タチウオジギングは歯切れとの戦い?
タチウオジギングは、女性でも手軽に楽しめるオフショアジギングの入門として人気が高まっています。手軽に始められることに加えて、数釣りを楽しめたり、『ドラゴン』と呼ばれる大物を狙えることでも知られています。
しかし、タチウオは鋭い牙を持っているので、リーダーにミスバイトしたり、リーダーに牙が触れるようなことがあると容易にリーダーが切れてしまう歯切れも多い釣りでもあります。
太さ、長さは?タチウオジギングリーダーのセッティング
ということで、PEラインにリーダーを結束する基本的なセッティングに加え、歯切れ対策を施したセッティングもあわせて紹介します。
ラインシステム(太さ、長さ、素材)
タチウオジギングのラインシステムの考え方は2通りあります。
①PE0.8〜1号 + フロロリーダー20〜30ポンドを1〜2ヒロ + 接続金具の基本パターン
②PE0.8〜1号 + フロロリーダー16〜20ポンドを1〜2ヒロ + 先糸30〜40ポンドを50センチ + 接続金具の先糸パターン
活性が低くて食いが渋い時やミスバイトが少ない場合は、先糸を付けないシンプルなラインシステム①、コンスタントに釣れている高活性で、リーダーを頻繁に切られる場合は、牙対策を施した先糸を結ぶラインシステム②を利用すると良いでしょう。
単純に太いリーダーにすればよいと思いがちですが、食いに影響する場合もありますので、状況を見極める必要があります。
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結束方法
PEラインとフロロリーダーはFGノット、フロロリーダーと先糸は電車結び、リーダーと金具はジャンスィックSPノットなどを利用すると結束強度も十分で手軽に結束することができます。
▼FGノットの結び方はコチラ
▼電車結びの結び方はコチラ
▼ジャンスィックSPノット
ラインシステムを工夫してベストのセッティングを見つけよう
タチウオジギングは、だれにでも手軽に楽しめるジギングですが、鋭い牙によるラインブレイクの対策も必要な釣りです。
仕掛けを工夫するのも釣りの楽しみのひとつですので、リーダーや先糸の太さを工夫してベストなセッティングを見つけてみて下さい。
▼タチウオジギング入門の解説はこちら