愛知県フィールドレポートVol.2【2019年9月後半】
TSURIHACKアンバサダーの内田です。
少しずつ秋が近づいてきました。毎年地元エリア衣浦〜知多半島の9月は夏の潮を引きずるように高水温が続き、釣果の穴をあけてしまう季節。
クロダイの数が少しずつ減り、シーバスも秋の荒食いを始める前で活性はいまいちあがりきらない状態が続きます。
しかし、今年はちょっと傾向が異なるようにも感じています。
レポーター
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内田聖
愛知県在住。愛称はウッチーダ。仕事・家庭・釣りと3足のわらじを履き、日々奮闘中のサラリーマンアングラー。
APIAではプロスタッフ、BlueBlueではフィールドテスターと2社を兼任。イベントなどではトークショーを担当することも。
2019年初秋の傾向
今年は例年に比べ、河川内のベイトについたシーバスが徘徊する時期が少し早いように感じています。
ただやはり秋のハイシーズンとは違い、個体数は例年並みといった見方をしています。
こういった状況でこの時期ありがちなのは、ハイシーズンに実績の高いポイントでも、条件が揃わなければ釣果が得られないということ。
この時期はポイントにこだわらずランガンして、より条件の良い場所を見つけることが重要です。
特に今、地元エリアを攻略するのに優先順位が高い条件は「ベイト」です。
ベイト最優先で魚を探そう!
秋の荒食いである程度の数のシーバスが河川内に入り込むと、実績のあるポイントならベイトが少なくても釣れることが多いです。
しかし時期が早く個体数が少ないと、他より少しでもベイトの多いエリアに魚が付きやすい傾向があります。
つまり、「昨日はここでベイトが多く釣果も出たため、今日はベイトが少ないけども釣れるだろう」という思考パターンが成立しないのです。
マメにいろんな現場へ足を運んで、ベイトの状況を把握しているアングラーが強い季節と言えるでしょう。
使用タックル
■ロッド
APIA GRANDAGE STD83L
■リール
APIA VENTURA2508RH
■ライン
YGK UPGRADE X8 PE1.2
■リーダー
LEADER:SEAGUAR FLUORO 24lb
この日のヒットルアー
ベイトの種類も豊富
この時期の地元エリアではベイトの種類が豊富になっていきます。
最近の釣行で見かけたり、ルアーに付いてきたベイトとしてはイナッコ、ハゼ、モエビ、ヒイラギ、サヨリといったところです。
ベイトに一貫性がなく、使うルアーもトップからバイブレーションまで様々な種類が必要です。
多種類のルアーを用意しよう!
メインベイトはやはりイナッコなのですが、場所によって稚魚だったり、中くらいのサイズ、20センチくらいのサイズなど様々な状態です。
また潮回りや流れによってイナッコが定位するレンジにもばらつきがあるように感じています。
ルアーの種類、サイズ感、潜行レンジ等まんべんなく用意して、現場の観察と早めのルアーローテーションが必要ですね。
使用タックル
■ロッド
APIA GRANDAGE STD83L
■リール
APIA VENTURA2508RH
■ライン
SHIMANO PITBULL PE1.2
■リーダー
SEAGUAR FLUORO 24lb
ヒットルアー
ロッドポジションやリトリーブスピードの調整で表層~ボトムまでをカバーしてくれます。
時間がない時はこれ1つで探って、短時間で見切りをつける事が多いです。
秋のハイシーズンへ向けた準備の時期
私の釣行パターンの場合、短時間勝負となることが多いので“調査で終わる”ことも多く、個人的には難しいと感じる季節です。
しかし、この時期の地道な努力が秋のハイシーズンに繋がりやすいです。
前向きに状況把握だけでもしっかりやるようにしましょう。
デイゲームもしっかり調査!
秋はナイトゲーム・デイゲームどちらでも釣果を出せる良い季節です。デイゲームでもしっかりベイトを探していくと、魚の反応を得られています。
シャローエリアを広く探れる鉄板バイブは、地元のようなシャロー帯では使い易く、釣果も手堅いですね。
デイ&ナイト両方で釣行できるとチャンスは広がりますよ!
使用タックル
■ロッド
APIA GRANDAGE STD96ML
■リール
SHIMANO TWINPOWER C3000
■ライン
YGK UPGRADE X8 PE1.2
■リーダー
SEAGUAR FLUORO 25lb