湖に “サバ” が居る!?
筆者の父は昔、よく渓流釣りに出掛けていました。
体調や年齢的な部分もあり、このごろはあまり釣りをしなくなりましたが、筆者の帰省のタイミングで一緒に釣りへ出かける機会もあります。
ある日、そんな父から「地元の湖で釣り上げた魚が青かった。サバのようだった」という話が。
まさか本当に、湖に鯖が泳いでいるのでしょうか……!?
正体はニジマスだった。
父によると、湖の青い魚の正体はニジマスで、「ブルーバックレインボー」と呼ばれ、釣りのターゲットとして人気があるようなのです。
ブルーバックレインボーは新種のニジマス?
ブルーバックレインボーとは、文字通り背中が青いニジマスのことを指しますが、新種の魚というわけではありません。
ニジマスが青くなる理由について、確かなことは分かっていませんが、カルデラ湖などの青い湖で生きるための保護色ではないか……と考えられています。
ブルーバックレインボーの生息地
青い色のニジマスは、北海道屈斜路湖(くっしゃろこ)や山梨県本栖湖(もとすこ)など、山上湖で生息するものが多いようです。
筆者の父がブルーバックレインボーを釣ったのは、カルデラ湖ではなくダム湖でしたが、そこは青く澄んだ湖で、ブルーバックレインボーが釣れると有名の釣り場です。
次項:ブルーバックレインボーを求め、いざ釣りへ!