ラインがキズついている(ささくれ立っている)
釣りをしていると知らぬ間にラインにキズが入っていることが多いです。キズが入ったラインはその部分に負荷が集中して切れやすくなってしまうので、マメにチェックを行ってラインブレイクを防ぎましょう。
ささくれや毛羽立ちがないかチェックし、キズが入っていれば、面倒でもその部分はカットするのが無難です。
ラインが劣化している
キズが入っていなくても、ラインが劣化しているとそれもラインブレイクの原因に。
特にナイロンラインでは新品であっても紫外線に当たっていたり、湿気が多い場所においていたりするとすでに劣化していることもありますので、保管時から注意しておく必要があります。
ラインが白っぽく変色していたり、指を滑らせたときに滑りが悪かったりしたときは注意が必要です。
ランディングネットを使っていない
ランディング時もラインブレイクが起きやすいタイミングです。無理な抜き上げはラインに強い負荷が掛かってしまい、切れる原因となってしまいます。
取り込みの際には、無理せずランディングネットを使うのが基本です。無い場合には、確実に抜き上げ出来る太さのラインを使っておきましょう。
フック(ルアー)をのまれている
魚種にもよりますが、肉食の魚の歯は鋭く、フックをのまれた状態では歯とラインが擦れ、切れるリスクが高まります。
適切なタイミングでフッキングを行ったり、使っているフックやワームなどを少し大きくすることでのまれる確率を下げることができます。
また瞬間的な合わせよりは、スイープなフッキングのほうが唇(口の外周)にフックを掛かりやすいともいわれます。
ラインテンションをかけないでフッキングしている
フッキングの瞬間にラインブレイクが起きてしまうことも少なくありません。特にラインが弛んでいる状態から瞬間的なフッキングをすると、ラインがショックを吸収しきれず切れてしまうことがあります。
ラインにテンションをかけた状態でフッキングすることを心掛け、合わせ切れを防ぎましょう。
それは、やるせないトラブル。
このように、ラインブレイクの原因の一端はアングラー側にもあるため、適切な対策をすることである程度防ぐことができます。
ラインブレイクをすると魚の口の周りにはルアーや針がついたままになってしまいます。(あまり、いい気持ちにはなれませんね)
今回ご紹介したような基本をしっかり押さえておけば、ラインブレイクの可能性を低くすることが出来ますので、ぜひ参考にしてみてください。