釣りでも身近な存在の「サバ(鯖)」
青魚の代表格ともいえる「サバ」
釣りの対象魚としてはもちろん、スーパーや鮮魚店でも見かける身近なお魚です。
今回はそんなサバを捌いてから調理するまでをご紹介!
魚を捌いたことがない人でも簡単に捌けますので、ぜひチャレンジしてみてください。
「サバ」について
ということで、まずはサバについて簡単に勉強しましょう!
私たちが普段スーパーなどで見かけるサバですが実は種類があるんです。
主に食べられているのが「マサバ」「ゴマサバ」「ノルウェーサバ」の3種類です。
3種類の見分け方は主に体の模様で区別します。
ちなみに今回使用するサバはその中でももっともポピュラーな「マサバ」です。
栄養たっぷり!
サバは非常に栄養価の高い魚で、
血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)
カルシウムの吸収をサポートするビタミンD
脳を活性化させる働きがあるDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含みます。
安くて美味しいだけではなく、栄養価がとっても高い食材なんですね!
ということで早速サバをサバ(捌)いていきましょう!(笑)
サバの捌き方
①鱗をとる
実はサバにも小さな鱗があるので、包丁で表面の滑りと鱗を取り除きます。
②胸ヒレの裏から斜めに包丁を入れる
写真のように斜めから包丁を入れます。
③反対側からも包丁を入れ頭を落とす
反対側も同様に包丁を入れて、ここで頭を完全に落とします。
③お腹を開く
肛門から包丁を入れて、頭の方へ捌いていきます。
④内臓を取り出し血合いを洗う
これがサバの内臓です。内臓を取り出した後は、包丁の先を使い血合いも綺麗に洗い流します。
⑤水気をとる
洗い終わったら、サバの水気をとります。この時お腹の中までしっかりと水気を取ることが大切です。
⑥尻尾の付け根から切り込みを入れる
尻尾の付け根から切り込みを入れます。
⑦中骨の上から捌いていく
サバを横にした状態で中骨の上の包丁がくるようにして、骨に沿って捌いていきます。
サバは身が柔らかくで非常に捌きやすいので、このまましっほの付け根まで一気に捌きます。
⑧骨と身を切り離す
尻尾の付け根に切り込みを入れて、そこから先ほどとは反対側に包丁を入れていきます。
⑨完成
今回はサバが大きいので半身だけ使用しますが、3枚に下ろす場合は先ほどと同じ工程で反対側も捌けます。
ということで捌く工程はここで終了です。
サバの調理
サバ料理と言えば、〆鯖や味噌煮などいろいろな料理がありますが、今回はシンプルに塩焼きにしていただきます。
サバの旨味をダイレクトに味わいたい人にオススメです!
ということで、先ほど捌いた半身を食べやすいい大きさに切ります。
サバが大きい場合は火が通りやすいいように、切り込みを入れておくのがポイント!
次に全体に満遍なく塩を降ります。
サバは水気が多いのでこのまま10分放置して水気を出します。
10分後キッチンペーパーなどで水気をとり、あらかじめ温めておいたフライパンに
油を入れて温まったところにサバを投入!
この時は皮面から焼くのがポイントです!
中火で3分待ち、だいたい火が通ったところでひっくり返します。
おー!
すでにこんがり焼き色がついて美味しそうですね!
そしてこのまま片面が焼けるのを待って完成です。
完成!
切り身にしてからわずか15分でサバの塩焼きが完成です!
本当に焼いただけですがお味はどうでしょうか?
いざ!実食!
いただきます!
皮も食べれますので身と一緒にいただきます。
ジューシーな油のスプラッシュマウンテンやぁ〜!!!
大根おろしとの相性も最高で、ご飯が進むこと間違いなしです。
晩酌する方は酒の肴にもぴったりですね。
こんなに美味いのに、栄養価が高いって一石二鳥ですね!
ダイエットにも効果があるそうなので、女性にもオススメです♪
最後に
釣って楽しい、食べておいいしい『サバ』♪
料理が苦手な人でも捌きやすく、しかも小骨も少ないので食べやすいです。
ただ、
サバは「足が早い(鮮度が落ちやすい)」ので、
釣った際にはしっかりとシメて鮮度を保ちましょう。
自分で釣ったサバならうまさが倍増しますよ(笑)
今回はサバの捌き方をご紹介しましたが、魚を捌くのが苦手な人こそぜひ挑戦して欲しいお魚です!
この捌き方さえ覚えていれば、だいたいの魚も捌けるようになるので、
皆さんもマスターしてみてはいかがでしょうか?