これがリールを分解した全体図。ラインローラーとハンドル以外は全バラ状態です。全パーツの洗浄を終えて、組み上げていきます。
元通り、整然と組み付けていきます。
長さの異なるビスには注意! めちゃくちゃ似ていますが、どれがどこに刺さっていたか覚えていないと動作不良を起こすので厄介です。
最後にローターのナットを締める作業。ここを締めて、動作確認をする時が一番緊張します。
組み上がった図。汚れたキッチンペーパーが戦いの激しさを物語ります。
ちなみに、パーツを洗浄した後の液はこんなに真っ黒に!
果たして記事化されるのか!?(されてるけど)
リールマニア佐藤
どうでしょう?
編集部しみけん
む!むむむむむ!!
リールマニア佐藤
!?
編集部しみけん
やるやん。ゴロゴロ感がないわ。しかもかなり初動が軽くなってるな
リールマニア佐藤
でしょ?
編集部しみけん
ただ分解するだけでこんなに変わるねんな~
リールマニア佐藤
いやいや。ただ分解洗浄しただけじゃなくて、何度も微調整しながら組付けたんですよ
編集部しみけん
なるほど。その辺が「メーカーに任せて」っていつも言ってる理由ね
リールマニア佐藤
そうですね。ビスの締め具合によっても巻き心地が変わるんで。だから個人でOHをやっても改悪になることが大半なんです
編集部しみけん
佐藤ちゃんってホンマにリールマニアやってんな~。疑ってたわ(笑)
リールマニア佐藤
これからもリールマニアを名乗っていいかな?
編集部しみけん
いいとも!
筆者の紹介
佐藤稜真
某リールチューンメーカー在籍時、全国のイベントで年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つ。
中学生の頃からカタログのスペックを暗記するほどのリール好き。関東のフィールドでのエリアトラウト・シーバスフィッシングをメインにしている。