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辛口リールマニアが「リールの防水性能」に物申す!(2ページ目)

防水性能が上がったメリット

リールの寿命が伸びた

リールの画像

提供:佐藤稜真

防水性能が上がったことにより、リールの耐久性が向上したのは事実でしょう。

ボディは樹脂素材も多く普及していますが、内部のドライブギアやピニオンギア、ボールベアリングといったパーツは錆に弱い金属製です。

これらのパーツはグリスやオイルによって錆から守られていますが、どちらも水には弱い特性があります。

そのため、防水性能が向上したことによってグリスとオイルの流出が少なくなり、内部パーツの寿命が飛躍的に伸びました。

トータルコストが低くなった

リールの画像

撮影:TSURI HACK編集部

内部パーツの消耗スピードが落ちるということは、維持費が低下したと言い換えることができます。

一昔前のリールだと、オーバーホールに出したら「ベアリングを5個交換するので、工賃含めて1万円!」なんてこともよくありました。

また、水没してしまった場合は“新品を買えるぐらいの費用”が掛かるのも当たり前でしたが、最近のリールはそんなことも少なくなっています。

本体価格は少々高くなりましたが、とくに中級・高級機種のトータルコストはかなり低くなりました。

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