【飛距離アップ】メタルジグを誰よりも飛ばしたい!試行錯誤の末に行き着いたキャスト方法とは

2019/09/03 更新

ショアジギングでメタルジグをぶっ飛ばしたい!これは多くの釣り人の望みだと思います。これは僕も同じです。どうしたら飛距離が伸びるのか?試行錯誤の末に行き着いたキャスト方法、メタルジグの投げ方を紹介します。


アイキャッチ画像提供:六畳一間の狼 SUU

ジグをぶっ飛ばしたいんだー!


多くのショアジギングアングラーが思う「メタルジグの飛距離を伸ばしたい!」という願望。

ぼくも同じことを思っているひとりで、様々な工夫と練習を重ねてきました。

今回は、ぼくが実践している“メタルジグの投げ方”をご紹介します!

その名はサーブキャスト


とにかく遠投をするためにたどり着いたキャスト、ぼくは「サーブキャスト」と呼んでいます。

テニスのサーブに似ていることから、この名前で呼んでいます。

本当に飛距離が変わるのか

本当にメタルジグの飛距離が伸びる。これを証明しなければ、紹介することはできませんよね。

というわけで、通常のキャストと飛距離を比較してみました!

タックルは9フィートのサーフロッドにカルディアLT4000CXH。

PEラインはアバニキャスティングPEマックスパワーの1号、ルアーはRサーディン30グラムを使用しています。

通常のキャスト


向かい風2メートルと、計測するには悪くない状況。

まずは普通のオーバーヘッドキャストから。
1投目 92メートル
2投目 95メートル
3投目 91メートル
平均 93メートル

サーブキャスト


本命のサーブキャストの計測。
1投目 104メートル
2投目 100メートル
3投目 99メートル
平均 101メートル

結果は……9パーセント増し!


サーブキャストのほうが約9パーセントも飛距離が出るという結果がでました!

正直なところ、ここまで差が出ているとはぼく自身も驚きです。

……みなさんもサーブキャストの実態が気になってきましたよね?

サーブキャストのやり方


いよいよサーブキャストのやり方です!

まずは流れで確認!

 

垂らしの長さ


キャスト時の垂らしの長さは、ロッドの半分より少し短いくらい。

下から2番目のガイドと同じくらいの長さです。

ルアーを後ろ方向へ1回転


投げたい方向に対して垂直の向きになるように、ルアーを回しながら上に振り上げます。

力強く回すのではなく、やさしくフワッと持ち上げるようにするのがコツです。


後ろから見るとこんな感じ。

円を描くように振り上げてください。


上にあげた勢いをそのままに、体の後ろ側までルアーを持ってきます。

この時、ロッドは両手でしっかりと握り、フルスイングする準備をしておきます。


ルアーが写真の位置に来たくらいのタイミングで、ロッドに掛かる重さが急に増してきます。

遠心力が掛かったところでフルスイング


竿先の感じる重さが増したのは、遠心力がしっかりと掛かっている証拠。

そのタイミングがフルスイングし始める合図です。


写真の位置にルアーが来ているタイミングで、すでにロッドを振り始めています。

ロッドにはすでにかなりの力が掛かっています。


フルスイングし始めると、ルアーは遠心力とスイングのスピードで急加速します。


そのままロッドを振り切ってしまってください!

ロッドは縦に振るのではなく、斜めに振るスリークウォーターキャストです。

ルアーの軌道はこんな感じ


ルアーには回転の力が加わっているので、サイドキャストのように横をぐるりと回るような軌道を描きます。


投げている感覚よりもかなり外側を通っているので、ルアーにはかなり強い遠心力が掛かっているはずです。

キャスト完了


リリースのタイミングがばっちり決まれば、思い通りの方向に大遠投をかますことができます。

動作で振り返り


いかがでしょうか?

実際にキャストしているのを見れば、“テニスのサーブ感”が伝わるかと思います(笑)


どうして飛距離が伸びる?


でも、どうして飛距離が伸びるのでしょう?

初速が速い


サーブキャストはルアーで円を描くようにし、ロッドにウエイトをのせています。

つまり、通常のキャストに比べて“溜めの時間”が長いということ!

結果、ルアーを打ち出す瞬間の初速が速くなり、飛距離が伸びる……というわけです。

ロッドをフルに活かせる


サーブキャストの特徴である“ルアーを回転させる動き”によって、ルアーには強い遠心力が掛かります。

遠心力+ウエイトの両方がロッドへと伝わり、バットまでしっかり曲げ込むことができるんです。

ストロークが長くなる


ショアジギングをされる方なら、イメージがしやすいかと思います。

サーブキャストは頭上を回すようにストロークを取ります。

つまり、直線で加速するオーバーヘッドよりもストロークが長く、ルアーに十分な力を伝えることができるんです。

タックルセッティング


エギングロッドやシーバスロッドでも可能ですが、どれも共通して“ハリの強い竿”の方が投げやすいです。

柔らかい竿でも投げられないことはありませんが、キャストの瞬間に曲がりすぎてしまい飛距離が伸びない可能性があります。

投げやすいルアーの重さ


サーブキャストの場合、ロッドの適合ルアーウェイトの最大より、少し軽いウェイトが投げやすいです。

マックス40グラムのロッドなら30グラムくらいがちょうどいいところ。

ロッドによって投げやすい重さは変わるので、お手持ちのロッドの投げやすい重さを探してみてください!

注意点


サーブキャストを行う上で注意しなければならないことがいくつかあります。

周囲に何もないことを確認する


サーブキャストはルアーを大きく回転させながらキャストするので、後ろだけでなく左右にも広い空間が必要です。

周りに何もないことを確認し、近くに人がいる場合は絶対に行わないようにしましょう。

練習が必要


サーブキャストは方向のコントロールが非常に難しいキャストです。マスターするには練習あるのみ……!

何度も繰り返しキャストして、ロッドを振る位置や感覚、リリースのタイミングを体に覚えさせましょう。

練習のコツは、いきなりフルで投げずに5割くらいの力でやさしく投げながら感覚を覚えることです。

ラインをしっかりチェックする


サーブキャストはかなりの力が掛かるので、ラインは常にチェックしましょう。

傷が入っていたら簡単に切れてしまうので、リーダー・PEライン共に常に万全な状態でキャストしてください。

特にラインに指をかけるところが傷みやすいので要注意です!

フィンガープロテクターは必須


サーブキャストは指に掛かる力もかなり大きいため、素手のままでは指が切れてしまいます。

フィンガープロテクターの使用は必須です!

無理は禁物!


サーブキャストは、通常のキャストよりも大きな負荷がロッドに掛かります。

メタルジグのキャストに慣れている方が、自己責任で楽しんでいただければと思います。

遠投は強力な武器になる


サーフの釣りにおいて遠投は強力な武器です。

もし興味がある方はサーブキャストを試してみてはいかがでしょうか?

関連記事


このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう

この記事のキーワード

六畳一間の狼 SUU

YouTubeで釣りチャンネル「六畳一間の狼」のSUUとして釣り動画を配信するユーチューバー。バカが付くほどの釣り好きで釣具量販店に就職。その時の知識と経験を活かし、釣りの楽しみを世の中に広めるために日々奮闘中。

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!