイギアモデルが大きな効果を発揮します。

ダイワ ミリオネアCT SVの特徴

ミリオネアCT SV

出典:DAIWA

ダイワ ミリオネアCT SVは現代のバスフィッシングシーンに対応するための、ダイワの最新テクノロジーがふんだんに盛り込まれています。丸型リール特有のブレないリーリングだけではない、様々な特徴を見ていきます。

トラブルを最小限に抑えるSVコンセプト

出典:DAIWA

バックラッシュを最小限に抑え、キャスト精度を飛躍的にアップさせるSVコンセプト。それぞれのルアーに合わせたブレーキセッテイングも簡単にできるため、ミリオネアCT SVの最大の魅力である軽いファーストムービングルアーの扱いやすさにも大きく貢献しています。

ピッチングとキャスティングが快適に決まるエアブレーキシステム

エアブレーキシステム

出典:DAIWA

ミリオネアCT SVに採用されるエアブレーキシステムは、ピッチング時には軽い力でもルアーの飛距離がアップし、キャスティング時にはしっかりとブレーキが効くため、一つのブレーキシステムで2種類のキャストを高次元に楽しめます。2種類のキャストを使い分けることになるバスフィッシングにおいては大きなメリットになる特徴の一つです。

ビッグバスとも安心したファイトが楽しめるUTD

UTD

出典:DAIWA

ドラグには滑らかな滑り出しが魅力のUTDを採用。50センチを超えるデカバスがヒットした際も安心したファイトが楽しめます。もちろん、締め込んだ際には最大で5kgまで対応するドラグ力を発揮するため、ターゲットやシチュエーションに合わせたドラグワークが可能です。

ダイワ ミリオネアCT SVを人気機種と比較してみた

各メーカーからはファーストムービングルアーの扱いに特化した様々な丸型リールが販売されています。ここではそんな丸型リールの中から人気機種を3種ピックアップ。比較検証していきます。

ミリオネア

ミリオネア

出典:DAIWA

旧モデルに当たるミリオネア。オールマシンカットボディやUTDなどのテクノロジーは採用されていますが、オフショアでのソルトゲームを想定して作られており、ブレーキシステムやドラグ設定はバスフィッシングには不向きです。

リョウガ

リョウガ

出典:DAIWA

ダイワの丸型ベイトリールのハイエンドモデルとしてリリースされているリョウガ。価格はほぼ同じですがマグシールドやATDなど採用されているテクノロジーはワンランク上の印象です。ミリオネアCT SVに比べると深溝のスプール径を採用しており、扱うルアーについてはやや重めに特化しています。

カルカッタコンクエスト100

カルカッタコンクエスト100

出典:SHIMANO

シマノを代表する丸型ベイトリールの名作。巻き精度や感度には個人差があるものの、シマノのハイエンドモデルだけに巻き心地は抜群に良いです。バスフィッシングにぴったりの100番では扱えるルアーも豊富ですが、軽量なファーストムービングルアーに限ればSVシステムのあるミリオネアCT SVに軍配が上がります。

ダイワ ミリオネアCT SVはどんな人におすすめ?

10グラム以下の軽めのファーストムービングルアーを扱いたい方にぴったりのアイテムです。剛性も高く、引き抵抗の強い重量ルアーも充分扱うことができるため、巻物全般を扱うバーサタイルなベイトリールを探している方にもおすすめです。

ミリオネアCT SVは巻物族は要チェックの丸型リール

ミリオネアCT SV

約10年ぶりのフルモデルチェンジとなったダイワのミリオネア。ダイワのニューコンセプトで磨き上げられた性能はバスフィッシングの巻物というジャンルにおいて大きな力を発揮します。一見ややマニアックな丸型リールに思われがちですが、どんなシーズンでも巻物を愛する巻物族の方々にはぜひ手にとって触っていただきたい逸品です。