ジギングがしたいの
こんにちは。編集部Kです。元々バサーで、ソルトはショアゲームを少々やる程度のわたくし。
しかしながら、周囲の経験豊富な編集部員にそそのかされ、オフショアルアーゲームへの興味がモリモリと……。
特にやってみたい欲求に駆られたのが「ジギング」でした。
ジグをしゃくれば、ショアからでは到底お目に掛かれない大きくて美味しい魚がうなるほど釣れる。。。
そんな魔法みたいな釣り、やってみたいに決まってるやないかーい!
しかしそんなに金は出せんぞ!
一応釣り人の端くれなので、釣具の性能が金額に比例することは痛いほどわかっています。それなりの金額を出せばちゃんとしたロッドもリールも手にできる。
しかし他の釣りもやりつつという事情から、ロッドに掛ける予算は「1万円台」に設定しました。貧乏編集者でさーせん。
グラップラーBB、お前に決めた
こうして始まったオフショアゲーム用ロッド探しの旅。
リールはバス用のベイトリールを転用することを前提に、以下のスペックで様々なメーカーの物を漁ります。
・6フィート前後のベイトロッド
・バーチカルゲームが出来ればOK
・適合ルアーは60~150グラム前後
・対象魚は中型までの青物、マダイ、タチウオ
・1万円台前半キボンヌ(超重要)
そんな中で目に留まったのが「グラップラーBB B632」でした。
6.3フィート、ジグウェイトMAX150グラム、特にハイスペックなわけではなさそうだけど、汎用性重視の設計で予算内に納まる価格。
次の土曜にタチウオジギングで使う予定だった事もあり、気が付いたら指が購入ボタンをタップしていました。(ネットおよびスマホの恐ろしさ)
初陣はタチウオジギング
届いた2日後、タチウオジギングで初おろし!
リールこそ手持ちだけど、初めてのタックルって無条件にテンションが上がりますなぁ。
とにかく軽いんだこれが
実際に使ってみて即感じたのが「軽さ」。
活性が高い時間帯にワンピッチジャークを千本ノック状態でこなしていましたが、タックルの軽快さのお陰で疲れを感じる事はありませんでした。
エントリークラスながらリールシートには軽さに優れたCI4+が採用されていて、なかなか侮れないロッドです。
100gを超えるジグのシャクリも楽
東京湾のタチウオジギングでは100~150グラムのジグが主戦力。
B632で設定されているジグ重量のほぼ上限にあたりますが、バットパワーがしっかりしてるので思いのほか楽にジャークできます。
ジグの形状にもよるところはありますが、引き感の軽いものならもう少し上の180や200グラムのジグでも問題なさそうな余裕すら感じられました。
しなやかティップでショートバイトもちゃんと掛かるんよ
朝まずめを過ぎた時間帯はタチウオも気難しくなるのか、ショートバイトが多発!
この時に感じたのが「ティップのしなやかさ」。
当たるけど乗らない! みたいな声が周りから聞こえる中でもしっかり魚を乗せて掛けられてました。
まさかの初タイラバでも活躍
初心者というのは怖いもの知らずなわけでして、無謀にも初めてのタイラバにもこのロッドで挑戦しちゃいました。
結果、初挑戦にして真鯛とコモンハタをゲット! ラッキーとしか言いようがないダロ!!
とは言いつつも、グラップラーBB B632のしなやかティップは真鯛特有のコツコツくる前アタリにも追従し、針掛かりまで仕事をしてくれていました。
タイラバにもバッチリ! とはいい難いものの、とりあえずこの1本でタイラバもこなせる「万能さ」があるロッドではありそうです。
グラップラーBB、お値段以上でございます
グラップラーBB、わりと突貫で購入まで至ったものの、使ってみて「お値段以上だわぁ」と感じています。
特に私みたいなオフショア初心者なら、これ一本買っておけば間違いなさそう。
これから夏に向けて青物ジギングも本格化するシーズン。船上の右腕としてバリバリ仕事してもらおうと思います!
シマノ グラップラーBB B632
自重:109g
継本数:2本(バットジョイント)
仕舞寸法:143.2cm
適合ルアー:MAX150g
適合ライン:MAX PE2.0号