シートラウトの画像

アメリカの大衆魚「シートラウト」をテキサスに求めて。

シートラウトはアメリカで人気のゲームフィッシュ。日本で言うと、シーバスのような大衆魚です。今回はそんなシートラウトを求めて、テキサス州ヒューストンに行ってきました!

目次

アイキャッチ画像提供:山根 央之

今回はスポッテッド・シートラウトを狙う!

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アメリカの大衆魚スポッテッド・シートラウト!

日本でいうとシーバスに当たる人気のゲームフィッシュです。

今回の釣行記は、テキサス州ヒューストンで人気のお手軽ボートシートラウトです!

シートラウトとは

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シートラウト(Spotted Seatrout)はマスではなく、ニベの仲間で、最大80センチ程度まで成長します。

西太平洋からメキシコ湾の沿岸に広く分布し、アメリカではゲームフィッシュとして、メキシコでは食用魚として人気があります。

なんでも、強烈な牙が生えているらしい! 見てみたいぞ!!

アメリカの大衆魚


シートラウトはストライパーやレッドドラムを抑え、米国ゲームフィッシュランキングで第7位に入る程の人気があります。

ちなみに、1位はバス、2位はクラッピー、3位はブルーギル。

やっぱり身近な魚が人気ということですね!


日本と同じように乗り合い釣り船があり、シートラウトを狙って毎日出船しています。

今回の釣行は、アメリカの釣り文化に触れたいと思い、敢えて大衆魚を狙ってみました。

難易度Gクラス


なんの準備もなく釣れるレベルの難易度Gクラス! ボートを予約したのも前日でした。

4時間釣行、レンタルタックルと活エサ込で420ドル。

日本のボートシーバスと同じような感覚ですね!


朝7時にボートドック兼エサ屋さんで待ち合わせです。

ヒューストンのダウンタウンから車で45分! ガルベストンという街から出港です。

まるで東京湾だ!


ベイエリアをボートで駆け抜けます!

今回は竿とリールしか持ってきていません。レンタルタックルも完備されているので、本当に手ぶらでも楽しめます!


一箇所目のポイントは捨石まわり。

空にはペリカンが舞い、水面には小魚とエビが跳ねています!

釣れそうだ!!

単純明快な仕掛け


この辺りはエビが多く生息していて、シートラウトも甲殻類が主食とのこと!

それにしても仕掛けがシンプルすぎる(笑)

でっかいウキにトリプルフックとガン玉。豪快ですね!

実釣開始!


一投目から浮きが沈みます!

というか毎投、投げればすぐに浮きが沈みます(笑)

エサ取りが多いぞ!


エサ取り第1号です! フエフキダイの仲間でしょうか?

初めての魚種は、小さくてもエサ取りでも嬉しいものです!


続いてはヘダイの仲間です! これも初魚種!

厄介なエサ取りでも入れ食いともなれば楽しいものです。

何だコイツは!?


エサ取りをかわして本命エリアでヒットしてきたのは、シープヘッド(Sheeps Head)!

模様こそイシダイに似ますが、クロダイに近い種類のようで、甲殻類やフジツボ類や二枚貝類を好んで食べるとのこと。

テキサスではシートラウトと並んで人気の魚! この魚も今日のメインターゲットです。


投入ポイントのコツさえ分かればシープヘッドが入れ食いに!

ルアーはどうだ!?


あまりにもシープヘッドが活きエビで入れ食いなので、ルアーを投げるとヒラメがヒットしました!

食味の良さとルアーへの反応の良さから、ヒューストンでは人気のターゲットです。


日本のヒラメと近い種で、アメリカではサザンフロンダー(Southern Flounder)と呼ばれます。

日本のヒラメ程大きくならず、最大でも90センチ前後ですが、数がとても多く、ちゃんと狙えば4時間で20匹以上釣れるのだとか!?


ヒラメの写真を撮っている間にもシープヘッドがヒット!

ここまで釣れるとは、さすがアメリカ!

水産資源が徹底的に管理されていて羨ましい限りです。

テキサスリグでもヒット!


シープヘッドに飽きてきたため、テキサスリグでボトムを攻めると、イシモチのような魚がヒットしました!

アトランティック クローカー(Atlantic Croaker)と呼ばれるニベの仲間で、最大で50センチまで成長するそうです。

ニベの仲間が連発!


お次はレッドドラム! これはシートラウトと並んで大人気のゲームフィッシュです。

フロリダではフィッシングトーナメントも存在する程。いつかちゃんと狙ってみたい魚ですね。

シートラウトだけ釣れない……?


朝の爆釣タイムが過ぎると、潮止まりも相まって沈黙モードに。只今午前9時半です。

残り1時間半。ガイドも釣りを始めてるし。こりゃ駄目かも……。

色んな魚、数も沢山釣れて大満足なんだけど、できればシートラウトも釣りたいところです。

シートラウト釣らせてください!


と、ガイドに頼み込むと……

ガイド:いつも朝のポイントで釣れるんだけどなー。ちょっと難しい釣りだけど最後にチャレジするか!?

山根兄弟:もちろん! どんな釣りにでも対応する自信はあるので!

ということで、最後のポイントへ移動してきました。

確かに激ムズw


橋桁スレスレにキャストし、流れに乗せてエサを送り込み、橋を超えたところでバイトするらしい。

ちなみに、川のように激流! エサが浮くと釣れないし、橋桁から離れるとエサ取りが。

そして一番厄介なのが……

根がかり連発!


底は捨石と流木だらけで、仕掛けが着底すると即根がかりです。

ガン玉の数を細かく調整しながら何度も流し直します。

待望のヒット!


キターーーー!!

綺麗にエサを底スレスレで流せたと思うと、引ったくるような強いアタリが!

橋脚に巻かれないようにドラグを締め込みます!

絶対バラしたくない!


橋脚さえかわせば、こっちのものです!

シートラウト来い! 頼む! シートラウトであってくれー!!

水面に上がってきたのは……?


ヨッシャーーーー!!

シートラウトだー!!!


無事ネットイン!!

やったぜ!!


嬉しすぎてガイドとハイタッチ!

めっちゃ簡単に釣れるものだと思っていただけに、油断してボウズになるところでした。

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スポッテッド・シートラウト! 来ました!!

スマートで格好良い魚体ですね。名前のとおり黒いスポットが入っています。

ウケクチなニベだー!!

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下顎が長いところが堪んなく格好良い!

オオニベよりもウケクチなんです!

確かに凄い牙だ!

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上顎には特徴である鋭い牙が2本!

下顎にも小さな牙がずらりと並んでいます!

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うーん。めっちゃ格好良いぜ!

マサもヒット!

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残り時間僅か! ギリギリで弟のマサにもヒットです!!

頼むからバレないでー。

無事ランディング!


ヨッシャ! これで兄弟仲良く帰れるぜ(笑)

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これがラストフィッシュとなり、納竿としました。

ガルベストンの海釣りはオススメ!

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ヒューストンへの出張などで滞在する方には、ガルベストンはとてもオススメな釣り場です!

フィッシングガイドも多数いますし、陸っぱりも楽しめるようです。

シートラウトは冬になるとトップウォーターのみでも沢山釣れるようなので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

画像提供:山根 央之

オススメの釣り具

カルティバ ST−46 スティンガートリプル


エサ釣りでもトレブルフックを使用するのがアメリカンスタイル。

針先の鋭さは釣果に直結するので、やはり日本製の物が一番です!


アメリカで淡水・海水問わずに活躍するのが、OSPのハイカット。ウォールアイやバスにも効果的です!

バークレー ガルプ! パルスワーム 3.2インチ


海外釣行時、とりあえず持っておくべきはガルプです!

筆者紹介

山根 kimi ヒロユキ

初めての1匹を求めて世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズ(兄)。

テレビ東京系列の人気番組”池の水全部抜く”や”緊急SOS”に出演。

餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。

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