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東京湾奥はシーバス釣りを学ぶのに最高のポイント!?高橋優介が語るその理由とは(2ページ目)

東京湾奥を代表する主なポイント

東京湾奥には様々なシーバスポイントがあります。

多種多様なフィールドが揃っているからこそ、様々なシーバスフィッシングのスキル向上に繋がると思います。

私自身、日本全国様々な場所に遠征しますが、東京湾奥で学んだスキルはどこに行っても必ず活躍してくれているのが、その証拠。

そんな東京湾奥のポイントを、大きく分けて3箇所ご紹介します!

大河川

代表的な東京湾奥の河川といえば「荒川」「隅田川」「旧江戸川」でしょう。最も認知されている河川でありアングラーの数も非常に多いです。

どの河川も流れが強く発生するので『ルアーを流して釣る』というシーバス釣りにおいて、基本中の基本の釣り方を学ぶことが出来ます。

川幅が300メートル以上あるポイントもあるので、ルアーを遠くへ飛ばす『遠投する技術』も必要になってきます。

運河

大河川があればそれらに結ぶ支流や運河も多く存在します。

特に人工的に作られた運河は護岸や橋脚といったストラクチャーが多くあるので『狙った所にキャストする技術』が必要になってきます。

また、このような場所はアングラーがエントリーがしやすく、シーバスに対して非常にプレッシャーがかかっているので『スレた魚に口を使わせる技術』が必要です。

流れの緩い港湾

海に近い港湾エリアでは『ベイトの接岸』がキーになる事が多いです。

ベイトの接岸は博打要素も大きくありますが、実際にフィールドに出て、沖にベイトが見える、鳥山がある、漁船の有無をヒントにするとベイトとの距離感が掴めます。

後は根気強く通ったり潮や風の状況から、ベイトの接岸タイミングを読みとる力をつけると、ベイトの接岸に当てることもできるようになります。

ベイトパターンも様々

春夏秋冬、1年を通して狙う事が出来るシーバス。ベイトが違えば使用するルアーも変わり攻略法も変わる。

ここでは代表的なシーズナルパターンをご紹介していきます!

春(3月〜5月)

まず代表的なのが『バチ抜け』と言われるイソメやゴカイ類が、産卵の為に地中から出て泳ぎ始めます。

シーバスにとってこれらのベイトは捕食しやすく、この時期産卵を終え体力を回復しているシーバスにはもってこいのベイトです。

しかし腕の差がモロに出る釣りの一つでもあります。隣で釣りしているのに10対1なんて釣果も……。

>> とても奥深い『バチ抜け』の釣り。短文では書ききれないので、攻略法についてはまた別の機会にでも……。

夏(6月〜8月)

川のシーバスゲームが面白くなる時期。

夏は日中に潮が大きく動く事と、プランクトンによる水の濁りが発生するのでデイゲームが成立しやすく視覚的にもシーバスフィッシングが楽しめます。

 

クロダイも高活性な時期でルアーに頻繁にアタックしてきます。

秋(9月〜11月)

東京湾で最もシーバス釣りが盛り上がるシーズン。サイズ、数共に期待出来る反面、アングラーの数も非常に増える時期。

ベイトはサッパ、イワシ、ボラ、コノシロ、サヨリと多種多様。答えが帰ってきやすい季節なのでスキルアップのチャンスです!

しかし魚が多いので2級、3級ポイントでも魚と出会う事が可能。ハマれば30匹以上の爆釣も夢ではないでしょう。

冬(12月〜2月)

一発大型が狙える季節。フッコサイズのシーバスは産卵の為、多くが湾奥から姿を消します。

しかし80cmを超える大型の魚が釣れる実績もたくさんあるのがこの季節。

ボートからコノシロについた大型シーバスを狙う『通称:ランカー便』が楽しい時期でもあります。

東京湾奥で人気ルアーの傾向は?

東京湾奥では、小さめのルアーが人気です。

もちろん大型のルアーも釣れるのですが、やはり小さいルアーの方がスレた魚に強く、使いやすいシチュエーションが多いのでしょう。

 

それと僕が重要だと思っているのがルアーの姿勢

水平に近いほど良いと考えています。特にスローでルアーを泳がせる場面では、姿勢が良いルアーと悪いルアーでは極端に反応が変わる事も。

スレた魚が多いからこそ、このような細かなことも考えてルアー選びをするのが重要だと思います。

 

また、季節毎や状況によっては、ベイトの混合パターンもあるので、使いこなせるルアーは多くあった方が有利です。

 

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