グラップラー プレミアムについて
グラップラープレミアムはシマノから販売されているライトジギング向けのベイトリール。カウンターとフォールレバーを搭載し、ライトジギングでの青物やタチウオに対応したミドルクラスのモデルです。
滑らかな巻きとフォールレバーを搭載したライトジギング用リール
シマノリールの最大の特徴である滑らかな巻き心地はもちろん、ライトジギングリールでは珍しいフォールレバーが採用されています。これによりフォールスピードを繊細にコントロールする事が可能となり、フォールバイトを取っていくような場合に威力を発揮します。
グラップラー プレミアムのラインナップ
150XG/151XG
ギア比 | 8.1 |
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自重 | 265g |
最大ドラグ力 | 5.0kg |
巻き取り長さ | 81cm |
PE糸巻き量 | 0.8-400m、1-330m、1.5-200m |
左右のハンドルを使ったXGモデルのみのラインナップ。1号のPEラインが300メートル以上巻けるスプール径であるため、水深が200メートルを超える中深海の釣りにまで対応することができます。
グラップラー プレミアムの特徴
グラップラープレミアムにはシマノが誇る最新テクノロジーが採用されています。ライトジギングリールを新しく購入しようと考えている方は、手持ちのリールの仕様と見比べてみましょう。
制御しやすい新設計の「フォールレバー」
最大の特徴がフォールレバー。レンジや魚種に合わせてフォールスピードを調整できるため、フォールバイトを積極的に拾っていくような釣りで活躍します。レバーはディテールや剛性はもちろん、操作性の高さも魅力です。
滑らかな巻き心地を可能にする「マイクロモジュールギア」
マイクロモジュールギアはそれぞれのギアの歯を細かく緻密にすることで、シルキーで高感度な巻き感をもたらします。深場からの回収を楽にしてくれたり、不意の大物に対しても安定感のあるファイトが楽しめるなど、多くのメリットが得られます。
オフショアゲームで必要不可欠な防水システム「Xプロテクト」
潮がかかる事が多いオフショアゲームではリール自体の防水性能も重要です。グラップラープレミアムはXプロテクトと呼ばれる強力な防水システムが採用されています。リール内部に海水が侵入しにくい構造としたり、パーツ自体に撥水処理を施す事で塩噛みやギアの腐食を最小限に留めてくれます。
グラップラー プレミアムで楽しめる釣り
ライトジギングはもちろん、様々な釣りに使える点もグラップラープレミアムの魅力。このモデルがマッチする釣り物を紹介します。
ライトジギング
中型の青物やシーバスを中心としたライトジギングはベストマッチの釣り。カウンターを装備しているため、タナ取りが重要なタチウオジギングにもぴったりのリールです。
ライトテンヤ
浅めのスプール径を採用しているため1号以下のラインを扱うライトテンヤにもおすすめです。カウンターでの繊細なタナ取りが可能なほか、フォールバイトが多発する状況でもレバーが活躍します。
グラップラー プレミアムを人気機種と比較してみた
各メーカーからはオフショア用のライトジギングリールとして多数のリールが販売されています。中でもスペックの近い3種類のモデルをピックアップし比較してみました。
グラップラー300
シマノから販売されているオフショア用ジギングリール。採用されているテクノロジーは同等ですが、スプール径はやや深めです。フォールレバーやカウンターが搭載されていないため、フォールスピードをコントロールする釣りには不向きですが、その分実売価格は安くなっているので予算に合わせて選ぶのが良いでしょう。
オシアコンクエストCT
シマノから販売されているオフショア用ジギングリールのハイエンド。本格的なジギングを楽しみたい方にはぴったりのアイテムですが、価格は1万円以上高価になります。ボディ剛性面ではやや劣るものの、マイクロモジュールギア、カウンター、フォールレバーと同等のスペックを備えたグラップラープレミアムはお値打ち感の高さが際立ちます。
キャタリナIC
ダイワから販売されているオフショア用のライトジギングリール。スプール径やギア比などのスペックも近いモデルです。自重は約40グラムほど軽いですが、剛性面ではグラップラープレミアムに軍配が上がるでしょう。
グラップラー プレミアムはどんな人におすすめ?
オフショアでのライトジギングの中でもタチウオや根魚といったフォールアクションが鍵を握る魚種におすすめです。カウンターが搭載されているため、ある程度水深があるエリアも繊細にカバーできるリールを探している方はグラップラープレミアムがおすすめです。
グラップラープレミアムでオフショアライトジギングを快適に楽しもう!
グラップラープレミアムはフォールレバーやカウンターが搭載されているため、ターゲットのレンジや活性に合わせて繊細なアプローチが可能です。対応する魚種も青物からタチウオ、根魚と非常に豊富であるためライトジギングリールを本格的に楽しみたい方は要チェックです!