大人の社会科見学。九ちゃんとマルキユーの釣りエサ工場に潜入してみた。

2019/12/04 更新

マルキユーの釣りエサ工場に潜入!門外不出の「秘密の液体」や「秘密の部屋」などに案内され、モノづくりへの情熱を肌で感じた1日でした。(編集部T)


 

工場へ遊びにおいでよ

 

ある日、こんな手紙が編集部に。

 


 

 


 

 

いや、字のクオリティ……。

 

 

☝︎ぼく(編集部T)と九ちゃんとの出会いは、遡ること約1年前。その時は強烈なキャラに圧倒されてしまいました。

 



手紙を要約すると、どうやら「釣りエサの工場見学にきてほしい」ってことみたいです。

 

マルキユー (株)に到着。


 

九ちゃんに招待され、またしても桶川市(埼玉県)までドンブラコ。

 


 

入り口の前で待っていると

 


 

いるなら、言ってくれ(笑)

 


 

事情により、早歩きはできないのである。

 


 

久方ぶりの再会。相変わらず、マイペースな九ちゃんです。

 

さっそく工場へ潜入

 


 

案内人は九ちゃん。そして社員の人たち付きそいのもと、工場内へ。

 

まずはじめに、マルキユーさんを語る上で欠かせない、“あるもの”について解説してくれました。

 


 

ここで製造される、数多くの釣りエサに使われているという「カイコのサナギ」。

 

製糸工場で不要になったサナギを、釣りエサとして転用したのがルーツだそうです。(昭和42年頃)

 

☝︎こちらは桶川工場の大黒柱、工場長の髭(ひげ)さん。

 

編集部 T
釣りエサを作りつづけて50年以上かぁ〜。マルキユーさんの「伝統を守る」ステキな姿勢を感じます。

作り方を見学させてもらうのは『チヌパワーVSP』


 

マルキユーさん、今イチ押しのチヌ用エサです。これがどのようにして出来上がるのか楽しみ〜。

 

九ちゃん
あ、でもこのエサにはサナギ入ってないんだけどね。


今までの説明はいったい?

 


 

やっぱりマイペースな九ちゃんです。

※マルキユーさんでは、魚の好みに合わせて最適な調合をしているため、サナギを使わないことも当然あるみたいです。

 

チヌパワーVSPの作り方を見学

原料を投入するエリアへ(3F)

※配合は門外不出のため、袋にモザイク処理をしています。

上の写真は、エサのもととなる原料を投入しているところです。

 


 

ちなみに「チヌパワーVSP」でだいたい20種類くらいの原料をブレンドしているそう。KFCのフライドチキン並に謎のレシピである。

 


 

ふと足元に目をやると、怪しげな黒いボトルが。

 


 

 

 


 

 

 


 

九ちゃん
やばい! 隠すのを忘れてた!(くわっ)



 

突如、穏やかだった九ちゃんの顔色が変わった。(気がする)

 

九ちゃん
これは研究員の汗と涙の結晶。言うならばマルキユーの財産。NASA級の国家機密なり……。



 

詳しくは話せませんが、「ULTRABITEα」なる集魚成分の要となる液体で、イギリスの政府機関とマルキユーさんの共同開発なんだそうです。(スケールでかすぎない?)

 

☝︎「いつも重い作業をありがとう」と、スタッフを労うやさしい九さま。

 


 

後半へつづきます。

 
>>Next Page:2Fでは九ちゃんが“おまじない”をかけているらしい。

材料を混ぜるエリアへ移動(2F)


 

2Fのフロアに到着。矢印の部分はというと

 


 

さっきの3Fにある、この投入口につながっています。

 

編集部 T
九ちゃん、ここではどんなことをしてるんだい?


九ちゃん
たくさん釣れるように、魔法をかけているんだ。マルキユーのエサがよく釣れるのは、ぼくのおかげだよ〜♪(てへ)


 


 

 

 


 

 

 


 

 

ウォンウォンウォンウォン……(機械音)

 

 


 

 

ウォンウォンウォンウォン……(機械音)

 

 


 

編集部 T
で、ほんとのところは?


九ちゃん
……。



 

頼れるちゃんとした大人、髭さん登場。

 

工場長・髭さん
ここでは材料が均一に混ざるようにミキサーで徹底的に攪拌しています。また、エサによっては着色もここで行っているんですよ。


※攪拌……かき混ぜること

 

編集部 T
ふむふむ。(大頷き)


九ちゃん
……。


☝︎特別にミキサーの中を覗かせていただいた。3Fで投入された原料たちが、均一に混ぜ合わさってます。(サラッサラ)

 

編集部 T
だいたいどれくらいの時間をこの工程にかけているんですか?



 

工場長・髭さん
攪拌する時間は、製品や原料によって変えているので一概には言えませんが、だいたい数分〜数十分の間でコントロールしています。



 

九ちゃん
……。



 

編集部 T
ほ〜ぅ。モノづくりに対するマルキユーさんのこだわりには感服です!



 

工場長・髭さん
私たちは創業以来、エサ作りに命をかけています。スローガンである「つれるエサづくり一筋」に嘘はありませんよ


九ちゃん
……。


工場長・髭さん
「どうしたら魚がもっと釣れるか?」。単純なことですけど、本当に奥が深い世界です。



 

編集部 T
マルキユーの人たちはホントに職人気質だなぁ。ぼくらもそんな風に「語れる大人」になりたいです。


 

あれ? 九ちゃん?

 

袋詰めの工程へ


 

いよいよエサ作りは最終工程に。いかにも“工業機械”といった感じのマシンがずらり。

 


 

 


 

袋詰めされた「チヌパワーVSP」が、ベルトコンベアーで運ばれます。

 


 

 


 

ここでローラーのようなもので、平にならされ

 


 

 


 

ロボットにより、自動で段ボールに。

 


 

ちょっぴりターミネーターみたいな世界観です。

 


 

そして釣具屋さんに出荷されていくというわけです。

いやー、おもしろかった。ちょっとロマンすら感じますね。

 
>>Next Page:お願い、ヒミツの部屋をのぞかせて。
 


帰り道、気になる部屋を発見

 

出荷されるまでの一連の流れを見学した一行。

控室まで戻る途中、こんな部屋を発見したのです。

 


 

編集部 T
はて? 研究開発室……。なんだか楽しそうな部屋じゃないの♪



 

九ちゃん
ここはヒミツの部屋なんだ。ごめんよ、関係者以外は立ち入り禁止だーい。


編集部 T
はいはい。一回はお断りして、結局入れてくるやつね。



 

笑顔なりに、“真顔”の九ちゃん。

 

九ちゃん
本当にダメダメ〜。ここではマルキユーの人たちが、毎日エサに関するあらゆることを研究しているの。トップシークレット!(シャキーン)


出典:pixabay
ここ研究室では、3つのチーム(基礎研究・製品開発・製品企画)により、釣りエサに関するあらゆる研究が行われているそうです。

マルキユーの釣りエサは、人の感覚で作られるのではなく、魚の生態に基づいた研究によって開発されます。

実際にエサを与えてから、魚を解剖(エサがどのように消化されているか調べるため)したりもするんだとか。

 

九ちゃん
ほかにもマルキユーの釣りエサが、お魚さんたちのお家を汚さないか(環境への悪影響がないか)も調べたりしているよ。


編集部 T
へぇ〜! それはすごい。

釣れることだじゃなく、環境への意識もちゃんと大事にした「ものづくり」をしているんだねぇ〜。


※東京海洋大学との共同研究、研究者からの指導により、環境に配慮した製品を開発しています。

 


 

そこまで言われると余計見たくなる。

 

編集部 T
たのむ。一瞬だけでいいから!

マルキユーの釣りエサがなんで釣れるのか? その真髄を知りたいだけなんだよ!


九ちゃん
……息が!息が!


という押し問答が続いたあと、九ちゃんがこんなことを。

 

九ちゃん
もし、どうしてもと言うなら「釣りフェスティバル2020」のマルキユーブースに遊びにきてよ。



 

なんと、どさくさに紛れて宣伝かいな!

 

九ちゃん
普段聞けないような“ここだけの話”を、マルキユー研究員から直接聞くこともできるよ。


編集部 T
なるほど(汗)


九ちゃん
それから「マルキユーLINE公式アカウント」に登録してくれた人には、ブースで特製プレゼントもあげちゃうんだから〜♪


編集部 T
まだ言うか(笑)



 

マルキユーLINE公式アカウントはこちら

 

マルキユーも出展!「釣りフェスティバル2020」

 


 

詳細はこちらから

 

次は「釣りフェスティバル」のブースで会おう。

 


 

出荷されていくマルキユー製品を背景に、夕焼けが美しい倉庫でお別れのカットをパシャリ。

 

また会おう、九ちゃん。次は1月の「釣りフェスティバル」だね!

 


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

 

 

おしまい。

 
撮影・文:TSURI HACK編集部
 

本記事で紹介したアイテム

ITEM
マルキユー チヌパワー VSP
内容量:3500g

関連記事



 

 

 

 

 

 

紹介されたアイテム

マルキユー チヌパワー VSP
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう

この記事のキーワード

TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!